一粒の妥協も許さない「セレクション」へのこだわり!イタリア最高峰メルロー「レディガフィ」の造り手 「トゥア リータ」

2026/02/27

2026/02/06

ジョヴァンニ フラスコッラ氏 Mr. Giovanni Frascolla

一粒の妥協も許さない「セレクション」へのこだわり!唯一無二のテロワールを表現する哲学 「トゥア リータ」

イタリア最高峰のメルロー「レディガフィ」の造り手「トゥア リータ」の3代目、ジョヴァンニ フラスコッラさんが3年ぶりに来日しました。

今回ジョヴァンニさんが、何よりも大切にしている「セレクション(選別)」へのこだわりを熱く語ってくれました。土地の個性をそのままグラスに届けるため、一粒の収穫から熟成樽の微調整にいたるまで、驚くほどの情熱を注いでいる事。「100点満点」という栄光に甘んじることなく、ブドウ一粒一粒に誠実に向き合う姿勢に、以前にも増して進化し続ける謙虚さとプライドを感じました。

進化を続けるトップワイナリーの舞台裏を、ジョヴァンニさんの言葉とともにご紹介していきます。

    目 次
  • スヴェレートの鉄分と潮風がもたらすテロワール
  • 徹底した「セレクション」へのこだわり
  • ワイナリーの精神を表すトップキュヴェ「レディガフィ」
  • 初代ヴィルジリオが信じた「シラー」の大躍進
  • トップキュヴェと同じ樹のブドウが使われる「ロッソ デイ ノートリ」

スヴェレートの鉄分と潮風がもたらすテロワール

トゥア リータを象徴するキーワードは、「ミネラル感」「塩味」そして「セレクション」の3つ。ジョヴァンニさんはそう語ります。そのすべてのベースにあるのが、スヴェレートという土地の特別な個性(テロワール)です。

実はこの地は、ワイン産地としては全くの無名でした。3代目のおじいさんにあたる初代ヴィルジリオさんが、たまたま売りに出されていたこの畑を「偶然」購入したことからワイナリーの歴史は始まります。

火山由来の豊富なミネラル
スヴェレートは、かつての火山活動によるカルデラ構造の中にあります。土壌には酸化鉄などの鉱物がたっぷりと含まれており、地面の土を手に取ると、黒いマンガンの粒がはっきりと見えるほど。この鉄分やマンガンを豊富に含む土壌が、ワインに圧倒的な骨格とミネラル感を与えてくれます。

さらに興味深いのが、この土地を吹き抜ける「風」です。海から10kmほどの距離にあるこの場所には、西に浮かぶエルバ島にぶつかり、二手に分かれた潮風が、再び合流して勢いよく吹き抜けていきます。夏の間、絶え間なくこの潮風を受け続けることで、ブドウに独特の塩味のニュアンスが与えられるのです。西に浮かぶエルバ島で分かれた潮風が、合流して吹き抜ける

スヴェレートの土地がもたらす力強いミネラルと心地よい塩味。この「自然のギフト」をそのままグラスに届けるため、彼らは徹底した「セレクション(選別)」を行っています。

徹底した「セレクション」へのこだわり

「今日は、3年前のインタビューでは話しきれなかった、技術面での深いお話をさせてください。」そう言ってジョヴァンニさんが語りはじめたのは、土地の個性を引き出すための、徹底的な選別へのこだわりでした。

1本の樹から「究極の2房」を残して収穫する
トゥア リータでは1週間から10日間ほどかけて収穫を行いますが、なんと1本のブドウの樹に対して、4〜5回、多い時には6回にも分けて収穫を行います。通常のワイナリーでは考えられないほどの手間ですが、その理由はとてもシンプルなものでした。「人間も心臓に近い場所が最も重要ですよね。ブドウの樹も同じなんです。」

インタビューの中で図説していただきました。

トゥア リータでは、幹から左右に水平に枝が伸びるようにブドウを栽培しています。このブドウの樹の中心の幹を「心臓部」と考え、中心から遠い外側の房から段階的に摘み取っていく。そうして最後には幹に最も近い、わずか「2房」のブドウを残します。

最後まで残されたこの2房は、根から吸い上げられた栄養とエネルギーをたっぷりと蓄え、味わいや色、コクの成分が極限まで成熟します。こうして最高のタイミングで収穫された「究極の2房」が、トゥア リータの「レディガフィ」(メルロー)、「ジュスト ディ ノートリ」(カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルロ)、「ペル センプレ」(シラー)、等のトップキュヴェに使用されるのです。

そして選別は収穫した後も続きます。ブドウの粒を選り分ける工程において、人の目によるチェックに加え、4年ほど前から最新の「赤外線選別機」を導入しました。粒ごとの成熟度を瞬時に計測し、未熟な粒が混ざる可能性は「300万粒に1粒」程度という、驚異的な精度を誇ります。

ワインに寄り添うオーダーメイドの樽選び
さらには醸造に使う「樽」選び。フランスの9つもの樽メーカーが実際にワイナリーを訪れ、その年のブドウに最適な樽を一緒に選んでいくそう。木材の育った森から、焼き加減にいたるまで、細部にまで調整を重ねるその工程を、ジョヴァンニさんはまるで「サルトリア(フルオーダーの仕立て屋)」のようです、と表現していました。

ワイナリーの精神を表すトップキュヴェ「レディガフィ」

そんな「究極のセレクション」の頂点にあるのが、「レディガフィ」です。ジョヴァンニさんはこのワインを、「自分たちの精神を形にした、最も重要なワイン」だと話してくれました。

看板ワインから派生して誕生したワイン
「レディガフィ」は、もともとは別のキュヴェから派生して誕生しました。トゥア リータが1992年に初リリースし、いきなり『ガンベロロッソ』で最高賞トレビッキエリを受賞した、看板ワイン「ジュスト ディ ノートリ」。その数年後、このワインのブレンド用に用意していたメルローがあまりに素晴らしかったため、「このブドウだけでワインを造ってみよう」と決めたのが始まりでした。

「ジュスト ディ ノートリ」から生まれた「レディガフィ」ですが、その実力はすぐに世界を驚かせます。1997年に『ワイン スペクテーター』で100点を獲得、さらに2000年には『ワイン アドヴォケイト』でも100点を獲得するという、イタリアワイン界でも類を見ない偉業を成し遂げたのです。

80代の祖母リータさんが今でも選別に参加する大切なキュヴェ「レディガフィ」
彼らはその名声に甘んじることなく、常に「よりよい品質」を求め続けています。「レディガフィ」に使われるのは、先ほどお話しした、幹の近くにある「究極の2房」だけ。そして驚くべきことに、ワイナリーの名前の由来でもある初代ヴィルジリオさんの妻リータさんは、80代になった今でも、「レディガフィ」のブドウの選別にだけは必ず参加するそうです。最新の機械を取り入れた今でも、彼女が選別台に立ち続ける。その姿こそが、このワインが一家にとってどれほど大切かを物語っています。

世界一という栄光を背負いながらも、家族みんなでブドウ一粒一粒に誠実に向き合う。そのひたむきな姿勢が、「レディガフィ」を今も進化させ続けています。

初代ヴィルジリオが信じた「シラー」の大躍進

トゥア リータを語る上で、もう一つ欠かせないものがあります。それは、初代ヴィルジリオさんが特別な思い入れを持って植えた「シラー」です。

当時は周囲から反対され、あまり注目もされなかったそうですが、それでもヴィルジリオさんはこの地で育つシラーの可能性を信じて疑いませんでした。そしてその先見の明は、今、素晴らしい形で証明されています。トゥア リータのシラーは、昨今の気候変動にも、スヴェレートの土壌にも見事に適応し、今やイタリア屈指のシラーとして注目されるまでになったのです。

高品質なシラーから造られる二つの対照的なキュヴェ
現在、トゥア リータではこのシラーから二種類のワインを造り出しています。一つは、アンフォラ(素焼きの陶器)で造られる「ケイル」。品種が持つ本来のピュアで伸びやかな果実味を、アンフォラが優しく引き出します。驚くほどエレガントで、ブドウの素顔がそのまま伝わってくるような味わいです。

そしてもう一つが、新樽を贅沢に使って造られる「ペル センプレ」。果実味の豊かさと、より複雑味のある、引き締まった力強さが魅力です。このワインは、2010年に亡くなったヴィルジリオさんへの追悼の意を込めて「Per Sempre(永遠に)」と名付けられました。

特に、直近の5~6ヴィンテージの躍進は目覚ましく、「レディガフィ」と肩を並べるほど高い評価を誇っています。初代ヴィルジリオさんの情熱を、3代目のジョヴァンニさんが受け継ぎ、世界中を魅了する最高品質のワインへと押し上げているのです。

トップキュヴェと同じ樹のブドウが使われる「ロッソ デイ ノートリ」

ジョヴァンニさんが「私たちの名刺代わりのようなワインです」と紹介してくれたのが、エントリークラスの「ロッソ デイ ノートリ」です。

上級キュヴェと地続きのエントリーワイン
このワインの驚くべき点は、トップキュヴェである「レディガフィ」や「ジュスト ディ ノートリ」、「ペル センプレ」と「全く同じ樹」から収穫されたブドウを使っていることです。「究極の2房」を残すために一足先に収穫されたブドウを、トップキュヴェに使用した高品質な旧樽で醸造します。いわば、フラッグシップと地続きのルーツを持つ「究極のセカンドワイン」となるのです。

「エントリークラスと言えど、私たちのこだわりは一切変わりません。このワインを飲んでいただければ、トゥア リータがどのようなワイナリーであるかを理解していただけるはずです。」

その言葉の通り、エントリークラスとは信じられないほど満足感のある、とびきり美味しい「お値打ち」な一本でした。一口飲めば、その先にある偉大なキュヴェへの期待に、胸が高鳴ること間違いなしです!

コルシカ島のクローンを使用
フレッシュで濃密、ミネラル感際立つヴェルメンティーノ

ペルラート デル ボスコ ヴェルメンティーノ 2024

ペルラート デル ボスコ ヴェルメンティーノ 2024

フランスのコルシカ島のクローンで造るヴェルメンティーノです。トスカーナを代表する白品種と言えるヴェルメンティーノですが、コルシカ系はイタリア本土(海岸)のものより繊細なキャラクターを持っています。ミネラル感やエレガントな骨格が与えられています。
試飲コメント:輝きのある麦わら色。フレッシュながら濃密で凝縮感のある香り。白い果実や柑橘類、ミネラル感があります。爽やかな口当たりで、柑橘や皮のようなほろ苦さも広がります。厚みがあり複雑な味わい。最後の余韻まで苦味とミネラル感が心地よく続きます。

創業時から継承するアロマティック品種ブレンド白

ロダーノ ビアンコ 2024

ロダーノ ビアンコ 2024

創業初期に植えたアロマティック系品種を加えて造る白ワインです。シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、リースリングのブレンド。醸造後、3~4ヶ月の樽熟成を行います。バランス感を重視するため、樽自体は強いトーストをしていません。
試飲コメント:やや黄金に近い輝く麦わら色。白い果実やバナナのような南国果実、レモンのニュアンスが調和したエレガントな香り。味わいも全体的にエレガント。フルーティさと樽の風味が溶け合い、ミネラルとスパイスの余韻が続きます。

厚みと上品さが共存するバランス
トゥアリータの名刺代わりとなる一本

ロッソ デイ ノートリ 2023

ロッソ デイ ノートリ 2023

ワイナリーの名刺的な存在の赤ワインです。最上級キュヴェのレディガフィやジュスト ディ ノートリと同じ樹のブドウから造られています。使う房の位置が違うだけで、同じDNAです。エントリーワインとして、満足度の高い品質を示す一方、上級ワインへと誘う一本です。2023年は、季節の移り変わりのバランスがよく、ワイン自体も均整の取れた仕上がりです。
試飲コメント:輝きと深みのあるルビー色。やや熟したチェリー系果実の香り。黒系果実、赤系果実、森の果実など、複雑で奥行きが感じられます。ミントや土のニュアンスが重なり、厚みとエレガンスが共存する余韻が続きます。

明るい果実感と複雑性
トゥアリータの名刺代わりとなる一本

ロッソ デイ ノートリ 2024

ロッソ デイ ノートリ 2024

ワイナリーの名刺的な存在の赤ワインです。最上級キュヴェのレディガフィやジュスト ディ ノートリと同じ樹のブドウから造られています。使う房の位置が違うだけで、同じDNAです。エントリーワインとして、満足度の高い品質を示す一方、上級ワインへと誘う一本です。2024年は、より涼しかったためフレッシュ感が際立つヴィンテージです。
試飲コメント:深みと輝きのあるルビー色。明るくチャーミングな果実感が感じられます。森の果実や甘草といったニュアンスが広がり、複雑さとフレッシュさを併せ持つ味わいです。

力強く複雑なクリュ サンジョヴェーゼ

ペルラート デル ボスコ ロッソ 2022

ペルラート デル ボスコ ロッソ 2022

トスカーナ海岸線に位置する単一畑サンジョヴェーゼです。房と粒の小さいクローンを用いており、抽出がしっかり得られる造りです。ステンレスタンクで発酵後、大樽で約1年熟成。2021年頃から樽の選定を見直したことで、バランスが大幅に改善されています。2022年は暑さを感じるヴィンテージで、デキャンタージュや時間を置くことで魅力が引き出されます。
試飲コメント:ルビー色。赤系果実を主体とした深くエレガントな味わい。ミネラル感が奥行きを与えている印象です。フレッシュな酸とピュアな果実味、タンニンが溶け合います。優れた骨格と複雑味が長い余韻を持続させ、徐々にレザーのニュアンスも現れます。

上品でフレッシュさが表現されたクリュ サンジョヴェーゼ

ペルラート デル ボスコ ロッソ 2023

ペルラート デル ボスコ ロッソ 2023

トスカーナ海岸線に位置する単一畑サンジョヴェーゼです。房と粒の小さいクローンを用いており、抽出がしっかり得られる造りです。ステンレスタンクで発酵後、大樽で約1年熟成。2021年頃から樽の選定を見直したことで、バランスが大幅に改善されています。2023年は非常にバランスが良く、デキャンタなしでも楽しめます。
試飲コメント:ルビー色。エレガントでフレッシュな赤系チェリー、土やミネラルといったニュアンスの香り。凝縮した果実と甘草のニュアンス広がるバランスの優れた味わいです。

完熟果実とミネラル感、樽が見事に調和
メルロー&プティ ヴェルドの上級キュヴェ

ロダーノ ロッソ 2023

ロダーノ ロッソ 2023

相性の良さを見せるメルローとプティ ヴェルドで造るロダーノ ロッソです。メルローは最上級キュヴェのレディガフィとは異なるもので、樹齢40年以上のものを使用しています。非常に柔らかい果実味が現れます。プティ ヴェルドは高い凝縮感とスパイスを与えます。熟成はバリックと大樽を半分ずつ使用して、約1年行います。
試飲コメント:透明感のあるルビー色。完熟果実と石のようなミネラル感のある香り。その果実味とミネラル感、樽由来の風味がきれいに溶け込んだ味わいです。

最上級シラー「ペル センプレ」と隣接した畑
アンフォラ発酵のシラー100%赤

ケイル 2023

ケイル 2023

ケイルは2004年に植樹したシラーをアンフォラで造るワイン。アルコール発酵、マロラクティック発酵、マセラシオンまでそのままアンフォラを使用しています。近年、劇的な発展を遂げるシラーのペル センプレと畑は隣接しており、土壌の差はほとんどありません。
試飲コメント:ルビー色。ピュアな果実香、土のニュアンスを感じる華やかなアロマ。力強さとエレガンス、フレッシュな果実味とスパイスが美しく調和した旨みのある味わいです。

イタリア最高峰シラーのひとつ
果実感とタンニンが溶け合う樽熟成シラー

シラー ペル センプレ 2023

シラー ペル センプレ 2023

ペル センプレはイタリアで造るシラーの中でトップの評価を得るワインです。植樹は1998年。シラーの歩みとしては、ファーストヴィンテージの2001年以降、樹齢の上昇とテロワールへの理解が深まったことで、品質が飛躍しています。直近の5~6ヴィンテージでは、レディガフィと肩を並べる評価を獲得するまでになりました。醸造は伝統的な木樽熟成を行い、新樽比率の高いバリックを用いて、樽要素を精緻に調和させています。
試飲コメント:ルビー色。樽の風味が存在感を示しながらも果実と溶け合う魅惑的な香り。香りに感じた要素と、ほどよくきめ細やかなタンニンが広がる余韻が長く持続します。

ワイナリーを代表するフラッグシップ
複雑で濃厚、気品さを感じさせる味わい

ジュスト ディ ノートリ 2023

ジュスト ディ ノートリ 2023

トゥア リータのフラッグシップワインです。品種構成は、カベルネ ソーヴィニヨン80%、カベルネ フラン10%、メルロー10%。極めて厳密に選果を行っており、結果的に畑面積17.6ヘクタールから約2万5千本前後がジュスト ディ ノートリになります。
試飲コメント:深みのあるルビー色。熟した果実や、チョコレート、スパイスといった要素が溶け込む複雑で濃厚な香り。気品さも感じさせます。果実味とスパイス感が調和した、厚みのあるエレガントな味わいです。

ワイナリーを代表するフラッグシップ
力強く深みのある、超熟成ポテンシャルを秘めた一本

ジュスト ディ ノートリ 2022

ジュスト ディ ノートリ 2022

トゥア リータのフラッグシップワインです。品種構成は、カベルネ ソーヴィニヨン80%、カベルネ フラン10%、メルロー10%。極めて厳密に選果を行っており、結果的に畑面積17.6ヘクタールから約2万5千本前後がジュスト ディ ノートリになります。
試飲コメント:深みのあるルビー色。黒系果実や黒胡椒、緑のニュアンスが重なる奥行きのある香り。力強く複雑な味わいで、存在感のあるタンニンが今後のさらなる熟成の可能性を感じさせます。

ワイナリーを代表するフラッグシップ
豊かで凝縮した統一感のある味わい

ジュスト ディ ノートリ 2021

ジュスト ディ ノートリ 2021

トゥア リータのフラッグシップワインです。品種構成は、カベルネ ソーヴィニヨン80%、カベルネ フラン10%、メルロー10%。極めて厳密に選果を行っており、結果的に畑面積17.6ヘクタールから約2万5千本前後がジュスト ディ ノートリになります。
試飲コメント:ガーネットがかったルビー色。熟した黒系果実やドライいちじくといった凝縮した香り。口に含むとしっかりとしたタンニンと香り同様の要素が広がり、力強く複雑で豊かな味わいです。

最上級に位置するトゥアリータの象徴
パワフルながら上品で深い味わい

レディガフィ 2023

レディガフィ 2023

レディガフィは、ワイナリーの心と魂を体現するアイコン的ワイン。ファーストヴィンテージは1994年です。メルロー100%で造られており、3つの畑から選抜されています。そのうち1区画は創業者のヴィルジリオが最初に植えた1988年の畑。2023年は気候推移のバランスが良く、ワイン自体もバランスに優れています。
試飲コメント:深みのあるルビー色。熟した黒系果実の力強く深みのある香りが広がります。口当たりはパワフルながら上品で、黒系果実の凝縮感と余韻にチョコレートのニュアンスが感じられます。

最上級に位置するトゥアリータの象徴
奥行きと上品さを備えた味わい

レディガフィ 2022

レディガフィ 2022

レディガフィは、ワイナリーの心と魂を体現するアイコン的ワイン。ファーストヴィンテージは1994年です。メルロー100%で造られており、3つの畑から選抜されています。そのうち1区画は創業者のヴィルジリオが最初に植えた1988年の畑。2022年は、やや涼しさがありフレッシュなヴィンテージです。
試飲コメント:深みのあるガーネット色。凝縮した森の果実やカカオ、コーヒーのニュアンスが重なり、奥行きと上品さを備えた複雑な香りです。香り同様の一貫した味わいで、厚みのある熟した果実味、コーヒーのニュアンスとともに豊かで複雑な風味が広がります。

インタビューを終えて

実は今回の再会は、なんと「3年前のインタビューとまったく同じ日の、同じ時刻」に顔を合わせるという、驚きの偶然からスタート。皆でその偶然に驚きながらお話が始まりました。

主に選別の話を聞き、健康なブドウの粒を得るために惜しみない努力をされていることに驚きながら、「ロッソ デイ ノートリ」を飲んだのですが、その瞬間思わず『これで十分』と納得してしまいまして(3000円に届かないお値段でこの世界!?という衝撃です)、思わず口にしたところ、
ジョヴァンニさんが、『これは色々な方にトゥアリータを知ってもらうための導入のワインです。ベースのワインを飲めば、そのワイナリーの考えや姿勢が良くわかりますよね』と話してくれました。
実に実に、一番ベースのワインがここから始まるトゥアリータの世界。

その先の「ジュスト ディ ノートリ」や「ペル センプレ」、「レディガフィ」は実にため息がでるほど素晴らしいものでした。

彼らの品質への飽くなき努力と献身。ジョヴァンニさんも3年前とは驚くほど精悍になられて、思わず「3年間すごく頑張ったのね」と話すと嬉しそうにしていらっしゃいました。

今後も目が離せないトゥア リータのワインです。