ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノを代表する名門「アヴィニョネージ」。彼らがビオディナミ、アンフォラ熟成で仕上げるナチュラルワイン「ダーディ」シリーズの白ワインです。ダーディとは、中国語で「大地」を意味しています。2023年ヴィンテージは、『ジェームズサックリング』で94点を獲得しています！

多彩な品種で引き出す、フレッシュで塩味が持続する味わい

白桃やパイナップルの香りにレモンのニュアンスがあります。口中に広がるフレッシュな酸が特徴的です。しっかりとしたボディがあり、なめらかな口当たり。フィニッシュに塩味を感じ、余韻が長く持続します。

使用品種は、オルピッキオ、グレケット、トレッビアーノ、ヴェルメンティーノ、マルヴァジアと多種多様です。品種ごとに分けて発酵、熟成を行います。春までシュールリーを行ったあと、各品種をブレンドして瓶詰します。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』94点（2023ヴィンテージ）

香りはやや還元的で、スライスした洋ナシ、リンゴ、スイカズラのノートがミディアムボディまで続く。ドライレモンとスライスした青リンゴの歯ごたえとクリーミーなテクスチャー。70％はタヴァ製のアンフォラで発酵させ、若干のスキンコンタクトを行う。オルピッキオ、トレッビアーノトスカーナ、グレケットなどの楽しいブレンド。バイオダイナミック農法で栽培されたブドウを使用。ヴィーガン。（2024年5月）

14世紀から続くアヴィニョネージ家

14世紀、グレゴリウス11世に追従しフランスのアヴィニョンからイタリアへ移住した貴族が祖先という“アヴィニョネージ”一族。同家の醸造所はイタリア最古のものに数えられる、ルネッサンス時代の建築家による設計で、非常に長い歴史を持ったワイナリーです。

歴史ある農園を引き継ぎ多くのワインガイドでトップレベルの評価

ワイナリーとしてのアヴィニョネージは1974年にファルヴォ家によって設立。歴史ある農園を引継ぎ、ブドウ畑に莫大な投資を行ないました。「ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ」、「ヴィンサント」を始め、アヴィニョネージ社のワインは世界各国へ輸出され、多くのワインガイドや専門誌でトップレベルの評価を得るようになりました。

有機栽培の導入とサンジョヴェーゼ100％で造るヴィーノノービレ

2009年、設立者のファルヴォ家からベルギー出身の実業家ヴァージニー サヴェリス氏へと経営が代わり、より一層の発展と品質向上を目指し大改革に着手。それは、1.自社畑のブドウだけでワインを造る。2.有機栽培とバイオダイナミックの導入。3.モンテプルチアーノと言う呼称を前面に出す。4.サンジョヴェーゼ100％でヴィーノノービレを造る。というもの。

有機栽培とバイオダイナミック、そしてサンジョヴェーゼ100％。ヴィーノ ノービレのNo.1になるためにアヴィニョネージはさらなる進歩を続けています。