少量生産ながら高品質なアマローネを産み出すコルテフォルテ

1993年の初リリースから高く評価されているコルテフォルテ。年間生産量は数千ケースのみと少量ながら高品質なアマローネを造りだしています。

標高150～300メートルに位置する南西向きの僅か2ヘクタールの畑で石灰質主体の土壌。ブドウの平均樹齢は10～20年。1ヘクタール当たり1900リットルの収量に抑えています。

最低４ヶ月間陰干ししたブドウを丁寧に発酵。ステンレスタンクで24～36カ月間熟成。25ヘクトリットルのフレンチオークの大樽で12ヶ月間熟成後、フレンチバリックの小樽で更に12ヶ月間熟成後、少なくとも12ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。生産量は僅か2000本のみの知る人ぞ知るアマローネです。

年間数千ケースのみ。知る人ぞ知る高品質少量生産ワイナリー

1400年代に、ピエトラ コルテフォルテ氏が設立したワイナリー。1600年代のヴェローナの貴族の所有を経て、1989年に現当主カルロ マリア チェルッティ氏の所有になりました。カルロ氏はブドウの持ち味を生かすワイン造りを目指し、畑や醸造所の改築を進め、行動的で情熱的、でもソフトな人柄のカルロ自身を反映したようなワインを生み出しています。1993年の初リリースから既に各方面で高く評価されています。年間数千ケースのみという高品質で少量生産のワイナリーです。

300年以上の歴史を持つペルゴラ ヴェロネーゼ仕立栽培を採用

1990年に植樹された畑は、この地で最良といわれる標高150～300メートルの日当たりの良い南西向きの緩やかな斜面に3.2ヘクタール。玄武岩、赤石と石灰を含む火山性土壌のｈ畑です。暑く湿気の多い気候なので、ブドウの栽培はペルゴラ ヴェロネーゼという300年以上の歴史を持つ伝統的棚仕立栽培を採用しています。評価の高いアマローネ、ヴァルポリチェッラの他にも、珍しい陰干しした白葡萄から造られた甘口（イル ソーレ ディ コルテフォルテ）も造っています。

0.5ヘクタール以下の単一畑アマローネ「ヴィニェティ ディ オーサン」

全てのワインは350リットルの小樽もしくは2,500リットルの大樽での熟成を経てから出荷されます。ヴァルポリチェッラ クラッシコ スペリオーレ リパッソはステンレスタンクで発酵後、翌4月にアマローネの澱の上で再発酵。このリパッソと言われる工程を経て、複雑さやまろやかさがアップします。樽で6から8ヶ月熟成。トップキュヴェのアマローネ クラッシコ ヴィニェティ ディ オーサンは畑の中で一番標高が高く日照に恵まれた、0.5ヘクタール以下の小さな単一畑のブドウから造られる長熟タイプのアマローネです。