イタリアを代表する生産者「ヴェレノージ」から究極のペコリーノが新登場！標高の高い山の畑のペコリーノで造る「モンターニャ ファレーリオ ペコリーノ」です。山という意味のモンターニャを名前にした、まさに“山のペコリーノ”。「ペコリーノが持つすべての要素を引き出したワイン」とワイナリーが自負する、これまでにないペコリーノが誕生しました。

標高560～700mの高地の畑

畑はヴェレノージが2020年に購入した標高560～700メートルの高地にあります。遅摘みではなく、自然にアルコール度数が15％にも達するほど熟す素晴らしい畑で、標高が高いので完熟しても豊かな酸を保つことができます。その結果「ペコリーノが持つすべての要素を引き出したワイン」になっています。

水はけのよい粘土土壌の畑のペコリーノを9月初旬に手摘みで収穫。ブドウがつぶれないよう小さいケースに入れてセラーに運び、さらに選別。柔らかく圧搾したのち、低温で数時間おき、不純物を沈殿させて清澄。ステンレスタンクで発酵後、10度前後に保ちながら熟成。2024年ヴィンテージがファーストヴィンテージです。

力強い味わいにミネラルやシャープな酸が重なる、さまざまな表情を見せるペコリーノ

グリーンを帯びた輝きのある麦わら色、ミントやセージなどのハーブ、アカシアやサンザシ、ジャスミンの花に加え、洋梨や青リンゴの要素が混ざる複雑で調和のとれたエレガントなアロマが広がります。非常にフレッシュで生き生きとした酸を感じる一方で、非常にやわらかくエレガントな口当たりがあります。

飲むと力強くたっぷりとしたボリューム感と同時にキリッとした硬質なミネラルとシャープな酸が重なり、様々な要素が次々と現れては口の中を満たしていく充実した味わいです。まさに「これまでとは全く違うペコリーノ」！ ヴェレノージのペコリーノへのパッションをぜひ味わってください。

ヴェレノージは、アドリア海沿岸のほぼ中心に位置するマルケ州南部のアスコリ ピチェーノに1984年設立。小さいころから父親の自家用のワイン造りを手伝っていたエルコレ ヴェレノージ氏が、抑えきれない情熱とともにアンジェラ夫人と立ち上げたワイナリーです。当時二人は25歳と20歳。家族の支援もなく、9haの借り畑からワイン造りを始め、今では畑が約150ヘクタール、55ヶ国に輸出するにまで拡大しました。

『ガンベロロッソ』では「ロッソピチェーノの最良の生産者」とコメントされるなど、ヴェレノージのワインは国内外で高い評価を受けています。フラッグシップワインの「ロッジョ デル フィラーレ」が2001年ヴィンテージから連続してトレビッキエリを受賞、「ルディ」が『ルカマローニ』でTOP3に入る評価を受けるなど、名実ともに州を代表する造り手としてその名声を高めています。