世界一に輝いた泡の最高峰フェッラーリが「美と善の融合」でスティルワインに挑戦!「テヌーテ ルネッリ」突撃インタビュー

2021/07/29
突撃インタビュー
 
2021年7月7日 アレッサンドロ ルネッリ氏 Mr. Alessandro Lunelli

世界一に輝いた泡の最高峰フェッラーリが「美と善の融合」で挑戦するスティルワイン!国内初の畑管理プログラム“アニマヴィティス”でぐんぐん評価を上げる「テヌーテ ルネッリ」突撃インタビュー

アレッサンドロ ルネッリ氏
「2019年シャンパン&スパークリングワイン ワールド チャンピオンシップ」で3度目の世界一に輝いたフェッラーリ社。そのフェッラーリ社を手掛けるルネッリ家は、トレンティーノ、トスカーナ、ウンブリアの3つの異なる地域でスティルワインの生産を行っています。ルネッリ家の哲学「美と善の融合」を体現するテヌータ、最新鋭の畑管理プログラム“アニマヴィティス”、グループ全体で取り組む生物多様性の活動について、テヌーテ ルネッリのCEOを務めるアレッサンドロ ルネッリ氏にオンラインでお話を聞きました。

世界に誇るスプマンテの最高権威、フェッラーリのオーナー一家「ルネッリ」がスティルワインに挑戦

ジュリオ フェッラーリ1902年にフェッラーリは、北イタリア、トレンティーノ アルト アディジェ州トレントで創業します。創業者はイタリアで最初にメトドクラシコ製法に取り組んだパイオニア、ジュリオ フェッラーリ氏。彼が造る高品質スプマンテは、瞬く間に評判となり、創業からわずか4年でミラノ万博で金賞を受賞します。イタリア産高級スプマンテの礎を築いたフェッラーリのスプマンテは、1世紀以上の時を経て、シャンパーニュのグランメゾンとも肩を並べる至高の逸品として、世界的に高く評価されています。

「スプマンテの父」と言われるジュリオ フェッラーリ氏は直系の後継者を持たなかったため、多くの候補者の中から、非常に信頼のおける長年の友人であるブルーノ ルネッリ氏に会社を託します。その現オーナーであるルネッリ家は、ジュリオ フェッラーリ氏から継承した偉大なるスプマンテを、創業以来変わらず完璧なバランスと美しい調和のあるスパークリングワインとして、世界50カ国に輸出しています。

世界的なスプマンテ生産者として名を馳せたフェッラーリを運営するルネッリ家は、新たな挑戦としてイタリアの卓越した3つの産地でスティルワインの生産を開始しました。その3つのテヌータでは、ルネッリ家の哲学でもある「美と善の融合」を合言葉に、トレンティーノ、トスカーナ、ウンブリアで美しさと高品質を兼ね備えたワイン生産を行っています。

トレンティーノ、トスカーナ、ウンブリアの新たなテヌータで体現するルネッリ家の哲学「美と善の融合」

ルネッリ家の3代目を務めるアレッサンドロ氏に、ルネッリが持つ哲学について話していただきました。
「ルネッリ家は、美しいもの(Bello)と良いもの(Buono)の掛け合わせを大事にしています。つまり、“美と善の融合”です。16世紀からある美しい邸宅を拠点とするマルゴン、景観を損なわないように地元の資材を用いて建造されたポデルノーヴォ、芸術家ポモドーロ氏がデザインしたカステルブオーノ。私たちは、その哲学に基づいて3つのテヌータを展開しています」

3つのテヌータ

マルゴンシンボルあのフェッラーリの所有畑でスティルワインに最適な区画を使用!
トレントの山岳部で洗練されたアロマを表現する「テヌータ マルゴン」

テヌータ マルゴンは、16世紀に建てられたトレント近郊にある歴史的な建造物「ヴィッラ マルゴン」を拠点にしています。ヴィッラ マルゴンは、カトリック聖職者たちが会議に使用していたとされ、オーストリア、ハンガリー、バイエルン地方とも縁の深い、ユニークな文化を持っています。建物の内側と外側には、フレスコ画が描かれており、アルプス全地域において最も美しい邸宅の一つとされています。

ヴィッラ マルゴン1980年代、ルネッリ家はそんなヴィッラ マルゴンにワイナリーを構え、フェッラーリの歴史的な自社畑のブドウでスティルワインを造ることを決意します。それは、アレッサンドロ氏の父、2代目にあたるマウロ氏が心酔するブルゴーニュのようなスティルワインができるのではないかと考えたことがきっかけでした。そして、フェッラーリのスプマンテ用の畑から、スティルワインに最適な区画を厳選して、熟成したブドウを9月中旬に収穫します。

標高400メートルの寒暖差の大きい山岳部で造るワインは、非常に印象的かつ洗練されたアロマを明確に表現しています。フェッラーリで培ったブドウ栽培ノウハウと醸造技術を駆使して、シャルドネやピノ ネーロをベースに高品質なスティルワインの生産を行っています。

アレッサンドロ氏は、マルゴンが輩出するワインの特徴をこう話します。
「ルネッリはワインをゆっくり熟成させていくという信条を根底に持っています。2代目にあたる私の父は、いまだにマルゴンの白を10年寝かせてから飲んでいます。ワインに最適な飲み頃はないと考えていまして、その時の状態を味わうのがベストだと思います。変化や発展を楽しんでもらいたいです。テヌータマルゴンの白は、優れたバランスの中に酸味を感じることができるワインに仕上がっています。私はイタリアのリゾットやチーズ単体に合わせることが大好きですが、フレッシュな魚やお寿司にも最適だと思います」

ポデルノーヴォシンボルトスカーナの海沿いで心地よい飲み心地が特徴のワインを生産!
ザクザクと化石が出るユニークな土壌を持つ「テヌータ ポデルノーヴォ」

トスカーナ、ピサの南に位置するテヌータ ポデルノーヴォは、エトルリア時代(紀元前8世紀~紀元前1世紀頃)からワインが造られていた海沿いの丘陵地帯に位置しています。手つかずの田園風景とブドウ畑の美しい景観が魅力的で、ルネッリ家がオーガニック農業に最も力を入れているエステートです。敷地の形態を尊重し、周囲の景観保全にも注意を払っており、近くの田園地帯から入手した地元の石を使用して建設されました。

ポデルノーヴォ紀元前8世紀からワインが造られていた歴史が証明するように、この地はブドウの成熟に適しているミクロクリマを備えています。海洋性の化石をふんだんに含み、畑を歩くたびに“ザクザク”と化石を踏む音がするほどユニークな土壌です。カジュアルに楽しめる抜群の飲み心地の「テウト」から、エレガントで優美なストラクチャーが際立つ最高級カベルネフラン100%「アウリテア」まで幅広くワイン生産を行っています。

世界一のポリフェノール含有量を誇る唯一無二の品種、サグランティーノ!
ペルージャの美しい丘で力強さと柔らかさを兼備するワインを造る「テヌータ カステルブオーノ」

カステルブオーノシンボルフェッラーリ社を所有するルネッリ家は、世界で最もポリフェノール含有量が多く、長期熟成に適したウンブリアの固有品種サグランティーノに注目していました。ルネッリ家は、この独特で唯一無二のサグランティーノを世界に広めたいという理由から、トレンティーノ、トスカーナに続く生産地としてイタリア中央部ウンブリアを選びます。テヌータ カステルブオーノは、濃厚で強固なタンニンを持つ品種の個性を生かしつつも、やわらかくエレガントなスタイルを表現することを目指しています。「このワインを造るためにウンブリアに来た」と語るほどサグランティーノに魅了されたルネッリ家は、壮大なワインを造るための理想的な土地として、ペルージャのなだらかな丘にカンティーナを構えます。

カラパーチェ

著名な彫刻家アルナルド ポモドーロ氏がデザインするカンティーナ「カラパーチェ」
テヌータ カステルブオーノのカンティーナは、著名な現代アート芸術家アルナルド ポモドーロ氏のデザインです。円形のドーム状の建物がブドウ畑のゆるやかな斜面に自然に溶け込む様は、まさに彫刻と建築の融合。自然と畑の景観を壊すのではなく、自然と完全に一体化しなければならないという考えで実現させています。デザインモチーフは亀。安定と長寿のシンボルであり、その甲羅(カラパーチェ)は大地と空を一体化させるもの。その思いから、このカンティーナのことを「カラパーチェ」と名付けています。

 

イタリア国内初、ルネッリ家が導入した最先端のブドウ管理システム「アニマヴィティス」

アニマヴィティスセンサーアニマヴィティスとは、ルネッリ家がイタリア国内で初めて導入したブドウ畑管理プログラムです(最初にテヌータ ポデルノーヴォで採用)。ブドウの樹の健康を常時監視することができ、収穫に理想的な日、時間、状況を確認するために大きく役立ちます。テヌータ ポデルノーヴォに加え、ウンブリアのテヌータ カステルブオーノでも導入されています。

ブドウ畑を綿密に解析し、高品質なブドウのみの選別が可能に
アニマヴィティス地図従来、ブドウの樹や葉の詳細なデータを測定、管理することは困難とされ、不均一なブドウを収穫することにつながっていました。アニマヴィティスは最先端センサーを用いることで、細部にわたりブドウや畑の状態を分析できるため、その問題を解決することができます。その結果、健康に育ったブドウのみ収穫することが可能になりました。

アニマヴィティスを使用するルネッリの3代目アレッサンドロ氏に、導入後の感想をお聞きすると、
「毎年、同じブドウ(の樹や葉)が健康であることはなく、どうしてもその年によって品質の差が生まれてしまいます。アニマヴィティスは一つひとつ“その瞬間”におけるブドウの状態を毎回計測することができるので、毎年データに基づいて優れたブドウを選定することができています。テヌータ ポデルノーヴォで栽培しているカベルネフランも、アニマヴィティスによって土壌に最適な品種であることがわかり、カベルネフラン100%を造り始めました。近年、我々が手掛けるテヌータで多くのワインが高得点を受賞するようになったのも、アニマヴィティスの効果が大きいと思います」と答えてくださいました。

天才醸造家ルカ ダットーマ氏を魅了するアニマヴィティスで選定されたカベルネフラン
品質に驚き「カベルネフラン100%で造ってみないか」と呼びかける

ルネッリ家は、テヌータ ポデルノーヴォ(トスカーナ)とテヌータ カステルブオーノ(ウンブリア)に、醸造コンサルタントとしてビオロジックのスペシャリストであるルカ ダットーマ氏を迎え入れています。そして、ブドウ管理システム「アニマヴィティス」により選定されたカベルネフランを用いてワインを造ったところ、そのクオリティに驚いたダットーマ氏は「カベルネフラン100%で造ってみないか」とルネッリ家に持ち掛けます。その呼びかけにより、カベルネフラン100%の高級ワイン「アウリテア」が誕生したのです。

そんな高品質なブドウを的確に選定できるアニマヴィティスは、テヌータ マルゴン(トレンティーノ)では使用されていません。これは、山岳部に位置する畑に機械を入れることが難しいためです。しかし、ルネッリ家はさらなる挑戦を試みています。まだ試験段階だそうですが、ドローンを使用して上空からアニマヴィティスと同様のことができないか開発中とのことで、今後もなおルネッリ家の飛躍から目が離せません。

ルネッリグループ全体で取り組む生物多様性。「健全な生産」と「健全な環境」の両立

ルネッリ家は、農業の未来に向けて必要不可欠な要素「生物多様性」を重要視しています。生物が少ない場合、悪天候などで畑がダメージを受けた時に治癒能力が下がってしまい、健全な土壌を保つことができません。生物が十分に存在していれば生物たちが元の畑の状態に戻してくれるのです。健全な環境を整えることで健全な生産が可能になり、地球全体にとっての好循環が生まれます。そのため、フェッラーリ社は、常にどれだけのどういった生物が畑(周辺に)存在しているかカウントしています。

特にフェッラーリ社はミツバチを大切にしており、畑の横でミツバチを育てています。世界の農作物の90%を担う約100種の作物のうち70種は、ミツバチのみによって受粉が行われます。ミツバチがいることで、ブドウにとって有益な他の昆虫(ブドウに有害な虫や寄生虫の天敵となる生物)を引き付けたり、そのテロワールに特有な天然酵母も運びます。ミツバチの活動は、地球上の農業には必要不可欠で、自然界全てのバランスを保つための貴重な活動を行っているのです。また、ミツバチの存在は環境の健全性を示していて、持続可能な農業が行われていることの証明でもあります。

そうして、あらゆる生物が快適に過ごした結果、ヒグマがハチミツを求めて山から畑に下りてきたり、シャルドネの木に鳥が巣を作るという現象が起きています(グループ会社のSURGIVAは、激減してしまったそのヒグマたちを保護する活動も行っています)。このようにフェッラーリ社を手掛けるルネッリ家は、非常に豊かな生物多様性を確立し、自社のワイン生産だけでなく地球規模で環境問題を考えて取り組む造り手なのです。

フェッラーリ畑、ハチミツ

イタリア泡の最高峰フェッラーリが自社畑の厳選区画で造るスティル白!
華やかで柑橘系香るフルーティーなアロマ
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
ピエトラグランデ 2019
ピエトラグランデ 2019


“キング オブ スプマンテ”ことフェッラーリが造るスティル白ワインです。トレンティーノの山岳部で、健康と環境に配慮しながら丁寧に育てられたブドウを使用。山々が生んだ美しく澄んだワインに仕上がっています。リンゴ、洋梨、アロマティックハーブなど、フルーティで華やかな香り。活き活きとフレッシュで、口いっぱいに広がる丸みのある果実味、魅力的なシトラスのニュアンス、ふくよかなミネラルか続きます。エレガントなアロマが香り、心地良い余韻が続きます。瓶内熟成は6ヶ月間。
試飲コメント:淡い麦わら色。グラスに注いだ瞬間、華やかなアロマが力強く広がります。わずかなミネラル、グレープフルーツなどの柑橘系、桃の香り。口に含むと、舌の側面と奥にフレッシュな酸が行きわたります。そのあとに、まろやかな味わいの余韻が続きます。

“キング オブ スプマンテ”フェッラーリがトレントで造るシャルドネ100%のスティルワイン
芳醇なアロマとふくよかな果実が調和するエレガンス
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
ヴィッラ マルゴン 2018
ヴィッラ マルゴン 2018


イタリアのスパークリングを牽引するフェッラーリが造るスティル白ワインです。トレント近郊のアディジェ川の右岸にある自社畑、標高400メートルに位置するヴィッラマルゴンで栽培されたシャルドネ100%で造られています。山々が生んだ美しく澄んだワインに仕上がっています。非常に華やかで芳醇な香り。リンゴ、グレープフルーツ、アーモンドの花、柑橘等が入り混じる複雑性を備えており、洗練されたストラクチャー。エレガントでデリケート、非常にバランスが取れています。ふくよかな果実のアロマは、少量のオーク樽での熟成により、更に豊かに香ります。今飲んでも十分に楽しめますが、もう少し熟成させても、このワインが持ち合わせる豊かな要素が更に広がりを見せるでしょう。
試飲コメント:明るく輝く黄金色。注いだ瞬間にアーモンドやグレープフルーツ、ライム、白い花を感じる複雑で力強い香り。ふくよかでエレガントな風味。少し樽の効いたスパイス感と、後から追ってやってくるフレッシュさが長く続きます。

イタリア泡の最高峰フェッラーリがトスカーナで造るスティル赤「アリオット」
カジュアルに楽しめる抜群の飲み心地を誇る優良ヴィンテージ2016年!
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
アリオット 2016
アリオット 2016


イタリア屈指のスパークリング生産者フェッラーリ社が、トスカーナで造るサンジョヴェーゼ主体の赤ワイン。バリックでの12ヶ月熟成と最低4ヶ月の瓶内熟成で造られます。輝くルビーレッド色、チェリーやブランデーに漬けたフルーツ、ハーブやミネラルのトーンを持つエレガントな香り。心地良いタンニンと酸味を持つとてもエレガントで芳醇なワイン。中世にピサ近郊の丘陵地帯を支配した豪商の名前に由来しています。トスカーナの海側で育った珍しいサンジョヴェーゼのワインです。
試飲コメント:エッジが色濃いルビーレッド。赤いフルーツ、バルサミコ、ミネラルを感じる香り。リコリスのニュアンス。口当たりは繊細で、舌の上で横に広がる味わいです。カジュアルに楽しめる飲み心地。

サンジョヴェーゼの酸とタンニン、メルローの丸みが生み出す柔らかく美しい味わい
フェッラーリを手掛けるルネッリグループがトスカーナで造るスティル赤「テウト」
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
テウト 2016
テウト 2016


イタリア泡の象徴フェッラーリ社を運営するルネッリが造る、柔らかくシルキーで美しい味わいが特徴の赤ワイン。テヌータ ポデルノーヴォの厳選された最上級ブドウで造られ、多彩で複雑なアロマとまろやかな口当たりが特徴です。

深みのある明るいルビー色、マルベリーやコーヒー豆のような色の濃い果実を思わせるクリーンなアロマ。グラス内で空気に触れさせると、ダークチェリーやプラムのような、より甘やかで成熟した果実感へと発展します。多彩で複雑なアロマがバルサミックなトーンによって更に強調されています。洗練されたエレガントなタンニンに象徴される卓越したバランス、少量のスパイスを伴うダークフルーツのトーンが心地良く続きます。トスカーナの海側のエステート由来の、地中海らしさを存分に感じる、しかしボルドーのようなニュアンスを持つトスカーナの赤ワインです。

試飲コメント:輝きを持った色濃いルビーレッド。樽香、シナモン、プラム、プルーン、リコリス、ハーブ、ミネラルを感じる複雑な香り。黒い果実味と心地よいタンニン、エレガントさが溶け合うバランスに優れた味わい。

ビオ醸造の名匠ルカ ダットーマ氏が心を打たれたカベルネフラン100%で造る「アウリテア」!
エレガントで優美なストラクチャーが際立つカンティーナ最高級赤
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
アウリテア 2016
アウリテア 2016


天才醸造家ルカ ダットーマ氏がテヌータのカベルネフランのクオリティに驚き、「カベルネフラン100%を造ってみないか」と勧めたこと生産が始まったとされるテヌータ ポデルノーヴォ最高級のカベルネフラン「アウリテア」です。

深く濃縮感がある輝くルビーレッド。その深みのある凝縮感はグラスの中でスワリングするとどんどん展開していきます。ココアパウダー、カシス、ローズマリーなどの繊細でエレガントなスパイスが香油のように豊かに香ります。柔らかく極めてキメの細やかなタンニンに象徴される、確固とした、かつ優美なストラクチャー。余韻は長く、最後までこのテロワールを象徴する化石由来のミネラルのトーンが口中に心地よく広がります。

試飲コメント:深く輝くルビーレッド。カカオ、バター、バニラ、カシス、ピーマンなど繊細で複雑な香り。柔らかいタンニンが特徴的で、エレガントなスパイシーな味わい。鼻腔を刺激する黒いスパイスの余韻が長く続く優美なワイン。

カンティーナが誇るクリュ中のクリュ
フェッラーリ社が厳選したサンジョヴェーゼ100%のトップキュヴェ「ソレニダ」!
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
ソレニダ 2015
ソレニダ 2015


イタリア泡の最高峰フェッラーリ社を運営するルネッリのサンジョヴェーゼ100%赤ワイン。スワリングするとリコリスやアニス、スパイスなどが展開、調和していき、濃厚な果実の味わいと活き活きとしたタンニンを感じる長期熟成が可能なワインです。濃密なルビー色、ブラックチェリーやブラックベリージャムのトーン、グラスの中でスワリングするとリコリスやアニス、スパイスなどが展開し調和していきます。濃厚な果実の味わい、活き活きとしたタンニン、長期熟成が可能なワインです。
試飲コメント:濃厚なルビー色。黒の完熟した果実、トマトの葉、革、スパイス、リコリス、ジャムと複雑な香り。しっかりとした骨格で、凝縮した果実味が口中に心地よく広がります。リコリスなどのスパイスのニュアンスが余韻として残ります。

2000円台で『ガンベロロッソ』2年連続最高賞の実績!
フェッラーリがウンブリアで造る、極上お値打ちオーガニック モンテファルコロッソ!
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
ジッグラット モンテファルコ ロッソ 2018
ジッグラット モンテファルコ ロッソ 2018


ジッグラットは、ルネッリグループがフェッラーリにおけるスプマンテで培ってきたブレンド技術がいかんなく発揮されたワインです。サグランティーノは、世界的に見てもその力強さと長期熟成力に秀でた、唯一無二の品種。ルネッリグループはこの品種の個性を生かしたうえで、やわらかくエレガントなスタイルで表現することを目指しています。そのサグランティーノの力強さにサンジョヴェーゼの優雅さとメルローの柔らかさが融合されています。「偉大なモンテファルコ ロッソ」と讃えられる品質を実現させました。

マラスカチェリー、クローブなどのスパイスのアロマは優雅さと複雑さ兼ね備えています。バルサミックなニュアンスも感じます。フレッシュな酸が軽やかな一面を演出し、中盤から口の中に膨らむスパイシーなフレイバーは、包み込むような力強さがあります。非常に飲み心地がよいワインなので若いうちから楽しめますが、熟成ポテンシャルもあり、しばらく寝かせることもオススメです。

試飲コメント:美しく明るいルビー色。チェリー系の赤いフルーツや赤い花などの華やかな香り。あとからスパイシーな香りも感じます。口当たりは豊かな果実味が広がるクリーンな味わい。全体的に飲み心地がよく軽やかですが、飲み込んだ後に仄かにサグランティーノを感じるアルコールと余韻を喉元に感じます。

スプマンテの最高峰フェッラーリ社が造るモンテファルコ ロッソ リゼルヴァ「ランパンテ」
樽香のスパイスとエレガントな果実味が溶け合う味わい深さ!
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
ランパンテ 2016
ランパンテ 2016


ルネッリ家が手掛けるテヌータ カステルブオーノ初のリゼルヴァワイン「ランパンテ」です。ワイナリーの心臓部で長い間ゆっくり熟成されたことにより、素晴らしいストラクチャーとエレガンスを備えたワインに仕上がっています。

ガーネットがかったルビー色、野生のスミレ、ブランデー漬けのチェリー、甘いスパイス香や香油のアロマ、ほのかに鉛のニュアンス。素晴らしいストラクチャー、円熟かつエレガントな果実味、バランスの取れたタンニン、余韻は心地よく長く、更なる熟成のポテンシャルを感じさせます。

試飲コメント:ガーネットよりのルビー色。赤いフルーツ、赤い花、シナモンなどのスパイスを感じるエレガントな香り。香り同様の果実味が溢れ、適度なタンニンとスパイシーな味わいが続きます。

世界で最もポリフェノール含有量の多い品種サグランティーノ!
「このワインを造るためにウンブリアに来た」
フェッラーリ社が造るモンテファルコ サグランティーノ「カラパーチェ」!
テヌータ カステルブオーノ (ルネッリ)
カラパーチェ サグランティーノ ディ モンテファルコ 2015
カラパーチェ サグランティーノ ディ モンテファルコ 2015


“キング オブ スプマンテ”のフェッラーリを所有するルネッリグループがウンブリアで展開する「テヌータ カステルブオーノ」。ウンブリアを代表する土着品種サグランティーノの長期熟成ポテンシャルを存分に引き出したフラッグシップがこの「カラパーチェ モンテファルコ サグランティーノ」です。厳格なタンニンに支配されるサグランティーノのイメージをいい意味で裏切る、やわらかな味わいに驚かされます!「10年経ってから飲んだほうがいい」と言われることの多いサグランティーノですが、このカラパーチェはリリース直後から飲んでも楽しめる逸品です。

凝縮され際立った深く輝くルビー色、サグランティーノらしい印象的なブラックベリー・ジャムやブルーベリーの香りにブランデー漬けのチェリーやバラの花びらの魅力的な香り。チョコレートやリコリスのような香りも感じとることができます。クリーミーなテクスチャ、パワフルで芳醇な果実味、余韻はとても長く、類稀なるフィネスとタンニンを感じることが出来る、非常にエレガントで繊細なワインです。サグランティーノ特有の力強さと長期熟成のポテンシャルという絶対的にユニークな特徴を持つこのワインは、巧みなブドウ栽培技術とオークの大樽で熟成した賜物です。

試飲コメント:ルビー色。ジャム、完熟系果実、フローラル、ミネラル、チョコなど複雑で力強い香りを持ちます。甘みを感じるスパイシーな味わい。インパクトのあるアタックがありながら、まろやかな口当たり。コショウなどの黒いスパイスが徐々に表れ始め、味わい深い余韻が長く続きます。
インタビューを終えて
3つのテヌータが輩出するワインを試飲してみて、どのワインも綺麗で親近感のある飲み口だという印象を持ちました。しかしながら、まだ熟成しうるポテンシャルを秘めたものも多かったように思います。3代目アレッサンドロ氏が試飲前に「私の父はマルゴンの白を10年寝かせてから飲むのが好きなんです」と話されていた理由がわかりました。

最先端の畑管理プログラム「アニマヴィティス」を用いて畑や土壌を分析することには驚きましたが、何よりもイタリア国内初という事実です。その先駆的精神は、イタリアで初めてメトドクラシコ製法を取り入れたジュリオ フェッラーリ氏の想いと重なる部分があると感じました。「シャンパン&スパークリングワイン ワールド チャンピオンシップ」で世界一のスパークリング生産者と評されてもなお、さらなる発展を目指して新たなことに挑戦していく。それこそがフェッラーリ社が持つ本来の姿なのだとよくわかりました。

後日談ではありますが、地理的な問題でアニマヴィティスを使用できないトレンティーノの畑でも、どうにか同様のものを導入できないかということで、上空からのドローンの活用も考えているそうです。そんなハイクオリティを追い求め続けるテヌーテ ルネッリが3つのエリアで造るスティルワイン。ぜひお楽しみください。

アレッサンドロ ルネッリ氏と
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