マシャレッリが造る「イスクラ モンテプルチアーノ ダブルッツォ リゼルヴァ」。『デカンター ワールド ワイン アワーズ2020』でプラチナ受賞、97点の高得点を獲得した実績を誇る、マシャレッリの特別なモンテプルチアーノです。（2016Vintage）『ルカマローニ』96点、『ヴィタエ2022』で最高賞4ヴィティ、『ワインアドヴォケイト』で93点、『ジェームズサックリング』で92点を獲得しています！（2017Vintage）

世界的な名声を誇る実力派審査員により選出

デカンター誌による『デカンターワールドワインアワーズ』は、世界中のワインを審査する、世界でも有数のコンクール。2020年は16518本が審査され、97点以上獲得したワインにプラチナの名誉が与えられます。プラチナ受賞ワインの中から再度試飲を行い、最高評価となる「ベスト イン ショウ」を決定します。2020年はプラチナが178本（全体の1.08％）、ベスト イン ショウが50本（全体の0.3％）、選出されました。

2022年9月に輸出マネージャーのフェデリカ ロッソディヴィータさんにお話を聞きました！

「イスクラのモンテプルチアーノの畑は、（コッリーネ テラマーネDOCGエリア内の）海に近いコントログエッラにあります。味わいは綺麗な酸味があり、マリナ ツヴェティッチのモンテプルチアーノよりもエレガントです。実は、このイスクラ、最初はマリナ ツヴェティッチのラインでしたが、2～3年前からイスクラになり、ボトルの形状も変わりました。合わせる食事としては和牛をお勧めしたいです（笑）。完璧なペアリングだと思います」

ワインガイド評価

『デカンター』97点（2016ヴィンテージ）

乾燥ハーブと甘いクローブで味付けされたブラックプラムとダークチェリーの複雑で魅力的な香り。石灰質のテクスチャーとジューシーで凝縮された果実味をともなう力強いタンニンが、爽やかな酸とバランスがとれている。

1981年、アブルッツォ州サンマルティーノで創業

マシャレッリは、ジャンニ マシャレッリ氏が祖父から受け継いだアブルッツォ州サンマルティーノの土地で、1981年に設立したワイナリーです。初めてワインづくりに取り組んだのも同じ1981年。祖父から受け継いだ樹齢50年以上のトレッビアーノが植わる2.5ヘクタールの畑から始まったマシャレッリは、現在では約300ヘクタールの畑に拡大。デイリーに楽しめるベーシックライン、上級キュヴェ「マリナ ツヴェティッチ」シリーズ、そしてトップキュヴェ「ヴィッラ ジェンマ」まで、いずれも高い評価を得て国内外で支持されています。

妻マリナに受け継がれたジャンニの強い意志

残念ながらジャンニ氏は2008年にこの世を去りましたが、その遺志は妻マリナ ツヴェティッチ氏が継承しました。今も醸造所と熟成庫を守り続け、あらゆる逆風にも屈しなかったジャンニ氏の意志と独創性あふれる精神を継ぎながら、マシャレッリはさらに発展を続けています。

アブルッツォ4県すべてに畑を所有。土地ごとの個性を映すワイン造り

マシャレッリの大きな特徴は、アブルッツォの4県すべてに畑を所有していることです。各地の中から最適な土地を調査し取得しては研究を重ね、その土壌と気候を最大限に生かす醸造方法を選択しています。同じモンテプルチアーノであっても、全く異なるキャラクターのワインを生み出すという考え方は、ブルゴーニュの「クリュ」概念とよく似ています。

「人」「テロワール」「ブドウ」

3つの要素が調和した最高峰「ヴィッラ ジェンマ」

フラッグシップの「ヴィッラ ジェンマ」は、ジャンニ氏が祖父から受け継いだサンマルティーノの単一畑から生まれます。1ヘクタールあたり1万本という高密度植栽のモンテプルチアーノから、圧倒的な濃密さを備えた偉大なワインが造られます。「人」「テロワール」「ブドウ」という、ワイン造りの基礎となる3つの要素が完璧なバランスで結実したヴィッラ ジェンマは、モンテプルチアーノ ダブルッツォの最高峰と言って過言ではありません。これまでに13回のトレビッキエリを受賞（2012年時点）し、「イタリアを変えた50本」にも選ばれた、まさにイタリアを代表する赤ワインです。