ピエモンテ州で100年以上の歴史を誇る家族経営ワイナリー「カッシーナ ファレッタ」が僅か2600本のみ生産の極少樽熟シャルドネ「ミリーチェ」です。

樽熟成のふくよかな香りとボリューム感ある味わい

「ミリーチェ」はブリッコ デル マンドーロと呼ばれる単一畑からとれるシャルドネのみを使用しています。樹齢約15年のシャルドネをオーク樽で主醗酵後、マロラクティック醗酵を行います。フランス産500リットルのオーク樽（新樽比率33%）で12カ月熟成後、約9ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。

ドライフルーツやピーチの香りが豊かに広がります。さらに樽熟成によるバターやバニラの香りも感じられ、ふくよかな香りが広がる素晴らしいワインに仕上がっています。輝きのある黄金色。熟したパイナップルや桃などの果実の香りに、バニラやフレッシュなハーブのニュアンス。香りが豊かでボリューム感のある、辛口の樽熟成ワインです。

豊かな果実感と甘美な樽の風味は白身魚のムニエル、鶏肉のグリル マスタードクリームソース、仔羊肉のグリル等、確りとした味付けの魚料理から、お肉料理まで合わせる事が出来ます。初めは冷やし気味で、温度を上げていくと芳醇な香りを楽しむ事が出来ます。

ワイン名の「ミリーチェ」ですが、19世紀に活躍した詩人、ジョヴァンニ パスコリの詩集で田舎暮らしや農業について詠う内容にオーナーのエレナが惹かれた為、名づけられました。ピエモンテ州カザーレ モンフェッラートののどかで美しい自然を感じさせてくれるワインです。

1881年、ピエモンテ州カザーレ モンフェッラートに設立

カッシーナ ファレッタは素晴らしい自然に囲まれた環境でピエモンテ州、アレッサンドロ県のカザーレ モンフェッラートの丘の外れに位置しています。設立は1881年でワイナリーには設立当時の年号が陶器の皿に刻まれており現在も大切に保管されております。伝統的に受け継がれてきたワイナリーの歴史は、土地の歴史、家族の歴史、農家の歴史で現オーナーであるジョヴァンニとエレナの祖父母の代から代々受け継がれてきました。

自然と調和したワイン造りを行う

ワイナリーは自然環境に配慮したサステイナビリティーの信念のもと作られています。屋根には太陽光パネルを設置し、加熱・冷却、地熱探査機、床下の熱放射パネルのエネルギーを太陽光からまかなっています。

国際品種を中心に全て自社畑で栽培

ワインは全て、ワイナリーが所有している自社畑から造られます。古くからあるブドウ畑はバルベーラを植えてありますが若い畑も多くあり、国際品種を中心にシャルドネやピノ・ノワール、シラーなどを栽培、醸造しています。近年人気がある瓶内二次発酵の泡にも挑戦するなど国際色豊かなワインを造っています。

樽熟成によるバターやバニラの香りも感じられる複雑でふくよかな「ミリーチェ ピエモンテ シャルドネ」

中でもシャルドネから造られるワイン、「ミリーチェ ピエモンテ シャルドネ」は品質が高く、ブリッコ デル マンドーロと呼ばれる単一畑のブドウを使用しています。ドライフルーツやピーチの香りが豊かに広がります。さらに樽熟成によるバターやバニラの香りも感じられ複雑でふくよかな香りが広がる素晴らしいワインに仕上がっています。