今、注目のブルネッロボーイズの1人!モンタルチーノの北、北東、南東の3つのエリアで異なる個性を表現!カサノヴァディネリ「チェッレタルト」の隣で造る超コスパなIGTも注目の「コルトネージ」突撃インタビュー

2022/04/04
突撃インタビュー
 
2022年3月23日 トンマーゾ コルトネージ氏 Mr. Tommaso Cortonesi

今、注目のブルネッロボーイズの1人!モンタルチーノの北、北東、南東の3つのエリアで異なる個性を表現!カサノヴァディネリ「チェッレタルト」の隣で造る超コスパなIGTも注目の「コルトネージ」突撃インタビュー

次世代のモンタルチーノを牽引するブルネッロボーイズの一員として知られる「コルトネージ」。偉大な造り手たちが拠点を置く北部、北東部、南東部の3つのエリアに畑を所有し、それぞれ異なる個性を表現しています。とりわけ注目なのは東部トッレニエーリ。カサノヴァ ディ ネリ「チェッレタルト」から300mに位置する畑で造るレオヌスは大注目IGTです。なんと、そこでは将来的に新しいブルネッロが造られる予定とのこと。今回は、ワインジャーナリストの宮嶋勲氏に通訳と解説をしてただきながら、当主のトンマーゾ コルトネージ氏にオンラインでお話を聞きました。

偉大な生産者が拠点を置くモンタルチーノ北部、北東部、南東部に畑を所有!
各エリアで異なる個性を表現する「コルトネージ」

モンタルチーノ地図

コルトネージは、3つのエリアに畑を所有し、異なるテロワールを表現することに注力する造り手です。各エリアの近くには、偉大なブルネッロ生産者が拠点を構え、それらと同じ好条件の畑でサンジョヴェーゼを栽培しています。

1.
モンタルチーノ北部、コルトネージの本拠地「ラ マンネッラ」
優美でエレガントなワインを生む冷涼で激しい寒暖差

マンネッラ畑

コルトネージが拠点を置くモンタルチーノ北部「ラ マンネッラ」は、所有エリアの中で最も冷涼な地域。当主のトンマーゾ氏は「(所有エリアの中で)ラ マンネッラは一番寒暖差が激しいです。昔は高品質ワインを造りにくいエリアでした。しかし、今は温暖化の影響もありエレガントなブルネッロができるようになりました。」と解説します。

冷涼ならではの際立つフレッシュさがワインに与えられ、優美で繊細なブルネッロを生み出します。近隣には、ビオンディ サンティの畑を受け継ぎ真のブルネッロを追求する「ラ ジェルラ」、モンタルチーノの伝統を守る歴史的生産者「カパンナ」、そして古典派ブルネッロの重鎮「サセッティ リヴィオ ペルティマリ」が拠点を構えます。

2.
モンタルチーノ北東部「トッレニエーリ」
コルトネージが将来性を見抜く「チェッレタルト」から300mの大注目産地

「今から5~6年前に購入した」というモンタルチーノ北東部に位置する「トッレニエーリ」。何と言っても、世界最高評価ブルネッロの呼び声高いカサノヴァ ディ ネリの最上キュヴェ「チェッレタルト」から300mのところにあります。「粘土質であるこの畑は、耕しすぎなければ水分が保持されるので、温暖化や雨不足に対応できます。2021年は雨が降らなくて困りましたが、ここだけは成果がありました。トッレニエーリは、将来もっと品質が向上していくと思います。」とトンマーゾ氏。

「冷たい風が吹く冷涼気候で、ワインに美しいフレッシュさが与えられます。パワフルだけど、どこか涼し気なトーンがあります。これが一番の特徴だと思いますし、まさにチェッレタルトに近いですよね。」と宮嶋氏は解説します。

3.
コルトネージが初めて植樹した南東部「ポッジャレッリ」
凝縮感と力強さのあるブルネッロを生産

ポッジャレッリ畑

「私たちは本拠地である北部ラ マンネッラにずっと住んでいますが、初めて植樹したのは南東部のポッジャレッリです。初代である私の祖父が植えました。ポッジャレッリはワイナリーにとって初の単一畑ワインでもあります。温暖でありながら標高が高く、ガレストロ土壌で水はけがいいのが特徴です。凝縮感と力強さを感じるブルネッロを生産しています。

畑はサンポーロ、ファットリア デイ バルビ、サリクッティと同じエリアです。かつてモンタルチーノでは、複数所有する北と南の畑を補強し合う形でブレンドしていました。しかし、今は栽培や醸造など全ての技術が発達していて、極論どのエリアでも良いブルネッロが造れるようになりました。そのため、私たちはその土地の個性を単一畑で引き出すことにこだわっています。」

父と息子、ほぼ2人だけで作業を行う“真”の家族経営ワイナリー「コルトネージ」
情報共有、研究して互いに高め合う新世代ブルネッロボーイズ

コルトネージ家
代々モンタルチーノで農家を営んできたコルトネージ家は、1970年代から所有する畑でワイン生産を行っています。1990年から父マルコ氏が瓶詰めを開始し、本格的にワイン造りをスタート。現在は若き当主のトンマーゾ氏がマルコ氏と二人三脚で家業を継いでいます。以前はトンマーゾ氏の弟さんも手伝っていましたが医療の道に進まれたため、現在はほぼ親子2人で生産から販売まで行っています。「本当の意味で家族経営だから」という理由で、2017年からワイナリー名を「ラ マンネッラ」から家族名を強調する「コルトネージ」に変更しました。

世代交代したコルトネージはブルネッロボーイズと称され、モンタルチーノを牽引する新世代の造り手として知られるようになります。『ワインアドヴォケイト』は、ブルネッロボーイズを以下のように紹介しています。

「モンタルチーノはすでに新世代の手に渡っている」
ブルネッロボーイズ
「ブルネッロボーイズ(&ガールズ)とは:
現在、新世代のブルネッロ生産者の勢いが増している。彼らは一致団結し、急速にDOCGブルネッロ ディ モンタルチーノ内の重要な基盤となりつつある。富と成功を経てきた上の世代は、その若い世代を疑うかもしれない。若い世代は上の世代が耐えてきた同じつらい仕事を経ても名声を得ることができなかったが、それは世代交代と共に現れる普遍的な成長痛である。しかし、この新世代は、イタリアで最も複雑なアペラシオンの一つの優れた知識と経験の恩恵を受けている。私の予感では、モンタルチーノはすでに新世代の手に渡っている。私たちは今、彼らがすでにコミットしているブルネッロを前進させるための熱意と献身さに目を向ける必要がある。

彼らはブルネッロとその未来における誇り高き番人である。写真は左から、カパンナのアメデオ チェンチオーニ氏、カプリーリのジャコモ バルトロメイ、コルトネージのトンマーゾ コルトネージ、カナリッキオ ディ ソープラのフランチェスコ リパッチョーリ、バリッチのフランチェスコ ブッフィ、レ ポタッツィーネのヴィオラ ゴレッリ、筆者、タレンティのリッカルド タレンティ。ここには写っていないが、カサノヴァ ディ ネリのジョヴァンニ ネリ。」

「ブルネッロの新しい世代は風通しが良く、常に意見や情報を共有しあっています。」
トンマーゾ氏に、ブルネッロボーイズと称されるご自身たちについて話していただきました。
「カナリッキオ ディ ソープラのフランチェスコとは親友で、特に彼とは一緒に世界中を周り世界中のワインを飲んできた仲です。ランゲ地方はよく行っていますし、最近はシチリアのテッレネーレを訪ねました。私たちは何かしらいつも一緒に飲んでいます。ブルネッロを生産する友人を尋ねると、そこにはだいたい10人近くの生産者がいるんです。みんなで様々なワインを飲んで研究しあっています。昔だと、何か情報が盗まれるかも…という感じがありましたが、今はみんなと意見交換や情報共有をしています。ワインも非常にエレガントになりましたし、時代は変わりました。」

宮嶋氏は、トンマーゾ氏の言葉を通訳した後にこう付け加えます。
「最近はカナリッキオディソープラもそうですが、今までになかった単一畑を導入する傾向にありますよね。彼らの雰囲気は、1980年代のバローロボーイズの頃と非常に似ています。」

 

3つ目のブルネッロがリリース待ちの北東部で造る注目のIGT「レオヌス」!畑はカサノヴァ ディ ネリ「チェッレタルト」隣の超好条件!
北部「ラ マンネッラ」&南東部「ポッジャレッリ」の個性が際立つブルネッロ

トンマーゾ氏と宮嶋氏に、それぞれのワインについて解説していただきました。

「まさにモンテヴェルティーネのピアン デル チャンポーロを思わせる」大注目IGT「レオヌス」
レオヌス
トンマーゾ氏:
「レオヌスは誰でもどんなTPOでも楽しめる飲み心地を重視して造りました。フローラルでフレッシュな果実が特徴で軽やかな味わいを表現しています。夏ならピッツァ、モッツァレラと一緒に飲めるシンプルなワインです。ブドウは少し早めに収穫しています。フルボディではない控えめなタンニンにしたいので、マセラシオンは5~6日と短めにしています。ステンレスタンクでワインを綺麗にした後、数ヶ月間大樽で熟成させます。

ワイナリーをもっと大きくしたい私たちの意向で、新しく購入した“チェッレタルト”から300mの畑で造っています。面積は3ヘクタールで現在はIGTのみの生産ですが、それ以外に5ヘクタール分を追加で植えました。実は新しいブルネッロをリリースする予定で、品質が向上するであろう将来を見据えて投資をしています。」

宮嶋氏:
「おいしいですよね。なかなか日本に入ってこないものが多いですが、モンタルチーノの一番下のワインは力強いテロワールがありますよね。一方でこのワインはめちゃくちゃ力を抜きまくったら心地よい美味しいワインになった、みたいな感じです。まさにモンテヴェルティーネのピアン デル チャンポーロを思わせる飲み心地があって非常に美味しいです。」

ラ マンネッラの単一畑で造られるロッソ ディ モンタルチーノ
「ロッソは世界で最もコストパフォーマンスが高いワイン」

ロッソ
トンマーゾ氏:
「かつてロッソは、ブルネッロの格下げというイメージがありましたが、今は別のアイデンティティを持っています。そもそも“ロッソはこうあるべきだ”というものが決まっていません。各ワイナリーの自分流のロッソが表現されていて、それぞれの色が出ています。どれが正解かは言えません。私たちのロッソは、2011年に植えたラ マンネッラの単一畑で造っています。北部のワインのようにエレガントで繊細。すぐ飲めるし、ある程度熟成もできるワインです。個人的な意見ですが、ロッソは世界で最もコストパフォーマンスが高いワインだと思っています。」

宮嶋氏:
「ロッソって非常に美味しいですよね。私は大好きです。コストパフォーマンスもいいし、レストランでサラミなどを食べるならブルネッロよりロッソのほうがいいです。2019年は夜の気温が下がり完璧なヴィンテージです。癒される華やかな香り。サンジョヴェーゼの完璧に熟した良質なタンニンが特徴で、非常にクラシックなヴィンテージです。」

1998年植樹の単一畑ブルネッロ「ラ マンネッラ」
冷涼な気候が生むエレガント&フレッシュ

ブルネッロ マンネッラ
トンマーゾ氏:
「ラ マンネッラの単一畑ブルネッロです。この畑には1983年、1998年、2011年に植樹しましたが、ブルネッロ“ラ マンネッラ”には1998年のブドウを使用しています。場所はモンタルチーノ北部で冷涼なため、エレガントでフレッシュな個性を持っています。緩やかに熟成させることを意識していて、複雑な香りがゆっくりとグラスの中で開いていきます。コルトネージのワインを飲んだ方が、北部のブルネッロだとわかっていただくことが私の目標です。」

宮嶋氏:
「食事とも相性が良いですし、食事以外でもチョコやおつまみを食べながらも楽しめるブルネッロです。ボリューム、力強さがありながら繊細さがすごく出ています。これは、ワインが正しく育っていくための樽の使い方が非常に上手だからです。」

樽が綺麗に溶け込む南東部「ポッジャレッリ」の単一畑ブルネッロ
ブルネッロ ポッジャレッリ
トンマーゾ氏:
「南東部ポッジャレッリの単一畑で造るブルネッロです。生産量が4000本と非常に少ないです。北部のマンネッラよりも凝縮感と力強さがあります。この力強さは、果実味の厚みから来るものです。正面からどんと来るわけではなく、柔らかく包み込む厚みを感じる力強さです。以前のポッジャレッリは荒々しさがあって、瓶詰め後に長い間熟成させないと柔らかくならない問題がありました。それを解決してくれたのが500リットルのトノー樽(新樽50%)です。」

宮嶋氏:
「新樽50%ということですが、そこまで樽を感じさせないですよね。非常にうまく溶け合っている印象です。樽のニュアンスが良く残るというのは新樽だからではなく、うまく使いこなしていないからです。このワインは、その辺りがうまく表現されています。ラ マンネッラもそうでしたが、単体でも食事と合わせても楽しめるブルネッロです。」

良年のみ生産するブルネッロ リゼルヴァ

マンネッラ リゼルヴァ
トンマーゾ氏:
「リゼルヴァはいいヴィンテージにしか造りません。過去に造ったのは、1995年、1997年、2001年、2006年、2007年、2010年、2012年、2015年、2016年です。通常10年のうち3~4回しか生産できません。2010年代は運が良く珍しく5回も造れました。ラ マンネッラの1983年に植樹したサンジョヴェーゼを使用しています。樹齢が高いので生産量が少ないです。30ヘクトリットルのスラボニアン大樽で4年間熟成させます。1~3年の間はさほど変わりがありませんが、4年になるとずいぶん違います。良年2015年は、2016年と比べて暑く熟しているので、もう開いていて美味しいです。」

「チェッレタルト」から300mの畑で造るトスカーナロッソ「レオヌス」
将来、新しいブルネッロになる可能性のサンジョヴェーゼを使用!
コルトネージ
トスカーナ ロッソ レオヌス 2019
トスカーナ ロッソ レオヌス 2019


イチゴやラズベリーなどの赤い果実の中にクリーミーなミネラルのヒントを感じます。上質なタンニンにフィニッシュはフレッシュ。バランスの取れたミディアムボディのワインです。
試飲コメント:ルビー色。香りは軽やかなフレッシュさが漂います。赤系果実、青系果実のクリーンなアロマ。エレガントな印象もあります。口に含むと軽快で新鮮な果実が口中を覆い、やや旨味を感じる心地よい余韻があります。

ラ マンネッラの単一畑で造るロッソ ディ モンタルチーノ
しっかりとしたストラクチャーの個性が際立つコスパに優れた逸品!
コルトネージ
ロッソ ディ モンタルチーノ 2019
ロッソ ディ モンタルチーノ 2019


ラ マンネッラの単一畑。2011年に植樹された最も若いサンジョヴェーゼ。。赤いベリー系果実やアーモンド、プラムなどの芳しい香り。しっかりとしたストラクチャーで、ラ マンネッラの中で個性が際立ったワインの一つです。
試飲コメント:やや濃いルビー色。赤系、黒系果実の香りとともにハーブのニュアンスもあり華やかな印象です。適度な複雑さのある味わいで、やや厳格なタンニンと心地よい果実の風味に満たされるフィニッシュ。

単一畑「ラ マンネッラ」の冷涼なテロワールを表現!
力強さ、繊細さ、エレガントさを兼ね備えたブルネッロ ディ モンタルチーノ
コルトネージ
ブルネッロ ディ モンタルチーノ ラ マンネッラ 2016
ブルネッロ ディ モンタルチーノ ラ マンネッラ 2016


ラ マンネッラの単一畑。ドライチェリーやブラックカラント、プラムなどのブラック系果実が、トーストアーモンドやハーブなどの優しいスパイスのニュアンスへとつながります。甘いチェリーのアフターフレーバーが心地よいです。
試飲コメント:ガーネットに近いルビー色。果実、ハーブを感じるエレガントで複雑な香り。ソフトな口当たりのあとに上質なタンニンがあとからやってきます。香りと同様の複雑で美しい風味が余韻として長く続きます。

温暖&高標高の南東部に位置する単一畑ブルネッロ「ポッジャレッリ」
果実味の美しい味わいとクリーミーで洗練されたタンニン
コルトネージ
ブルネッロ ディ モンタルチーノ ポッジャレッリ 2016
ブルネッロ ディ モンタルチーノ ポッジャレッリ 2016


ポッジャレッリの単一畑。ブラック系果実やバルサム系ハーブの香り。しっかりとしたタンニンと瑞々しい酸味に続き、ガレストロ由来の火打石や礫岩のニュアンスが広がる、モンタルチーノのテロワールを感じられるワインです。
試飲コメント:ガーネット色。赤系果実、黒系果実、ミネラルなど非常に複雑な香り。味わいも同様に複雑で、力強さとエレガントさを兼ね備えています。果実の層がじわじわとやってきて、口中を覆う美しい果実味が綺麗に残り続けます。

最も古い樹で良年のみ生産される単一畑ブルネッロ リゼルヴァ「ラ マンネッラ」
複雑に混じり合うアロマ、味わいが高次元で見事に調和!
コルトネージ
ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ 2015
ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ 2015


ラ マンネッラの単一畑の最も古い、1983年に植樹されたサンジョヴェーゼから造られるブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ。ブラックプラムやブラックチェリー、カシスにスパイス、甘いタバコ、バルサム系ハーブなどの香りが複雑に混じり合います。グレートヴィンテージイヤーのみの生産です。
試飲コメント:ルビー寄りの濃いガーネット色。力強さ、複雑さ、繊細さが融合されたアロマを感じます。スタンダードブルネッロを上回るボリューム感。果実、ハーブ、スパイスなどの味わいが高次元で融合する優れたバランスがあります。それらの調和し合う風味が長く余韻として続きます。
インタビューを終えて
モンタルチーノの新世代として今、注目のブルネッロボーイズの1人「コルトネージ」にインタビューさせていただきました。当主のトンマーゾ氏は一貫して「各エリアの個性を出すこと」にこだわっていました。初めて購入した南東部ポッジャレッリ、本拠地の北部ラ マンネッラ、そして新しく購入した北東部トッレニエーリ。実際に試飲してみると、それぞれの個性が見事に表現されていることに気づきました。

インタビュー中から話題になったのは、東部のトッレニエーリで造る注目のIGT「レオヌス」です。宮嶋氏は「まさにモンテヴェルティーネのピアン デル チャンポーロを思わせる」と絶賛。レオヌスは北米を中心に世界的にも人気が高いそうで、コルトネージが新たな挑戦として特に注力するワインです。何と言ってもレオヌスを造る畑は、世界最高ブルネッロの呼び声高いカサノヴァ ディ ネリ「チェッレタルト」から300メートルという超好条件です。そして、そのエリアでは、なんと3本目となる新ブルネッロ2021ヴィンテージがリリース予定とのこと!トンマーゾ氏は「2021年は成果がありました。将来もっと品質が高くなる」と話し、期待は高まるばかりです。

今から数年後に、世界最高峰ブルネッロと評されるであろうワインが輩出されると想像すると非常にワクワクしてきます。そんな話題の新ブルネッロと同じ畑で造られるIGT「レオヌス」、「世界で最もコストパフォーマンスが高い」と評される「ロッソ ディ モンタルチーノ」、3つの異なる個性が表現された偉大なブルネッロ ディ モンタルチーノを、ぜひお楽しみください!

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