3世代にわたってマルケの希少品種「ラクリマ」を守り続けてきた造り手 「ルッケッティ」

 

 祖父から父、孫。3世代にわたってマルケの希少品種「ラクリマ」を守り続けてきた「ルッケッティ」
ラクリマ

 

優秀な接ぎ木師だった祖父から受け継いだラクリマへの情熱

ルッケッティルッケッティは、マルケのモッロダルバの小作農家だったアルマンドの息子マリオが1980年に設立したワイナリーです。アルマンドはただの農家ではなく、接ぎ木師のエキスパートとして知られ、作付けしていた果物や桑だけでなく、ブドウの接ぎ木にもその腕を発揮していました。

 

 

忘れ去られたブドウ 「ラクリマ」

ルッケッティラクリマは神聖ローマ帝国時代の1167年、フリードリヒ1世がモッロダルバ城に滞在中にラクリマで造ったワインを飲んだという記録が残っているほどこのエリアで古くから造られてきた品種ですが、現代においてその歴史が復活したのは1980年代になってから。それほどラクリマは「忘れさられたブドウ」だったのです長い間、誰もその価値を見出すことなく、見放されていました。アルマンドはラクリマを細々と育て続けては時折自家用にワインを造っていました。「ラクリマはもっと評価されていいはずだ。こんなに香り高くて美味しいワインができるのだから」とマリオに言い続けていたそうです。

 

1985年にDOC認定を受け近年高く評価を受ける

ラクリマ
マリオはラクリマに対する情熱をそのまま受け継ぎ、1980年にワイナリーを設立して本格的にワイン造りをスタートさせます。ルッケッティ同様、ラクリマのポテンシャルを信じ続けてきたいくつかの生産者とともにラクリマの復権をめざし、1985年にDOC認定を獲得するに至り、ラクリマの持つ素晴らしいポテンシャルが近年高く評価されています。

 

 

ラクリマ ディ モッロ ダルバ
バラの香りと優しい果実味
ラクリマ ディ モッロ ダルバ」2015
ルッケッティのスタンダードラインの赤「ラクリマディモッロダルバ」はミディアムのボディの果実感と華やかなアロマが心地よいバランスの取れた飲み口です。素晴らしいヴィンテージとなった2015年という事もあり、より豊かでアロマティックな余韻が感じられます。

 

 

ヴェルディッキオ ディ カステッリ ディ イエージ クラシコ
フレッシュかつコクのある飲み口
ヴェルディッキオ ディ カステッリ ディ イエージ クラシコ」2015
フレッシュなヴェルディッキオの個性を生かし、果実の酸がしっかり表現された白ワインとして造られます。白い花や果実を思わせる香り、ドライナッツのようなコクのあるアタックがあり、印象的な独特の苦みも美味しく、フレッシュで爽やかながらも骨格のある飲み口に仕上がっています。

 

 

グアルデンゴ ラクリマ ディ モッロ ダルバ スペリオーレ
樹齢50年の古木から産まれる存在感ある「グアルデンゴ」
グアルデンゴ ラクリマ ディ モッロ ダルバ スペリオーレ」2014
ルッケッティが所有する最も古い畑「グアルデンゴ」には樹齢50年の古木のラクリマが植樹され、品種の偉大さを表現する特別なクリュです。これ程古いラクリマの畑は現在のDOC地区の中でも他に見当たりません。しっかりとした骨格のある美味しさの中に存在感のあるタンニン。アロマティックで上品な熟成感のある味わいがあります。

 

 

マリアソーレ ラクリマ ディ モッロ ダルバ
これぞラクリマのアマローネ!!
マリアソーレ ラクリマ ディ モッロ ダルバ」2010
マリアソーレを造るのは良年ヴィンテージのみ。樹齢約35年のラクリマを収穫後、120日間陰干しする、アマローネスタイルの醸造法です。華やかなアロマの中に濃密な果実やアルコール感。ブドウの力強さが迫ってくるたっぷりとした味わいのフルボディで、アルコール度数はなんと16%。長期熟成させて楽しめる、重厚な美味しさ。大切な食事の席に、またワインだけでゆっくりと味わっていただくのもお勧めです。

 

希少品種ラクリマを3代にわたって守り抜いてきた「ルッケッティ」の拘りのラクリマを是非お試し下さい!!

ルッケッティ

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