エノロゴのマルコ アルルンノとカルロ カンビエーリによって2007年設立された、昔ながらの自然な農法を行う"イル キオッソ"のDOCGガッティナーラ「ガリツィア」です。最も古く歴史ある単一畑「ガリツィア」で収穫した樹齢30-35年のネッビオーロを使用。伝統的な大樽を使い36ヶ月熟成させています。エレガントなアロマ。しっかりとした骨格で持続性があり、キレの良いしっかりとした酸が全体を支えています。熟成を経て飲み頃を迎えてリリースされた、心地よい苦みが残るエレガントなガッティナーラです！

最も古い歴史のある単一畑「ガリツィア」

ガリツィアは、イル キオッソが単独で所有する、最も古い歴史のある単一畑です。面積は3ha、キオッソの畑の中では一番高い標高500mです。火山性土壌で、表土は斑岩を含み、パワフルなワインが出来ます。畑の近くの赤茶色をした岩は、鉄や銅を含んでいます。1日中日光が当たるところにだけブドウを植えています。標高が高いため霧は出ず、また夏は風が吹き抜けるため、湿気がこもることがありません。急斜面のため、畑での仕事、収穫は全て手作業で行います。

大樽で36ヶ月熟成させ、9ヶ月の瓶熟成を実施

樹齢30-35年のネッビオーロを使用。収獲したブドウをステンレスタンクで28-30度に温度管理しながら発酵とマロラクティック発酵を実施。伝統的な大樽を使い36ヶ月熟成。樽はスラヴォニアンオークとフレンチオークの2種類で、蒸気を使い、焼きは入れていません。ボトリング後に9ヶ月の瓶熟成を経て出荷しています。

しっかりとした骨格、持続性があり、余韻に心地よい苦み

ガーネットを帯びたルビーの色調。エレガントなアロマの中には、リコリス、スパイス、タバコ、カカオの要素が感じられます。口に含むとしっかりとした骨格、持続性があり、余韻に心地よい苦みが感じられます。キレの良いしっかりとした酸が全体を支えています。飲み頃になってリリースされた、2011年のクリュ ガッティナーラをお楽しみ下さい！

2007年設立の新しいワイナリー

2007年にマルコ アルルンノ(エノロゴ)とカルロ カンビエーリによって設立された新しいワイナリーです。 “イル キオッソ”とはピエモンテで、石垣で囲まれた畑のことを指します。優れたワインの出来る区画を区別するため、かつて造り手はその場所を石垣で囲みました。この考え方は、現在の彼らのワイナリーでも生かされ、D.O.C.G.ガッティナーラ、ゲンメ、D.O.C.ファラのエリアにある最高の畑から質の高いワイン造りを行っています。

昔ながらの自然な農法

イルキオッソではネッビオーロの他に、ヴェスポリーナやウーヴァラーラ、エルバルーチェを栽培しています。葡萄の栽培は、現在も昔と同じ自然な方法で行われています。環境への影響を可能な限り少なくなるように心がけています。例えば、畑の害虫に対しては天敵の昆虫を放して対処しています。葡萄の剪定から、収穫、醸造、ボトリングまでのすべての過程において、最大限の品質を得るために、細心の注意が払われています。