親しみやすいシチリアナチュラルワインとして話題の造り手「カンティーナ マリリーナ」を満喫する5本セットです！

カンティーナ マリリーナは、シチリア南東部シラクーザ県の、海から2kmという土地に2001年に誕生したワイナリー。大地に対して多いなる尊重の念を持ち、ブドウは全て有機栽培。マリリーナとフェデリカの姉妹が中心となって自然の恵みを感じる心地よい味わいのワインを造っています！

カンティーナ マリリーナの魅力は何と言っても親しみやすさのある飲み心地の良さ。モスカートで造るオレンジワイン「キュエ」はオリエンタルな雰囲気漂う味わいで大人気。グレカニコで造るオレンジワイン「スケッタ」は旨みの詰まったバランスのとれた辛口、わざと発酵を止めた後、瓶内で残りの発酵をさせる「フェデリエ」ビアンコは爽やかな辛口フリッツァンテ。そしてデイリーに楽しめるの果実味をたっぷり感じる「クリヴ」ビアンコ＆ロッソ。

一度飲むとそのナチュラルな美味しさにはまる人が続出！しっかりとした味わいなのにすーっと飲める心地よさ。カンティーナマリリーナの魅力をぜひお楽しみください！

オススメPOINT

●シチリアの豊かな大地を尊重した有機栽培を実践する「カンティーナ マリリーナ」を満喫する5本！

●自然に造られたことを体で感じる優しい味わい。飲みやすくて親近感あふれる白、赤、微発泡！

●くせもなく食事との相性も抜群！デイリーに楽しめるお手頃価格も魅力！

セット内容

フェデリエ モスカート アンチェストラーレ

目に引く非常に愛らしい魅力的なラベルにとってもいやされます。無ろ過由来の濁りのある色調です。酵母由来の淑やかさに溌剌としたモスカート種の豊かなアロマがイキイキと立ち上ります。オレンジ、パッションフルーツを思わせる地中海のフルーツに、ローズマリーやセージのハーブの清々しさが感じられます。飲むと、スムーズな飲み心地で細やかな泡が弾けると、しっかりとした旨み、アロマティックなモスカートの風味が口中に広がります。中盤からほんのりとした白コショウなどのスパイシーなニュアンスに、柑橘の皮を想起させる心地よいほろ苦さあり飲み飽きのこない辛口です。イタリア料理、洋食全般にも楽しめます、オレンジやグレープフルーツを使ったサラダ、ピッツァマルゲリータ、エビとホタテのカクテル、押し寿司、野菜の天ぷら、エビの生春巻き、スパイスやハーブを使ったアジアン料理、普段の食事と抜群に寄り添うデイリーユースにピッタリなワインです。

品種：モスカート

産地：シチリア

タイプ：白

キュエ モスカート

12～14時間のマセレーション。やや濃い黄金色のオレンジワイン。黄桃を中心としたモスカートらしいジャスミンやムスクなどのオリエンタルで華やかな香り。また緑茶の様なニュアンスを感じます。味わいは穏やかな酸、ややボリューム感のあるバランスの取れた辛口。後味に果皮からの心地よいタンニンをわずかに感じます。酒質に不安定な要素はなく非常に健全で、3日目以降も楽しめるワインです。ベトナム料理や中華料理とも相性の良いワインです。

品種：モスカート

産地：シチリア

タイプ：白

スケッタ グレカニコ

１２～１４時間のマセレーション。やや濃い黄金色のオレンジワイン。キンモクセイやカリン、オレンジピールなどの香りと、シェリーやナッツなどのニュアンスが複雑に感じられます。味わいは凝縮した旨みが詰まった味わいでありながらバランスは取れた辛口。余韻に果皮からの渋味がしっかりと感じられます。２日目以降も楽しめるワインです。香草やハーブを使った豚肉や鶏肉料理と相性の良いワインです。

品種：グレカニコ

産地：シチリア

タイプ：白

クリヴ ロッソ

ステンレスタンクで発酵・熟成。焼けた土や腐葉土、ダークチェリーで作ったジャムのような香り、スパイスやハーブのニュアンスも感じられます。軽やかな口当たりながら、果実がぎゅぎゅっとつまったジューシーな味わい。ナチュラルワインらしく引っかかり無くスルスル楽しめます。後味にはしっかりとしたタンニンありワインを引き締めています。羊肉や豚肉、鶏肉を使ったハーブグリル、ペッパーハンバーグ、照り焼チキン、牛すじ煮込み等にも幅広く楽しめるお買い得なシチリア自然派ワインです。

品種：ネロ ダーヴォラ、メルロー

産地：シチリア

タイプ：赤

クリヴ ビアンコ

１２～１４時間のマセレーション。ステンレスタンクで発酵・熟成。白い花やジャスミン、マリーゴールド、マスカット、パインキャンディ、マンゴーなどの熟した丸い華やかな香り。心地良い酸味があり、味わいは爽やかな辛口で、レモンティーのようなほろ苦さとタンニン、旨味、エキゾチックなスパイスのニュアンス、ミネラル感が後味に感じられます。

品種：ヴィオニエ、シャルドネ

産地：シチリア

タイプ：白

シチリアの最南端、世界遺産としても有名な美しい町、ノートとシラクーサの間に位置するパチーノの町に程近い「ポッジョ・ディ・フォッシ」と呼ばれる丘にカンティーナ･マリリーナが設立されたのは２００１年の事。 カンティーネ・セッテソリやドゥカ･ディ・サルパルータなどシチリアのワイナリーで２５年に亘り醸造家としてのキャリアを積んできたアンジェロ・パテルノがこの丘に６０ヘクタールの土地を購入した時に始まります。

石灰質に富んだ土壌を持ち、夏の極端に乾燥した気候と強烈な陽射しを受けるこの土地は、長年ワイン造りに携わってきたアンジェロにとって極めて魅力的に映ったのです。アンジェロはこの丘の気候風土を生かして、当初より有機農法を取り入れました。 現在地所の半分ではポリカルチャー（混作：複数の作物を同じ畑で同時に栽培する事）が行なわれ、残りの地所はぶどう園として様々な品種－ネロ･ダーヴォラ、グレカニコ、モスカート･ビアンコ、モスカート･ジャッロ、インツォリア、メルロー、タナ、ヴィオニエ、シャルドネ－などが植えられています。

また発酵は全てコンクリートタンクで天然酵母を用いて行なうという、伝統的な醸造方法を取り入れました。

現在アンジェロはワイナリーを２人の娘－ワイナリー名にもなったマリリーナとフェデリカに委ね、自らは醸造の段階で２人のサポートを行なっています。この地の気候風土を生かした、極力手を掛けない有機農法や、セメントタンクでのじっくり時間を掛けた自然に近い発酵などの手法は、南シチリアのナチュラルワインの巨匠フランク・コーネリッセンの影響も受けています。

南シチリアの強烈な夏の陽射しはぶどうを早く完熟させ、糖度の高い果汁が得られます。特に定評のあるマリリーナの白ワインは、一晩のスキンコンタクトを経てコンクリートタンクでじっくりと時間をかけて発酵、熟成させる事でやや褐色がかった、果実の風味が凝縮した濃厚な味わいを持つのです。

アンジェロからワイナリーを引き継いだマリリーナとフェデリカの姉妹は、ぶどう栽培から醸造、マーケティングなどすべてを２人で行なっています。そしてワインには随所に女性らしい感覚が取り入れられています。代表的なものが、「ミニマム・インパクト」の考えを取り入れた、環境への影響を最小限にする取り組みで、再生紙を使ったラベルや軽量瓶の採用、キャップシールの廃止などです。

恵まれた気候に育まれたぶどうのポテンシャルを伝統的な手法で最大限に引き出したマリリーナのワインは、内外から静かな注目を集めています。