キャンティ クラッシコ地区の南端に位置する"ポデーレ レ ボンチエ" の「レ トラーメ」です。土地に根ざしたサンジョヴェーゼの純粋な魅力を追求する完璧主義者ジョヴァンナ モルガンティ女史が造る、同ワイナリーのトップキュヴェです。サンジョヴェーゼ90％､コロリーノとフォーリア トンダとマンモロで10％を使用。熟したプラム、ブラックチェリーの香り。ブラックペッパーを思わせるスパイスも。サンジョヴェーゼ主体の繊細でエレガンスながら深みのある味わいのトスカーナロッソです！

2011年から"IGTトスカーナ"としてリリース

この「レ トラーメ」はもともとは「キャンティクラシコ」として造っていましたが、2011ヴィンテージ以降、「IGTトスカーナ」としてリリース。「DOCGキャンティクラシコの基準に合わない」という、検査機関の判断によって不合格になってしまったのがきっかけです。サンジョヴェーゼ90％､コロリーノとフォーリア トンダとマンモロで10％を使用。粘土質石灰土壌の３ヘクタールの畑では自然農法を実践。マメ科の植物などを緑肥として使用。収穫は全て手作業で行なわれ、ブドウには細心の注意を払い小型の箱に入れられワイナリーまで運ばれます。

繊細でエレガンスながら深みのある味わい

小型の開放式木製の発酵槽で野生酵母によるアルコール発酵を実施。500-1500リットルとさまざまな容量の樽へと移し替えられ、約15ヶ月の熟成の後、若干量のSO2を添加しノンフィルターでボトリングしています。熟したプラム、ブラックチェリーの香り。ブラックペッパーを思わせるマイルドなスパイスも。サンジョヴェーゼ主体の繊細でエレガンスながら深みのある味わいのトスカーナロッソです！

ジョヴァンナ モルガンティによって3haの畑とともに営まれるワイナリー。

畑では自然農法を実践。施肥を行なわず、マメ科の植物などを緑肥として蒔き、それらが自然に堆肥化したものを利用しています。ブドウ樹は低めのアルベレッロに仕立。収穫後、彼女の小さな身体でも手で直接ピジャージュ（醗酵途中の攪拌）できるようにしつらえた、小型の開放式木製の醗酵槽でアルコール醗酵を行なわせた後、500-1500リットルとさまざまな容量の樽へと移し替えます。約15ヶ月の熟成後、若干量のニ 酸化硫黄を添加しノンフィルターでボトリング。

何事にも完璧主義な彼女の性格が表れた、思わず背筋が伸びるような欠点のないワインを造っています。