トスカーナ州モンタルチーノの地でパドヴァーニ姉妹が自然な造りでワイン造りを行うカンピ ディ フォンテレンツァの「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」です。ビオディナミ栽培で育てた樹齢23年のサンジェヴェーゼを使用。野生酵母のみで20-30日間の醸し発酵。最初の2年は大きいオーク樽で熟成。その後古い小さな樽に移し替え3-4年熟成させています。熟したチェリー、ブラックカラント、ブラックオリーブ、タマリンドなどが香る、力強さがありながら優雅さとエレガンスが漂うブルネッロ ディ モンタルチーノです。

自然な造りにおける様々な取り組み

フォンテレンツァは1999年にモンタルチーノに自らブドウを植えたことから始まりました。畑、セラーでの作業は月の運行を見ながら行い、除草剤、殺虫剤などの一切の化学的農薬を用いず、ボルドー液も有機農法の許容量より少ないです。2004年からはイラクサやカモミール、スギナなど各種ハーブを煎じたビオディナミ調剤を試しています。温度管理を行なわず発酵を行い、使用されるSO2もごく僅かです。

最初の2年は大きいオーク樽で、次に古い小樽に移し替え3-4年熟成

1.6ヘクタールのボスコの畑は標高450ｍにある粘土質の土壌。ブドウはビオディナミ栽培で育てた樹齢23年のサンジェヴェーゼを使用。栽植密度はヘクタールあたり4000本の密植栽培。9月下旬から10月上旬にかけて収穫。野生酵母のみでオーク樽もしくはセメントタンクにて20-30日間醸し発酵。手作業で除梗して、一部は全房のままマセレーション。その後、40-60ヶ月熟成。最初の2年は大きいオーク樽で熟成。その後古い小さな樽に移し替え3-4年熟成させています。

ミラノ出身のマルゲリータ、フランチェスカ パドヴァーニ姉妹が、サンタンジェロ イン コッレに両親が別荘として購入した屋敷、フォンテレンツァで始めたワイナリーです。

ワインへの情熱は、1999年に自らモンタルチーノにブドウを植えたことから始まり、以降レ ボンチエのジョヴァンナ モルガンティやマッサ ヴェッキアのファブリーツィオ ニコライーニなどと親交を深めることで、より自然なワイン造りを模索するようになります。畑、セラーでの作業は月の運行を見ながら行い、畑では除草剤、殺虫剤などの一切の化学的農薬を用いず、使用するボルドー液も有機農法で認められている量よりも少ない量です。2004年からはボルドー液の代替としてイラクサやカモミール、スギナなど各種ハーブを煎じたビオディナミ調剤を試し始めます。温度管理を行なわず醗酵を行い、使用される2酸化硫黄もごく僅かです。