イタリアを代表する生産者「ヴェレノージ」。その次世代を担うアンジェラ氏の息子マッテオ氏と娘のマリアンナ氏のアイデアによって生まれた「エクストラオーディナリー」が輝くゴールドボトルで新登場！飲み心地のよさとマルケらしさを融合した、非常にフレッシュな味わいの赤ワインです！マルケに根差したサンジョヴェーゼ、ラクリマ、モンテプルチャーノの3品種をブレンドし造られます。

自社畑のブドウを使用し、品種ごとに丁寧に発酵、熟成した後にブレンド

ブラックベリーやイチゴ、チェリーの果実にホワイトペッパーの要素が混ざる複雑でエレガントなアロマ。口に含むとフレッシュでエレガントでありながら力強いアタックがあり、非常に洗練されたタンニンがしっかりと感じられます。余韻には最初のアロマで感じた心地良い果実味が再びよみがえります。

モンテプランドーネ（アスコリ ピチェーノ）とモッロ ダルバ（アスコリ）の自社畑のブドウを使用。畑の標高は200～250m、粘土石灰質土壌で、仕立てはギヨー、栽植密度は5,000本/haです。ラクリマとサンジョヴェーゼは9月上旬、モンテプルチャーノは9月末に収穫を行います。

アルコール発酵は品種ごとにステンレスタンクで行います。発酵期間は、ラクリマは7日間、サンジョヴェーゼは10～12日間、モンテプルチャーノは15日間と品種の特性にあわせて期間を変えています。熟成も品種ごとにステンレスタンクで行い、熟成の終わり頃にブレンドしボトルで3ヶ月瓶熟させてからリリースします。今回の2022年ヴィンテージが初リリースです。

マッテオ氏、マリアンナ氏からのメッセージ

「『エクストラオーディナリー(並外れた、驚くほどの)』と少し変わった名前のワインですが、今の市場が求めている味わいの赤ワインとして造り出しました。つまり、しっかりと骨格のあるワインではなく、飲み進みやすさ、軽やかさがあるものです。市場の状況を考え、若い新しい世代に向けたワインとして取り組んでいます。

非常にフレッシュな味わいで、暑い時期に飲んでも美味しく感じられるように造りました。サンジョヴェーゼ、ラクリマ、モンテプルチャーノのブレンドです。マルケという地域に根差したワインを造りたいと考えて、これらの3種類のブドウ品種をブレンドすることにしました。」

ヴェレノージは、アドリア海沿岸のほぼ中心に位置するマルケ州南部のアスコリ ピチェーノに1984年設立。小さいころから父親の自家用のワイン造りを手伝っていたエルコレ ヴェレノージ氏が、抑えきれない情熱とともにアンジェラ夫人と立ち上げたワイナリーです。当時二人は25歳と20歳。家族の支援もなく、9haの借り畑からワイン造りを始め、今では畑が約150ヘクタール、55ヶ国に輸出するにまで拡大しました。

『ガンベロロッソ』では「ロッソピチェーノの最良の生産者」とコメントされるなど、ヴェレノージのワインは国内外で高い評価を受けています。フラッグシップワインの「ロッジョ デル フィラーレ」が2001年ヴィンテージから連続してトレビッキエリを受賞、「ルディ」が『ルカマローニ』でTOP3に入る評価を受けるなど、名実ともに州を代表する造り手としてその名声を高めています。