2012年9月20日 デアンジェリス

2012/09/20
突撃インタビュー
 
2012年9月20日 デ アンジェリス社 ファウスト氏 Mr.Faust

デ アンジェリス社 訪問 突撃インタビュー

ファウスト氏と
デアンジェリスはフラッグシップの「アンゲロス」が『ドゥエミラヴィーニ』で連続して最高賞チンクエグラッポリを獲得するマルケ州の実力ワイナリーです。デイリーにぴったりのロッソピチェーノ、ファレリオも抜群に美味しいし、一番人気の黒ラベル「ロッソピチェーノスペリオーレ」にいたってはこのボリューム感と品質で1000円台とは信じられないコストパフォーマンスを見せてくれます。
ワイナリーがあるのはアスコリピチェーノ県のカステルディラマ。ふもとの町から山の頂上に向かう道路をしばらく走ると大きなステンレスタンクが並ぶカンティーナが見えてきました。

アンジェリスの畑はすべてロッソピチェーノのクリュ「スペリオーレ」認定地区内

オッフィーダの町から見える畑ファウスト氏(以下アンジェリス):まず、畑の全容を見てもらおうかな。この山の上のオッフィーダの町に行きましょう。

というわけで、再び車に乗ってさらに上に向かい、オッフィーダの町へ。昔要塞だったという教会があり、その裏から畑が一望できます。

トスカニー:すごい!最高の条件の畑が広がっていますね!!

アンジェリス:そうでしょう。全部で50ha所有していますが、そのうち45haがこのオッフィーダにあって、残り5haはカンティーナのあるカステルディラマにあります。

トスカニー:本当に素晴らしいです。畑の標高はどれぐらいですか?

アンジェリス:だいたい300~350mぐらいです。ここにモンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、ペコリーノ、パッセリーナ、メルロー、カベルネを植えています。カステルディラマの畑ではシャルドネとモンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼを造っています。

日当たりの良い見事な斜面地に広がる畑に圧倒されました。ここを見ただけでアンジェリスのワインが美味しい理由を納得できました。その後、カンティーナの裏の畑へ収穫の様子を見に行きました。

収穫の様子アンジェリス:今、ちょうど収穫をやっています。収穫は朝7時半ぐらいから始めます。

トスカニー:全部アンジェリスのワインになるのですか?

アンジェリス:昔は全部バルク売りをしていたけど1993年からアンジェリスとしてボトリングを始めて、今は年間で50万本造っています。それから、周辺の農家からブドウを買って、バルク売りをしているものもあります。

オーナーの奥様のお気に入りはロッソピチェーノ

ファレリオとロッソピチェーノ収穫の時期には自宅ではなくカンティーナで遅い昼食をとるそうで、ワインの試飲も兼ねてごちそうになりました。

トスカニー:ファレリオは人気があります。このアスコラーナとも相性がいいですね。

アンジェリス:ファレリオはドイツにも輸出しているけど、よく売れていますよ。このカンティーナでも直販しているけどドイツ人がわざわざここまで買いに来ます。特にアンゲロスを買っていきますね。なにしろドイツだとここの何倍もするからね(笑)

トスカニー:私たちのお店ではロッソピチェーノもリピーターのお客様が多いんですよ。

アンジェリス:(ファウスト氏の奥様)私はこのワインが一番好きよ。毎日飲んでいます。

この地域特産のオリーブアスコラーナと並ぶ年代物のロッソピチェーノのボトル
 

インタビューを終えて
マルケ州の広い地域で造ることができるロッソピチェーノに対して、スペリオーレの認定区域は本当に狭く、ロッソピチェーノの「クリュ」と認識されています。そしてアンジェリスの畑はすべてこのスペリオーレ区域内にあります。
今回、オッフィーダの町から畑の全貌を確認でき、本当に素晴らしい条件の畑だということがわかりました。ファウスト氏がアンジェリスの運営に加わってからのワイナリーの発展は目覚しく、ワインガイドで高得点をとり、諸外国のワイン雑誌にも大きく取り上げられるようになっています。

何年もアンジェリスのワインを飲み続けてきましたが、安定したバランス感、とんがりのない落ち着いた美味しさ、そして抑えられた価格と文句のつけようがありません。アンジェリスではワイナリー運営に息子さんも加わり、ファウスト氏のもと修行中。ワイナリーをここまで発展させた偉大なお父さんの仕事をしっかり受け継いで、さらに高いところを目指してほしいと思います。

集合写真
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