『ファルスタッフ』『ルカ ガルディーニ』『ドクターワイン』の3誌揃って95点を獲得！

バリック熟成ブルネッロの先駆者"シーロ パチェンティ"の「ブルネッロ ディ モンタルチーノ ヴェッキエ ヴィーニェ」です。パチェンティが所有する畑の樹齢35年以上のサンジョヴェーゼ グロッソを使用。熟成はバリックで24ヶ月、さらに18ヶ月の瓶熟の合計42ヶ月熟成させています。甘い果実とスパイスを感じるボリューム。エレガントで、非常に繊細なタンニンと偉大な複雑性を持つブルネッロ ディ モンタルチーノV.V.です。

225Lバリックのフレンチオークで24ヶ月間熟成

樹齢35年以上のサンジョヴェーゼ グロッソを使用。9月末にブドウを手摘みで収穫。完全な状態でセラーに運ばれます。除梗の前後に特別なテーブルで手作業で選別。温度管理されたステンレスタンクで発酵。225Lバリックのフレンチオークで24ヶ月間熟成。さらに18ヶ月の瓶熟を経て出荷しています。

甘い果実とスパイスを感じる、ボリュームある長い余韻

深く濃いルビー色で、ブラックチェリーやプラム、スパイス、タバコ、バニラなどの凝縮した豊かな香り。しっかりとしたタンニンで、全体的のバランスが良く、甘い果実とスパイスを感じるボリュームある余韻の長い味わいが広がります。ノンフィルターでボトリングしています。

※ノンフィルターの為、ボトルの中に時折、自然な沈殿物が残っている場合があります。これはシーロ パチェンティのワイン造りの証です。お召し上がりになる前にデキャンタージュされる事をお勧め致します。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』96点（2018ヴィンテージ）

ブラックベリー、チェリーの石、白トリュフ、紅茶の葉、クローブの上品なノーズ。土と樹皮の香りもある。ミディアムからフルボディで、タイトなタンニンの骨格を持つ。レーシーで直線的。ミネラル。最後はタイト。2026年に試す。（2022年12月）

1971年にワイナリーを設立。現在のラベルでの初リリースは1988年。現在、父のシーロ氏に代わりワイナリーを率いるのは、ボルドー大学にて醸造学を修めたジャンカルロ氏。バリックを100％使用したブルネッロ造りは、ジャンカルロ氏がパイオニアです。ブドウ畑はモンタルチーノの街を挟んで北部ペラグリッリと南部ピアンコルネッロにあります。このようなロケーションは、個人のワイナリーとしては珍しく、また恵まれているといえます。

北部ペラグリッリは、粘土と砂質の混醸土壌で標高350mの丘陵地帯に位置。風通しが非常によく、上品で香りが豊かで特徴ある個性をもったワインが生まれるエリア。南部ピアンコルネッロは、土壌は小石や瓦礫を多く含むミネラル分が豊富な土壌。気候は北に比べるとより暑く、ワインの印象は力強いがタンニンは優しく丸みがあるサンジョヴェーゼらしい味わいを生むエリアです。