『サンジョヴェーゼ100%』の純粋なキャンティクラシコに拘る伝統派「フェルシナ」来日試飲会に行ってきました!

2018/06/18

フェルシナイタリアワインを「もっと楽しく」、「さらに身近に」飲んで楽しんで頂きたく、
トスカニースタッフが都内各所に出没いたします!

こんにちは!ロッチャです。
サンジョヴェーゼ100%に拘るキャンティクラシコの伝統派「フェルシナ」。
輸出担当アンドレア ボニヴェントさんの来日試飲会に行ってきました!!

『サンジョヴェーゼ100%』の純粋なキャンティクラシコに拘る伝統派「フェルシナ」

「フェルシナ」はキャンティクラシコの最南端カステルヌオーヴォ ベラルデンガとキャンティコッリセネージに一部畑を所有し、サンジョヴェーゼ100%に拘ったキャンティクラシコを生産しています。

「ワイン造りに歴史は1967年に遡ります。カステルヌオーヴォ ベラルデンガでキャンティクラシコを醸造しました。キャンティクラシコリゼルヴァランチャはキャンティクラシコ最南端の真南を向く最優良畑で最も力強いワインを産み出します」

フェルシナ

フェルシナは1960年代当時、多くのイタリアワインが量産志向に向かっていた中、当主ドメニコ ポッジャーリは高品質のワインを造るべくブドウ畑を購入したのがワイナリーのスタートです。

当時若いスタッフ栽培醸造チームは多くの思考錯誤を重ねながら、ドメニコの友人であった故ルイジ ヴェロネッリ氏の紹介でスーパートスカン「フラッチャネッロ」を手掛けるサンジョヴェーゼ種のスペシャリスト、フランコ ベルナベイと出会います。

これをきっかけにフェルシナは一気に品質を高めていき、1983年にはフラッグシップである「フォンタローロ」とキャンティ クラシコの最高峰の1つ「ランチャ」をリリースし、世界の注目を集めることになります。

キャンティ クラシコ リゼルヴァ ランチャの畑は真南を向いています。力強いワインが産まれます。コロニアの畑のサンジョヴェーゼはキャンティクラシコグランセレツィオーネとしてリリースしています。コロニアは2006年が初ヴィンテージ。2006、2007、2009とリリースしています。

2006年はIGTトスカーナでリリース、続く2007年はキャンティクラシコリゼルヴァとしてリリース、今試飲している2009年ヴィンテージはグランセレツィオーネとしてのリリースとなりました。リリースした3回とも呼称が異なるユニークな経緯を持つワインです。つまり「3度もファーストヴィンテージ」を経験した珍しいワインと言えます。また「コロニア」の土壌は非常に固く、新たにブドウ畑として耕す為にダイナマイトを使った程です。

セラー見晴らしのよい丘の上に広がる敷地は、斜面を選んでブドウ畑が点在し、その間を縫うようにオリーブの畑が広がっています。海抜の高いところに位置しているため敷地内にある泉を源流とする川は、モンタルチーノ、モンテプルチアーノ、マレンマを通り、海に注いでいます。周囲に遮るものがないため、日当たりは抜群です。

青い空とブドウ畑のほかには何もないような、すがすがしい風景が広がっています。畑の多くはキャンティ クラシコの境界線すれすれに広がるベラルデンガという土地で、キャンティ特有の石灰質土壌に加えて砂混じりで柔らかく暖かい土壌が入り混じっています。古来海底であったという敷地内には水によって角が削り取られた丸い形の石と、アルバレーゼと呼ばれる白い石灰質の塊が多く見られ、 土壌はミネラル分を多く含んでいます。ベラルデンガ特有のこのテロワールは、この地のサンジョヴェーゼにタバコや煙、スパイスなどの燻した香りと土っぽさを与えています。

力強いルビー色でスミレの花に赤い果実に黒系果実が入り混じる複雑な香りです。豊かな果実感と上品なタンニン、スパイシーなニュアンスが品良く纏まっていて上品で魅惑的なスタイルに仕上がっています

 

イ シストリ 2015 フェルシナ
イ シストリ 2015 フェルシナ

フランスのクローンをキャンティクラシコの土壌よりも穏やかで粘土が強い畑に移植。ファーストプレスのみで後半の4割のジュースは使用しない。発酵は古バリックで行われる。樽発酵樽熟成による白ワイン。バリックの香ばしい風味

 

 

 

飲み手にグイグイと迫りくるような勢いを持つ異様な魅力を持つ危険なワイン

キャンティ コッリ セネージ 2014 フェルシナ
キャンティ コッリ セネージ 2014 フェルシナ

(試飲は2015ヴィンテージ)標高の違う色々な畑の葡萄。例年10月に入ってから収穫。発酵は自然酵母のみ。粒選りで最高の葡萄のみをセレクト。100%除梗。熟成はスラヴォニア産大樽。

 

 

 

 

 

「2015は買えるだけ買いたいヴィンテージである」

キャンティ クラシコ ベラルデンガ 2015 フェルシナ
キャンティ クラシコ ベラルデンガ 2015 フェルシナ

標高の違う色々な畑の葡萄。例年10月に入ってから収穫。発酵は自然酵母のみ。粒選りで最高の葡萄のみをセレクト。100%除梗。熟成はスラヴォニア産大樽。

フェルシナのキャンティ クラシコ 2015年が2018年3月19日掲載の「ワインリポート」で「1997年に通じる魅力がある。10年は楽に熟成するだろう。久しぶりにまとめ買いしたいワインに出会った。」と評価しています。また文末では「1966年に創設されたフェルシナほど、安定した高品質のワインを生産し続けるファットリアはそう多くない。何はともあれ2015は買えるだけ買いたいヴィンテージである。」と2015年の素晴らしさを絶賛しています!

 

 

『アントニオガッローニ』96点のハイスコア!
フェルシナのスタイルの醍醐味が詰まった彫りの深い美しいリゼルヴァ「ランチャ」

キャンティ クラシコ リゼルヴァ ランチャ 2013 フェルシナ
キャンティ クラシコ リゼルヴァ ランチャ 2013 フェルシナ

「終始一貫見事なまでに輝かしさに溢れている」
『アントニオガッローニ』96点(2013ヴィンテージ)
「フェルシナのキャンティ クラシコ リゼルヴァ ランチャ2013年はエネルギーと、ワインに焦点と活気を与える酸が内在している。濃厚なレッドチェリー、プラム、バラの花びら、ハーブ、甘草のニュアンスが感じられる。フェルシナのキャンティ クラシコの大半が黒い果実や香ばしい風味によって形成されているが、ランチャにおいては終始一貫見事なまでに輝かしさに溢れている。現時点でもランチャは印象的で、閉じた状態を解きほぐしているかのようだ。2013年のボトルの殆どが最高潮に達する前から飲む事が出来るだろう」

 

 

異なるタイプの土壌から造られる2つのサンジョヴェーゼ!
フェルシナのサンジョヴェーゼが最もよく表現される大切なキュヴェ

フォンタローロ 2011 フェルシナ
フォンタローロ 2011 フェルシナ

フェルシナを代表する、その哲学が詰め込まれたワインです。フェルシナのサンジョヴェーゼが最もよく表現される大切なキュヴェ。標高が高く石灰質の多い、痩せたクラシコの畑と、標高が低く砂質、ローム、シストが混じる暖かい土壌のコッリ セネージの、異なるタイプで育てられたサンジョヴェーゼをブレンド。キャンティ クラシコとコッリ セネージの隣り合う2つのエリアの葡萄が使われる為IGTの表記になっていますが、この異なるタイプの土壌から造られるサンジョヴェーゼをアッサンブラージュすることで、素晴らしい品質を完成させています。熟成は新樽と2年目の樽を使用しています。

 

 

ランチャに隣り合う「ピッコロ・ランチャ」と「ポッジョーロ」に植えられたカベルネ ソーヴィニヨン!
深く滑らかな舌触りと豊かな余韻「マエストロ ラロ」

マエストロ ラロ 2014 フェルシナ
マエストロ ラロ 2014 フェルシナ

岩の多い土壌で、この品種が植えられた歴史にも古い畑である、ランチャに隣り合う「ピッコロ・ランチャ」と「ポッジョーロ」に植えられたカベルネ ソーヴィニヨンを使用しています。深く滑らかな舌触りと豊かな余韻。濃密ながらも洗練されたボディが魅力的なテロワールを感じるワインです。

 

 

ランチャに隣り合う「ピッコロ・ランチャ」と「ポッジョーロ」に植えられたカベルネ ソーヴィニヨン!
深く滑らかな舌触りと豊かな余韻「マエストロ ラロ」

キャンティ クラシコ グラン セレッツィオーネ コロニア 2009 フェルシナ
キャンティ クラシコ グラン セレッツィオーネ コロニア 2009 フェルシナ

ランチャの最上部、傾斜が大きく、石、岩の多い粘土石灰土壌で、他のランチャに比べマグネシウム、マンガン、鉄分を多く含みます。土壌が固く、ダイナマイトを1993年に植樹。ステンレスタンクで16-20日間マセレーション。発酵後、新バリックに移し 30ヶ月熟成。1997年に初めて収穫したが今までの葡萄と全く違うキャラクターだった為どのようにワインにしたら良いか悩み、初リリースは2006年(IGT)になってしまった。濃密で豊かなコクと伸びやかな酸味。実にスケールの大きなワインで長期熟成も期待できるポテンシャルの高さ。

 

 

ランチャに隣り合う「ピッコロ・ランチャ」と「ポッジョーロ」に植えられたカベルネ ソーヴィニヨン!
深く滑らかな舌触りと豊かな余韻「マエストロ ラロ」

[375ml]ヴィン サント 2006 フェルシナ
[375ml]ヴィン サント 2006 フェルシナ

伝統的醸造に基づき、前年のヴィンサントを主として発酵を行っています。ブドウの収穫後、翌年の2月まで自然乾燥させ、搾汁、それを前の年のヴィンサントが残る樽に詰め入れて発酵させます。7年間、とふと部分に保存をし、ボトリングします。濃密な甘さの中にもしっかりとした酸があり、ハーブやオレンジの皮を感じさせる甘さだけでない表情豊かな洗練された印象のヴィンサント。

スタンダードながら毎回素晴らしい仕上がりのキャンティクラシコ、群を抜くエレガンスと深みのリゼルヴァ「ランチャ」、フォンタローロの力強さとエレガンス。どのワインも「フェルシナ」らしいサンジョヴェーゼの優美で深い味わいが印象的でした。

以上ロッチャの「行ってきました」でした。次回もお楽しみに!

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