サンマルツァーノが造る爽やか＆ミネラリーなフィアーノ

チンクアンタで大人気の造り手サンマルツァーノからフィアーノ100％白「タロ フィアーノ」が入荷です。イタリアのかかとプーリアの、アドリア海とイオニア海という2つの海から吹く潮風によって育まれるミネラルをたっぷりと感じるワインです。2019ヴィンテージから2024ヴィンテージまで6年連続で『ルカ マローニ』94点を獲得しています。『ワイン王国』139号（2024年3月号）「冬のごちそうに合うイタリアワイン特集」で1000円台の5つ星に輝きました！（2022ヴィンテージ）

料理との相性抜群。冬の寄せ鍋と

「1962年、19人のブドウ栽培農家が設立。南イタリアらしい豊かな果実味とモダンな味わいで愛されている。華やかな香り、果実味と酸味がバランスよく広がり、口当たりはスムーズ。余韻にリンゴのミツの風味が続く。ミネラル感があるので、魚介の寄せ鍋に。」

甘やかな果実のアロマと心地よい酸の調和

2つの海に挟まれる畑で栽培される樹齢約20年のフィアーノを収穫後、ステンレスタンクで醸造・熟成。洋ナシやリンゴのタルトなど、爽やかさの中に甘やかな果実を感じさせる印象的なアロマが広がります。潮風によって育まれたミネラルがしっかりと感じられ、心地よい果実味と伸びやかな酸とが調和してなめらかに口の中を潤します。魚料理や繊細な和食とも相性も抜群です。

ブドウ栽培家への感謝が込められた名前「タロ」

「タロ」とは、ワイナリーが位置している場所の伝統的な姓で、地元に根付く生産者が畑を自分の庭のように愛情を注ぎ、ブドウを栽培していることから、彼らへの感謝の気持ちを表現するためにワインにこの名前がつけられています。地元の栽培農家たちの努力とそれを支える革新的な醸造技術との結晶がこのワインです。

2つの地中海に挟まれた大地と太陽の恵み

サン マルツァーノは、1962年、19人の地元ブドウ栽培農家「父なる創業者たち」が設立したワイナリーです。東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置しています。

以来、地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。

サン マルツァーノを象徴する規格外ワイン

ワイナリーを象徴するワインが「コレッツィオーネ チンクアンタ」。創業50（チンクアンタ）周年を記念しリリースした特別な赤ワインで、プーリアの宝とも言うべき創業当時から残る樹齢50年以上の古木で造っています。骨太なボディ、香り高い果実味を表現するために、ヴィンテージを跨ってキュヴェをブレンド。まさに全てが規格外のワインと言えるでしょう。

それ以外にも、熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、多くの高品質なワイン造りに取り組んでいます。革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。