『ガンベロロッソ』3年連続最高賞!アリアニコデルヴルトゥレを知らしめた「カンティーネ デル ノタイオ」

2018/11/06
突撃インタビュー
 
2018年10月29日 カンティーネ デル ノタイオ社輸出部長 ヌンツィア パラッツォさん

『ガンベロロッソ』3年連続最高賞!アリアニコデルヴルトゥレでイタリア最高峰評価を得る実力者「カンティーネ デル ノタイオ」

カンティーネ デル ノタイオ社輸出部長 ヌンツィア パラッツォさんと
トスカニー直輸入のカンティーネ デル ノタイオは南イタリア、バジリカータ州DOCアリアニコ デル ヴルトゥレに1998年に設立されたワイナリーです。エリアを代表するブドウ、アリアニコ種を使い赤、白、ロゼ、スプマンテを産み出しています。ヴルトゥレ山の麓、標高400~600メートルに位置するノタイオの畑は南イタリアの温暖なイメージとは程遠く、1~3月には毎年畑に雪が降る程の冷涼な気候が特徴。収穫も10月~12月上旬にかけて行います。

カンティーネ デル ノタイオが造る赤「イル レペルトリオ」が『ガンベロロッソ』で3年連続最高賞トレビッキエリ(2014、2015、2016ヴィンテージ)を受賞。10月30日に開催された『ガンベロロッソ』最高賞ワインが一同に会する世界的一大イベント『GAMBERO ROSSO trebicchieri TOKYO』試飲会にカンティーネ デル ノタイオと出展、エキスポートマネージャーであるヌンツィア パラッツォさんと一緒に大勢の来場者の方にノタイオのワインを試飲して頂きました。

ヴルトゥレ山麓の標高400~600メートルに広がる畑

アリアニコ収穫は10、11、12月の3段階で行う晩熟型「アリアニコ」
日本は初めて来ました。私はバジリカータの出身で父と母もワイナリーのあるエリアと同じく「アリアニコデルヴルトゥレ」のエリア出身でワイナリーを挟んで隣同士の村です。ですので、両親から産まれた私はつまり、「バジリカータ100%」ですね(笑)

ヴルトゥレ山麓の標高400~600メートルに広がる畑
まず、ヴルトゥレ山について説明しましょう。ヴルトゥレ山は旧火山で最後に噴火したのが今から13万3000年前とされています。土壌は火山の影響を受けたトゥーフォ(凝灰岩)が土壌の下部に存在しているので水分を蓄える事が出来ます。このエリアにおける特別なブドウがアリアニコです。非常に晩熟型のブドウで、トップキュヴェの「イル シジッロ」になると12月上旬となります。基本的には10、11、12月と3段階に分けて収獲を行います。

畑

Q.DOCアリアニコデルヴルトゥレの標高の高さは?

バジリカータ州北側に位置するDOCアリアニコ デル ヴルトゥレはヴルトゥレ山周辺の裾野にある小さい村々に広がっています。ヴルトゥレ山が標高1250メートル、ブドウ畑の標高400~600メートルに広がります。400メートルを下る標高の低い場所ではこのDOCを名乗る事の出来る畑はありません。

大自然が育む凝灰岩で出来た理想的なセラー

セラー
1300ものバリック樽で熟成!大自然が育む凝灰岩で出来た理想的なセラー
次に醸造についてですが、収穫したアリアニコは凝灰岩で出来たセラーで熟成を行います。この熟成庫は今から1400年代にさかのぼる事が出来る歴史があり、温度が10~12度、湿度も申し分なく完璧に近い状態でワインを熟成出来るようになっています。セラーは数ヵ所に分かれていて、全部で1300樽ものバリックがあります。

キュヴェに合わせて5回バリックを使用
白、赤のフリッツァンテはステンレスタンク熟成、上位4つの赤ワイン、ロゼワインにバリック熟成を行いますが、キュヴェに合わせて5回バリックを使用します。近年ロゼワインがとても人気が出ていてお客様の反応もとても良いですね。1年間バリック樽熟成を施した色調も濃い辛口ロゼで、イタリアでは2016ヴィンテージのロゼを現在販売しています。ロゼよりも少しロッソよりという事で「ロッサート」という愛称で呼んでいます。

キュヴェ毎に使い分けるバリック樽

バリック新樽:ラ フィルマ(12カ月熟成)+12カ月瓶内熟成
1年使用樽:イル シジッロ(24カ月熟成)+24カ月瓶内熟成
2年使用樽:イル レペルトリオ(12カ月熟成)
3年使用樽:ラット(6カ月熟成)
4年使用樽:イル ロジト:ロゼワイン(12カ月熟成)

樽
醸造施設はワイナリー内にありますが、バリック樽熟成が必要なキュヴェはこちらの地下セラーに運ばれ、キュヴェ毎に定められた熟成を行われた後、しっかりと温度管理をされた状態でワイナリーに運び、瓶内熟成をさせています。

 

『ガンベロロッソ』で最高賞トレビッキエリ獲得「イル レペルトリオ」2015年

トレビッキエリQ.『ガンベロロッソ』で最高賞トレビッキエリを獲得した「イル レペルトリオ」2015年ですが、ブドウの作柄はいかがでしたか?翌年2016年も教えて下さい

「カンティーネ デル ノタイオ」はどんなヴィンテージでも品質の高いワインを造る事をモットーとしています。ですので、条件が悪ければ品質を落さない為に生産量は必然的に減りますね。

2016は非常に日照量が多く、天候の良い日が続いたヴィンテージでした。逆に冬は非常に寒いでしたね。出来上がったワインは力強さが感じられます。

2015ヴィンテージは2016と比べると雨が少し多かったですね。ただ降雨のタイミングや雨量が理想的でした。冬に雪が降ったので、凝灰岩土壌は水分を蓄えて、翌年の暑さからしのぐことが出来ました。

ジェラルド氏
Q.幾つかの区画が点在していますが、キュヴェによって区画の使い分けはしていますか?

幾つかの区画が点在していますが、キュヴェによって区画の使い分けはしていますか?
実は区画毎でワインを一度調べたことがあるんですが、それほど大きな差は出ませんでした。例えば標高が違う畑といった事です。ただ、同じ畑であっても収穫時期を変える事で、出来上がるワインの特徴が変わっていきますね。畑の中でしっかりとセレクションを行います。収穫のタイミングは全てジェラルドが決めています。それぞれのキュヴェに合った見極めは一番難しい作業のひとつかも知れませんね。例えば「ラット」と「イル レペルトリオ」の差はそこまで大きくはないかも知れませんが、「ラット」は一番早い10月上旬に収穫するのでフレッシュな酸が感じられます。「イル レペルトリオ」はタンニンもより成熟した印象を受けますね。

集合写真
伝統的な栽培、収穫に基づいた完熟アリアニコ「イル レペルトリオ」
『ガンベロロッソ』で2年連続最高賞「イル レペルトリオ」このワインは「かつてから造ってきた」という意味のワインです。このワインは伝統的な栽培、収穫に基づいたワインであるからです。収穫は10月下旬に行います。それによりアリアニコのタンニンがしっかりと熟していきます。

「アリアニコ デル ヴルトゥレDOCを表現したワイン」
「イル レペルトリオ」はアリアニコ デル ヴルトゥレDOCを表現したワインと言えます。「イル レペルトリオ」はタンニンもより成熟した印象を受けますね。11月末に収穫するアリアニコはもっと乾燥したブドウの状態になりますね。こういった時期までブドウを残せておけるのは、アリアニコの持つ「皮の厚み」に起因していると思います。ここまで収穫を遅らせてしまうと、ブドウを失うリスクも伴います。雨や雹が降ったりする等、天候に左右される危険性ありますから。しかしアリアニコ デル ヴルトゥレはそういった厳しい条件をある程度クリア出来ている恵まれた場所だと思います。

伝統的スタイルのアリアニコ100%微発泡&アリアニコを使った辛口白!

イルプロテスト伝統的スタイルのアリアニコ100%微発泡「イル プロテスト」
2年前に初めてリリースしたアリアニコ100%のフリッツァンテです。製法はシャルマー方式でタンク内での熟成を行います。アリアニコのフリッツァンテは、このエリアの伝統的な飲み物で、昔の農夫たちは少し発泡した、やや甘口のアリアニコを造り自家用として楽しんでいました。このようなスタイルで製品化しているワイナリーは少ないかもしれません。10月中旬に手摘みで収穫したアリアニコを5~6日間マセラシオン後、ステンレスタンクで熟成させます。フレッシュさを楽しんで欲しいワインで生産本数は5万本です。弱発泡性で冷やして楽しんで下さい。コルク栓ですので一般的な赤ワインと同じように抜栓してください。

最後はしっかりとした辛口の味わい
美しいルビー色でフレッシュな赤い果実の香り、スミレの花やスパイスの風味が心地よく広がります。口当たりはアリアニコの円やかさとフレッシュな味わいが楽しめる柔らかな味わいです。最初は少しブドウの甘味を感じますが、最後はしっかりとした辛口の味わいです。食前酒としても楽しめますし、サラミやハム類とも楽しめます。

イルプレリミナーレアリアニコを使った白!特別な個性の辛口白「イル プレリミナーレ」
「イル プレリミナーレ」はアリアニコを使用した白ワインです。アルコール度数は13.5%あります。アリアニコは黒ブドウなので、皮と種を取って白ワイン仕立てで醸造します。ブドウ品種の比率はアリアニコ、シャルドネ、マルヴァジア、モスカートがそれぞれ1/4ずつです。モスカートを使っているので香りにアロマティックさがありますが、味わいは辛口仕立てなので、特別な個性をもったワインだと言えます。

Q.アリアニコのブレンドとして、シャルドネ、マルヴァジア、モスカートを選んだ理由はありますか?

私達が所有する畑は全部で38.5ヘクタールになりますが、白ブドウを一部栽培しています。シャルドネ、マルヴァジア、モスカート、ソーヴィニョン ブランを栽培しています。アリアニコというブドウは赤ワインとして造るのならば、ストラクチャーのしっかりとしたワインとなりますが、その大部分の要素となるのが皮や種に由来するものです。アリアニコの白を造りたいという思いから出来上がった「イル プレリミナーレ」は皮も種も取っているので香りの要素が弱くなるので、他の品種で補っています。モスカート、マルヴァジアは元々このエリアで長らく栽培されていた歴史のある「エリアのブドウ」だという事もあります。

世界的一大イベント『GAMBERO ROSSO trebicchieri TOKYO』に出展

ガンベロロッソ東京大
世界的一大イベント『GAMBERO ROSSO trebicchieri TOKYO』に出展
翌10月30日は、『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリ生産者のみが一同に会する世界的一大イベント『GAMBERO ROSSO trebicchieri TOKYO』試飲会にバジリカータの代表としてカンティーネ デル ノタイオと出展、来場されたワインのプロの皆様に試飲提供を行いました。

最高賞を受賞したイタリアの早々たる生産者が東京に集結する世界的一大イベントとあって、会場はワインのプロの皆様で大いに賑わいました。

ガンベロロッソ東京2『ガンベロロッソ』トレビッキエリ受賞「イルレペルトリオ」
カンティーネ デル ノタイオが『ガンベロロッソ』2年連続最高賞トレビッキエリ受賞(2015、2016ヴィンテージ)した「イルレペルトリオ」にワインのプロの皆様が、南イタリアワインに抱く「重くて濃い」イメージが良い意味で裏切られたようで、ミネラルと酸の効いた洗練されたノタイオの味わいに興味津々の様子でした。

プロも大注目!微発泡アリアニコ「イル プロテスト」
受賞ワイン「イル レペルトリオ2015年」の他に、アリアニコの微発泡「イル プロテスト」も注目が集まりました。日本ではあまり馴染のない「アリアニコの泡」には皆さまも特に驚かれていたようで「初めて飲みました」「心地よい飲み口ですね」「サラミやお肉を使った前菜と相性が良さそうですね!」とこちらも大好評。噂を聞きつけて「アリアニコのフリッツァンテを試飲に来ました」とトレビッキエリ「イル レペルトリオ」同様、非常に評判が良かったです。

ヴルトゥレの標高や土壌、熟成方法、収穫時期等、プロの皆様らしい話が飛び交う等、終始賑やかで活気のある試飲会となりました。

伝統的スタイルを復活させたアリアニコ微発泡赤
イル プロテスト 2016
イル プロテスト 2016


2年前に初めてリリースしたアリアニコ100%のフリッツァンテです。製法はシャルマー方式でタンク内での熟成を行います。アリアニコのフリッツァンテは、このエリアの伝統的な飲み物で、昔の農夫たちは少し発泡した、やや甘口のアリアニコを造り自家用として楽しんでいました。このようなスタイルで製品化しているワイナリーは少ないかもしれません。10月中旬に手摘みで収穫したアリアニコを5~6日間マセラシオン後、ステンレスタンクで熟成させます。
試飲コメント:美しいルビー色でフレッシュな赤い果実の香り、スミレの花やスパイスの風味が心地よく広がります。口当たりはアリアニコの円やかさとフレッシュな味わいが楽しめる柔らかな味わいです。最初は少しブドウの甘味を感じますが、最後はしっかりとした辛口の味わいです。食前酒としても楽しめますし、サラミやハム類とも楽しめます。

アリアニコを使った特別な個性を持つ白
イル プレリミナーレ 2017
イル プレリミナーレ 2017


「イル プレリミナーレ」はアリアニコを使用した白ワインです。アルコール度数は13.5%あります。アリアニコは黒ブドウなので、皮と種を取って白ワイン仕立てで醸造します。ブドウ品種の比率はアリアニコ、シャルドネ、マルヴァジア、モスカートがそれぞれ1/4ずつです。モスカートを使っているので香りにアロマティックさがありますが、味わいは辛口仕立てなので、特別な個性をもったワインだと言えます。
試飲コメント:輝く麦わら色の豊かな色調で、アーモンドやパイナップル、マンゴー、パパイヤの香りが広がります。キリッとしたキレのある酸味、豊かなミネラルを伴うドライな味わいです。冷やしてからグラスの中で少しずつ温度を上げていくとかおり、味わいともに奥行きがしっかりと感じられます。軽めのお魚料理、鶏肉料理と相性の良いワインです。

アリアニコのフレッシュさを楽しむワイン
ラット バジリカータ 2015
ラット バジリカータ 2015


2015ヴィンテージは2016と比べると雨が少し多かったですね。ただ降雨のタイミングや雨量が理想的でした。冬に雪が降ったので、凝灰岩土壌は水分を蓄えて、翌年の暑さからしのぐことが出来ました。
試飲コメント:ラットはアリアニコのフレッシュさを楽しむワインですね。収穫は10月上旬に行います。白身肉でも良く合うワインです。特に香りが特徴的でさくらんぼ、木苺、赤い果実にスパイスのアロマが重なります。コストパフォーマンスが良いワインです。

ヴルトゥレで育つアリアニコの個性を存分に楽しむことができる素晴らしいワイン
イル レペルトリオ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2015
イル レペルトリオ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2015


11月末に収穫するアリアニコはもっと乾燥したブドウの「状態になりますね。こういった時期までブドウを残せておけるのは、アリアニコの持つ「皮の厚み」に起因していると思います。ここまで収穫を遅らせてしまうと、ブドウを失うリスクも伴います。雨や雹が降ったりする等、天候に左右される危険性ありますから。しかしアリアニコ デル ヴルトゥレはそういった厳しい条件をある程度クリア出来ている恵まれた場所だと思います。
試飲コメント:熟したチェリーやプラムのエレガントさに甘草やスパイスのニュアンスが溶け合っています。飲むと、アリアニコらしい豊かな果実味が口いっぱいに広がる味わい。香りの印象そのまま感じる果実感と心地よいタンニンが素晴らしいバランスを成しています。ヴルトゥレで育つアリアニコの個性を存分に楽しむことができる素晴らしいワインです。お肉料理全般と相性が良いですが、牛や羊などのローストした肉料理とは抜群です。サービス温度は18度程度、ボルドーグラスでお楽しみ下さい。

「カンティーネ デル ノタイオ」を世に知らしめたワイン
ラ フィルマ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2010
ラ フィルマ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2010


ラフィルマはまさに「ノタイオ」が表現したいワインです。このワインによって「カンティーネ デル ノタイオ」を世に知らしめたワインだからです。先日20年前のラフィルマを飲みましたが、素晴らしい状態でした。イタリアでは今2013年を販売しています。11月初旬に収穫して、20日間のマセラシオンを行います。12ヶ月間新樽バリック熟成、12ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。
試飲コメント:黒い小さな果実のジャムやリコリス、様々なスパイスが感じられる複雑な香り。飲めばしっかりとした厚み、力強いタンニンがとてつもない存在感で迫ります。その後、驚くほどになめらかで洗練された美味しさが口いっぱいに広がっていき、バランスのとれた心地よさに包まれます。飲んだ後の長い余韻には心地よいアロマが感じられます。

トップワインと呼ぶべき特別な存在
イル シジッロ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2011
イル シジッロ アリアニコ デル ヴルトゥレ 2011


「イル シジッロ」はトップワインと呼ぶべき特別な存在です。アマローネ的な造りをしたワインになっています。生産量は多くて2万5000本程です。シジッロとは「案件を全て終わらせた」「封をする」という意味があります。元々公証人だったノタイオの仕事に因んで名づけられています。畑で12月上旬まで過熟させた状態で収穫するので収穫時のブドウは糖度が高いです。
試飲コメント:美しいガーネット色の外観、森の果実のジャムやチョコレート、黒コショウのニュアンスのある濃密で深みのある香りが華やかに広がります。甘みのあるたっぷりとした、そしてエレガントな味わいで、タンニンがとてもきれいに溶け込んでいるまろやかでなめらかな口当たり。フィニッシュはとても長く、スパイスやリコリス、ブラックチョコレートを感じます。圧倒的に優美な美味しさ、そして乾燥ブドウならではの複雑味と濃密感。是非数年セラーで熟成させてみたい偉大なポテンシャルを備えたワインです。
インタビューを終えて
「イル レペルトリオ」が昨年に続き2年連続『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリを獲得しました。会場には「ポッジョディソット」「イエルマン」「アッレグリーニ」「プラネタ」「フェッラーリ」も名を連ねていて、改めて『ガンベロロッソ』の偉大さを知りました。ごく限られた生産者にしか与えられない賞ですが、ノタイオの「イルレペルトリオ」は2年連続最高賞獲得しました。来場された方にも南イタリアワインのイメージを覆すミネラルに富んだエレガントな味わいに高い評価をいただき、ヴルトゥレのテロワールを見事に反映した「カンティーネ デル ノタイオ」の素晴らしさを知って頂くとても良い機会となりました。

『ガンベロロッソ』試飲会でトレビッキエリ受賞「イル レペルトリオ」と同じくらいの人気だったのが今回初入荷のアリアニコ100%微発泡「イル プロテスト」。アリアニコで造る微発泡ワインを初めて飲まれる方も多く、果実感があり円やかな味わい、余韻に辛口のしっかりとした味わいで噂を聞きつけて試飲に来られる方もいて、非常に賑わいをみせました。赤ワインのみならず、微発泡に白ワインと、アリアニコ種で様々な表現を行う「ノタイオ」が造るワインは、ヴルトゥレ山の豊かなテロワールがしっかりと感じられる個性豊かな魅力的なワインばかりです。是非お試し下さい。

カンティーネ デル ノタイオ社輸出部長 ヌンツィア パラッツォさんとトスカニースタッフ
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