マエスタ デッラ フォルミカ

トスカーナ北部 リグーリアとの州境に近いアプアネ山のカレッジネ村にて2013年にスタートしたプロジェクト「マエスタ デッラ フォルミカ」。オーナーは同じトスカーナのテヌータ モンテティでコマーシャルディレクターを務めていたアンドレア エルミと、その友人マルコ ラッファエッリピサの醸造大学で知り合った二人が地中海から20kmほど内陸にはいった標高1000ｍの地で自由な発想でワイン造りをスタートさせました。


この地は夏は昼夜の寒暖差が激しく、冬は積雪が多く、春は穏やかな晴天が続き、土壌の優れた性質も相まって、農作物の栽培に最も適しています。昔から様々な品種が植えられており、トスカーナの土着品種だけでなく、なんと、シラーやガメイ、ブラウフレンキッシュなども栽培されていました。アンドレアはこの地でどうしてもリースリングを栽培したいと考え、モーゼルの名門「ゼルバッハ オスター」よりリースリングの株を貰い受けて栽培をスタートさせました。

自然に恵まれた素晴らしいテロワールを保つために、ビオディナミ農法を実践しICEA認証のオーガニック認証を取得しています。栽培と同様に、ワイン造りも最大限 自然に近しい手法を実践。天然酵母による発酵、樽香をつけないようにタンクや古樽にて熟成、無清澄で無濾過、SO2は最小限もしくは無添加。品種やブレンドなど自由な発想で醸造し、唯一無二のワインを造っています。