ラッツェレッティは1998年にモンタルチーノに創立した、新進気鋭の家族経営のワイナリーです。兄のマルコ ラッツェレッティと妹のルチアの兄弟でワイナリーをマネージメントしています。このワインはスラヴォニアンオーク樽で約30ヶ月熟成したブルネッロ ディ モンタルチーノ。複雑でふくよかな香りでやわらかな味わいが心地よく、心地よい果実味豊かな余韻が続きます。『ジェームズサックリング』94点、『ワインエンスージアスト』92点を獲得しています。（2016ヴィンテージ）

35/40hLのスラヴォニアンオーク樽で約30ヶ月熟成

畑は標高300ｍのタフな粘土質の土壌。9月末に手摘みで収穫します。収穫されたサンジョベーゼは26-30度に温度管理さえたステンレスタンクにて澱とともに15日間醸し発酵。35/40hLのスラヴォニアンオーク樽で約30ヶ月熟成。ボトリング後に6-8ヶ月の瓶内熟成を経て出荷されます。年間生産本数は10,000-12,000本。

複雑でふくよかな香りでわらかい味わい

ルビー色に光る深いガーネット色。熟した果実やリコリス、皮、土などの複雑でふくよかな香りが楽しめます。いきいきとした酸とやわらかい味わいが心地よく、タンニンがしっかりと感じられ、果実味豊かな余韻が続きます。タリアータやフィオレンティーナステーキと相性抜群です。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』94点（2016ヴィンテージ）

「サワーチェリーとシトラスのアロマに加え、タイルや湿った土のアロマ。フルボディで果実のきれいな核と噛み応えのあるタンニン。長くフレッシュなフィニッシュへと続く、ジューシーな赤ワイン。最後が堅い。柔らかくなるのに時間が必要。2023年以降がお勧め（2020年10月）

1998年に創立した、新進気鋭の家族経営のワイナリー

ラッツェレッティは、祖父が始めたワイン造りを引き継ぎ、マルコ ラッツェレッティが1998年にモンタルチーノに創立した、新進気鋭の家族経営のワイナリーです。18歳の時にモンタルチーノで偉大なワインを造るという夢を抱いてから、妹のルチアもプロジェクトに参加し、兄弟でワイナリーとワインショップを切り盛りしています。

かつて祖父が所有していた畑でブドウを栽培しており、何年か前にまさにその畑のすぐ下で古い鍵が見つかったため、今ではワイナリーの幸運の鍵として、またラッツェレッティ家の伝統をつなぐシンボルとしてセラーに飾られています。

南東向き斜面のわずか6haのブドウ畑から行われるワイン造り

家族経営のワイナリーのため、ブドウの栽培から収穫、ワイン醸造まできめ細やかに品質管理を行っています。オルチャ渓谷の標高300ｍにある30haの畑の内、わずか6haの南東向き斜面のブドウ畑から、年間約25,000本生産しています。ブルネッロ ディ モンタルチーノは35/40ｈLの伝統的大樽によってゆったりと熟成を施すことにより、豊かなベリーと森の木のようなナチュラルな樽香、ブドウの持つ旨味エキスが凝縮され、力強いタンニンはきめ細かく、インパクトがあり、いつまでも続く長い余韻が楽しめます。ブルネッロ ディ モンタルチーノのファーストヴィンテージは2001年で、2006年にリリースされました。ロッソ ディ モンタルチーノは2002年に、ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァは2010年にそれぞれ最初にリリースされました。家族経営によるワイン造りのため、どのアイテムも数量限定品です。