マルケ州で高品質＆高コスパなワインを造る「デ アンジェリス」のロッソ ピチェーノです。モンテプルチアーノの豊かな果実感と、サンジョヴェーゼのあふれる旨み。「偉大な評価を受けるにふさわしい赤ワイン。コストパフォーマンスには常に驚かされる」と『ガンベロロッソ』も大絶賛の“旨過ぎ！”ロッソ ピチェーノです。単に飲み心地が良いだけでなく、シンプルなのに深みがあり、若々しい酸味と上品なタンニンが調和したバランスのとれた美味しさで多くのお客様からご支持を頂いています。

ロッソピチェーノの「クリュ」スペリオーレ区域で造るモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼ

DOCロッソ ピチェーノはマルケ州の広い範囲で造られますが、州南部のアスコリ ピチェーノ県の13のコムーネだけが「スペリオーレ」の地区に指定されています。スペリオーレ地区はモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼの2つのブドウに最適な土壌といわれ、ロッソ ピチェーノの「クリュ」と認識されています。デ アンジェリスの畑は、全てこのスペリオーレ区域内にあり、素晴らしい条件のもとワインが造られています。

カステル ディ ラマとオッフィーダの標高約200～350mの丘陵地に広がる畑のモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼから造られます。収穫後、6～8日間マセラシオン、その後ステンレスタンクで6～9ヶ月間寝かせた後、ボトリング。さらに数ヶ月間の瓶熟成を経てリリースされます。明るくイキイキとしたルビー色、若い果実や生花などを思わせる心地よい香りが広がります。ジューシーでたっぷりとした味わい。心地よい熱と甘さを感じるしっかりとした味わいのミディアムボディ。程よい酸味がワイン全体をイキイキとさせ、スムーズな飲み心地にしています。

「デ アンジェリス」は、マルケ州のコッシニャーノという小さな村に1955年に設立されたワイナリーです。当初はバルク売りしかしていませんでしたが、現オーナーのファウスティ氏が手掛けるようになって以来、品質向上に努め、自分たちでボトリングをするようになります。1985年にカステル ディ ラーマに移り、近代的な醸造設備が整ったカンティーナを建設、より安定した品質のワインの生産に成功し、世界各国に輸出するようになりました。現在は、ファウスティ氏の息子のアリギエロ氏と妻のバルバラさん（エノロゴ）が中心となってワイナリーを運営し、新しいカンティーナも新設。発展を続けています。

標高100m～400mに位置する60haの自社畑はすべてビオロジック認証を取得。それぞれの畑の気候条件に適した品種を巧みに選んで植樹しています。マルケ州の広い地域で造ることができるロッソピチェーノに対して、スペリオーレの認定区域は本当に狭く、ロッソピチェーノの「クリュ」と認識されています。そしてアンジェリスの畑はすべてこのスペリオーレ区域内にあります。サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノから造られるロッソ ピチェーノや、ペコリーノ、パッセリーナなどの白ブドウ品種によるワインで高く評価を受けるとともに、カベルネ ソーヴィニョンやシャルドネなどの国際品種をブレンドした高品質でコストパフォーマンスに優れた多くのワインを造っています。