カラブリアの若手自然派「ラーチノ」を満喫する5本セットです！

ラーチノは、もともと農業とは無関係の仕事をしていた若者3人が、「生まれ育ったカラブリアで、大地に敬意を払いながら土地の個性を表現できるワインを造りたい！」という情熱から2006年に共同出資して立ち上げたワイナリー。自分たちで開墾した畑に植樹したブドウや、古い樹齢のブドウが植えられた区画を借りたりして、どの畑も農薬に頼らず、セラーでも二酸化硫黄以外の添加を一切行わない、ワイン造りを行っています。

マリオッコ カニーノ種で造る「スシ ネ パ アン マリオッコ」、シラーで造る「ガイジン」、マリオッコ主体で造る「コーラロッソ」、グアルナッチャ ビアンカで造る「G」、シャルドネで造る「マリアンヌ」。

フレッシュでジューシー、そして品種の個性もしっかりと感じられるラーチノを目いっぱい満喫する5本です。飲み心地の良さとコストパフォーマンスの素晴らしさをぜひお楽しみください！

オススメPOINT

●カラブリアの若手自然派ラーチノを満喫する赤、白5本セットです！

●コストパフォーマンス抜群！飲み心地が良く、毎日の食事と一緒に気軽にどうぞ！

セット内容

スシ ネ パ アン マリオッコ

ルネ マグリットの油彩画“イメージの裏切り”に書かれている言葉“Ceci n’est pas une pipe(これはパイプではない)”ならぬ、“Ceci n’est pas un Magliocco” (スシ ネ パ アン マリオッコ、フランス語で“これはマリオッコではない”)という名前のワインになります…。使われている品種はマリオッコ カニーノ。ネットなどで調べると、マリオッコの亜種の1つかのように書かれているのですが、ディーノ曰くマリオッコとは何のゆかりもない品種だそう！！DOC制定前には、“カニーノ”と呼ばれていたそうで、制定のどさくさに紛れてコトを単純にするためか、前に“マリオッコ”を付けることにしたそうです…。マリオッコ以上に荒々しいタンニンを持ち合わせている一方で、他の要素はマリオッコよりも典雅…というのが試飲したオータの印象でしょうか。

品種：マリオッコカニーノ

産地：カラブリア

タイプ：赤

ガイジン

2020年から借り始めた、石がゴロゴロしている区画に植わるシラーで造ったワインになります。ここまで書けば皆さんもお察しのように、シラーというカラーブリアとは何のゆかりもない品種で造ったワインなのでガイジン…。ヒゲもじゃもじゃで図体的にもインパクトのあるディーノも、来日した時にどこかでガイジンと言われ、その言葉が強く印象に残っていたため、今回の命名に至ったのかと…。日本語の名前にしたからか、半強制的に全量買わされてしまいました(笑)。アルコール度数的にも、12％弱と非常に軽やかな仕上がりとなっております！

品種：シラー

産地：カラブリア

タイプ：赤

コーラ ロッソ

土着品種マリオッコを主体とした赤ワインです。紫色がかった若々しいルビー色で、バラやミント、スパイス、なめし皮の香り。ベリーなど赤い果実のジューシーな味わいがありながら、軽やかでエレガントな味わいです。塩味やタンニン、旨味、甘やかな酸が心地よく、中華料理やスパイスの効いたペーストなどと合わせてお楽しみ頂けます。

品種：マリオッコ、ガルナッチャネーラ、グレコネロ

産地：カラブリア

タイプ：赤

G

「G」はグアルナッチャの略。カラーブリアのコゼンツァ以外ではラツィオ州でわずかに栽培される程度で、ほとんど絶滅寸前と言っても過言ではないグアルナッチャ ビアンカは、南仏のグルナッシュ ブランと同系と考えられるが、はっきりしたことは分かっていない。ディーノ自身はこの品種が瓶詰めしてから味わいが開くまで時間がかかるけども、開いた時には他のワインと違った素晴らしさがあるので、熟成のポテンシャルがあると考えている。

品種：グアルナッチャ ビアンカ

産地：カラブリア

タイプ：白

マリアンヌ

2022年から借り始めた区画に植わるシャルドネをステンレスタンクで醗酵＆熟成させたワイン。シャルドネと言えばフランス…ということで、ドラクロアを代表する作品“民衆を導く自由の女神”のマリアンヌ（自由の女神）が、フランス国旗の代わりにワインのボトルを掲げる姿が描かれたラベルとなっている。造り手のディーノ曰く、ちょっと変わった塩気のようなものがある、あまりなじみのないタイプのシャルドネとの事。

品種：シャルドネ

産地：カラブリア

タイプ：白

大地に敬意を払いながらワインを醸す造り手のワインに魅せられた3人の若者が立ち上げたワイナリー

ブドウ栽培、およびワイン醸造とは無縁の一家の出の、3人の若者が2006年に共同出資して立ち上げたワイナリー。

ディーノを始め、3人とも農業とは全く関係のない仕事をしていましたが、大地に向き合う仕事をしたいと常々考えていました。ただ、カラブリアのワインを好んで飲んでいたわけではなく、どちらかというと他の土地の大地に敬意を払いながらブドウを育てワインを醸す造り手のワインに魅せられることが多かった3人。

畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも二酸化硫黄以外の添加は一切行わない

自分たちの土地でもこういった表現力のあるワインを造ることができるのではと考えるようになり、土地を買い、開墾しブドウを植え、古い樹齢のブドウが植わる区画を借りてワイナリーとしての活動をスタートさせました。

どのブドウ畑も、豊かな自然ないし“ドーピング”に頼らない農業を実践する様々な作物の畑に囲まれていて、農薬に頼らない栽培を行う上では理想的な環境です。畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも二酸化硫黄以外の添加は一切行わず、二酸化硫黄の使用量も年々減らす努力をしています。