2006年6月1日 銀座 マルクデグラツィア氏突撃取材

突撃インタビュー

■2006年6月1日 銀座 マルクデグラツィア氏突撃取材





誕生日やクリスマス。バローロボーイズのワインを味わえることはそうそうありませんが、
飲むたびに「うま~い」と喜んでご機嫌になるワイン。それが、バローロボーイズのワイン。

ドメニコクレリコパオロスカヴィーノ、思い出しただけでも、
自分まで高貴な人間になっちゃったかのような錯覚に陥ってしまうほど、
ワインは頂点を極めた味わい。

「こんなワイン達を指導したマルクデグラツィアさんってどんな人?」
期待に胸膨らませて試飲会に参加しました。




■試飲会の途中マルクデグラツィアさんの話


ワインの指導する会社を始めたのは26年前からです。

当時はイタリアにも、アメリカにもニューワールドにもワイン産業と呼べる産業はありませんでした。
この26年間のうちに、ワイン界は急激に変わりました。以前はワインを供給するということが大事で工場生産のワインが多かったのに対して、農家が作る優れたものは少なかったんです。

私はワインはワイン上のもので、文化そのものだと思っています。
技術や醸造のテクニックを超えて、ワイン造りとは個人的な発明でありそれをワインに表現したいと考えています。

技術やワインのスタイルというものも大事だが最も大事なのはエレガンスだと思っています。
もちろん、技術は大事にしていますが、化学薬品などの使用は一切認められないものです。

また、近頃、flying winmaker などといわれて、ワインの向こうにワインコンサルタントが透けて見えるようなワインがあるが私はそういうワインの販売の仕方は嫌いです。

ヴィンテージのことについて話しますと、ヴィンテージは本当に愛すべきもので、各年の出来、ぶどうが違うということは当たり前のことです。
音楽に短調や長調があるように、それは楽しいことなんです。工業生産のワインにはコレがない。年が違ってもワインの味はいつも同じです。

人生においてすばらしいワインを飲むということは喜びで、そんなワインを仲間と飲むと本当に楽しい。
そんなときに、ヴィンテージを語らうことも、また他には変えがたい喜びです。

そして、色々なヴィンテージを飲むと、10人いれば10人が必ずばらばらなヴィンテージが好きだと言います。
ヴィンテージとはそういうものなんです。

26年の経験から重要なのは、それぞれの畑の正確や個性を把握することだと考えています。
そして、有機農法によって、環境に配慮したワイン造りというのは、義務でもあり、また、より優れたワインを作るのに必要なことです。

また、私の妻が非常に厳しい消費者なので、誰よりもそれに配慮しなくてはいけないわけなんです。

■お話のあとに・・・
マルクデグラツィアさんとご挨拶をしましたっ。

アッピ:「今回お会いできて本当に光栄です。
実は、私はグラツィアさんのことを いつも本で読んでよく知っているんです~~。本当にお話を聞けて感激しました」
マルクデグラツィアさん:「私は、自分でもワインを作っているんですよ」

と言ってシチリアのテッレ・ネッレの名刺をくれる。

アッピ:「あ~~知ってます。知ってます。売りました売りました。」

などと、しばらくイタリアワインの話をさせていただきました。
それにしても、大学時代はギリシア文学を学ばれて、ずいぶん、哲学にもお詳しいそうで、自分はアリストテレスというよりはプラトン的?などとたとえてらっしゃるんだとか。

いやはやお話するのにも教養が必要です。

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