ローマのプロのワイン専門店が絶大な信頼!フリウリ最高峰コスパ「ストッコ」

2026/08/10

2026/04/09

アンドレア ストッコ氏 Mr. Andrea Stocco

ローマのプロのワイン専門店(エノテカ)が絶大な信頼を寄せる、白ワインの聖地フリウリの最高峰コスパ!「ストッコ」が造る単一品種シリーズ『レ ピアヌーレ』

2026年4月、イタリア北東部フリウリ ヴェネツィア ジュリア州にあるワイナリー「ストッコ」を訪問しました。ストッコは、圧巻のコストパフォーマンスでフリウリの魅力を余すことなく堪能できる貴重な造り手です。今回は当主のアンドレアさんに、大人気シリーズ「レ ピアヌーレ」の誕生秘話や、彼の柔軟な栽培哲学について詳しくお話を伺いました。
    目 次
  • ローマのプロのワイン専門店(エノテカ)が絶大な信頼を寄せる、際立つコスパの「レ ピアヌーレ」
  • 2つのテロワールが生み出す、多面的で立体的な味わい
  • 消費者の声に応える!4代目アンドレア氏の柔軟なアプローチ
  • 日常の食卓を彩る「レ ピアヌーレ」ラインナップ&ペアリング

ローマのプロのワイン専門店(エノテカ)が絶大な信頼を寄せる、際立つコスパの「レ ピアヌーレ」


ストッコ家は、ウーディネ県の小さな村ビチニッコで100年以上にわたり農業を営んできた歴史ある一族です。かつてはワイナリーにオステリア(居酒屋風の素朴な食堂)を併設しており、毎晩のように美味しい料理とワインを楽しむ地元客で賑わっていました(※残念ながらコロナ禍で閉店)。

そんな地元密着のストッコに、約20年前、地元のレストランからひとつのリクエストが届きます。

「手頃な価格で毎日出せて、料理を引き立てるフレッシュなワインを造ってほしい」

この熱い要望に応えて誕生したのが「レ ピアヌーレ」ラインです。

単一品種で造るこのシリーズは、品種ごとの個性を表現しつつ、食事に合わせやすくコスパも抜群。今や地元の飲食店はもちろん、首都ローマのエノテカ(ワイン専門店)からも絶大な支持を獲得しています。

まさにストッコの信念である「日常の料理や生活の様々なシーンに寄り添うワイン造り」を象徴するラインナップです。

2つのテロワールが生み出す、多面的で立体的な味わい


ストッコは現在、計80ヘクタール(自社畑40ha、借畑40ha)の畑を管理していますが、最大の強みは全く異なる2つのテロワール(土壌環境)を巧みに活かしている点です。

ストッコは、この2つの土壌の個性を見極め、ブレンドすることで、飲み心地の良いバランスのとれたワインを造っています。

例えば「ゲヴュルツトラミネール」では、両エリアのブドウを別々に醸造・発酵したあとにブレンド。グラーヴェ由来の気品ある華やかな香りと、アクイレイア由来の瑞々しいミネラル感がひとつに溶け合った、立体的な味わいの白ワインを生み出しています。

消費者の声に応える!4代目アンドレア氏の柔軟なアプローチ

現当主のアンドレア氏は、大学で栽培・醸造学を修め、もともとは研究職を目指していました。しかし20代前半のとき、父親の突然の病気により、若くしてワイナリーの全業務を背負うことになります。

苦労を重ねながら30歳手前で正式に社長へ就任した彼は、伝統を守るだけでなく、市場のリアルな変化に合わせた大胆な革新を次々と実行していきます。

世界市場へのアプローチ
2008年にイタリア最大のワイン見本市「Vinitaly」へ初出展し、認知度を一気に拡大。

消費者の嗜好に合わせた品種転換
近年の「赤ワイン消費減、白ワイン&スパークリング需要増」の波を察知。カベルネ フランの作付面積を減らし、人気の白品種「リボッラ ジャッラ」や「マルヴァジア」へ大胆にシフト。

自社畑の倍増
品質への信頼性を強固にするため、自社畑を20haから40haへと拡大。

時代や消費者の声に寄り添う柔軟な姿勢こそが、ストッコを急成長させた原動力です。

日常の食卓を彩る「レ ピアヌーレ」ラインナップ&ペアリング

「レ ピアヌーレ」の醍醐味は、多様な品種の個性を手軽な価格で楽しめること。毎日の料理と合わせてみたくなる多彩な単一品種ラインナップをご紹介します。

インタビューを終えて

「レ ピアヌーレ」の誕生背景を伺い、その飲み心地の良さと手に取りやすい価格の理由が深く納得できました。地元のレストランが「ストッコなら」と信頼を寄せる理由がよく分かります。取材中も併設の直売所に次々と地元のお客さんが訪れており、レストランだけでなく地域の人々に愛され続けているワイナリーであることを実感しました。

試飲の際、「レ ピアヌーレを飲むときは何か食べるものがないとね!」と、パンやサラミ、チーズが山盛りの大皿を出してくださったアンドレアさん。以前訪れたオステリアの思い出を話すと、「コロナの時に閉めちゃったんだよ」と少し残念そうに語る姿に、温かいお人柄が滲み出ていました。

時代の流れを鋭く捉えて品種を入れ替える柔軟さと、日常の暮らしへのあふれる愛。ストッコのワインには、彼らの誠実な情熱が詰まっています。ぜひご家庭の食卓で、「レ ピアヌーレ」の心やすらぐ味わいを楽しんでみてください。