2018ヴィンテージは『ワインスペクテーター2023 世界TOP100』44位＆92点獲得！

スペインの名門トーレス家が所有する、1979年に設立されたチリのワイナリー"ミゲル 卜一レス チリ"の「コルディエラ カリニャン ヴィーニョ」です。チリ最古のワイン生産地の一つ、マウレ ヴァレーでで育つ樹齢60年以上の古樹のカリニャン100％を使用。フレンチオークの樽で贅沢に熟成しています。アンデス山脈の恵まれたテロワールから生まれる、濃縮した果実味、しっかりとしたフルボディで、薫り高いワンランク上の味わいです。この年は『ワインスペクテーター2023 世界TOP100』44位＆92点を獲得しています！

樹齢は60年を超えたブドウを、フレンチオークで12ヶ月熟成

ワイン名にある"ヴィーニョ（VIGNO）"とは、いくつかの規定を満たしたカリニャン主体のチリワインが名乗れるもので、2009年11月に結成されたワイナリー団体によって制定されました。こちらのワインも2014年から”VIGNO”と名称を変更し、今に至ります。ブドウはメロザルとフエルタ デ マウレの2つの区画のカリニャンを使用。それぞれ1955年、1930年に植樹されているため、樹齢は60年を超えています。収穫したブドウを発酵の後、フレンチオーク（30%が新樽、70%が2年目の古樽）で12ヶ月熟成しています。

なめらかで果実味が濃縮した味わい

強い印象のルビー色。ベリー系の果実や花のアロマに、樽由来の香ばしいトースト、ヴァニラやコーヒーのニュアンス。ブラックチェリーやブルーベリーの豊かな果実味が口中に心地良く広がります。余韻にはほのかにミントが感じられる、活き活きとした印象。しっかりとしたフルボディながらも、なめらかで果実味が濃縮した味わいです。スペアリブ、生ハム、ビーフシチューなどと良く合います！

ヴィンテージ情報

「2018年のチリは、ワイン アドヴォケイトのヴィンテージチャートにおいて、過去最高の96点の高得点を獲得。冬の間の例年より多い降雨により、土壌は水分を十分に保持。生育期、収穫期にかけては乾燥していた気候のため、ブドウは極めて健康的に成長。チリにとって素晴らしいヴィンテージとなりました」

ワインガイド評価

『ワインスペクテーター』92点（2018ヴィンテージ）

「エレガントで複雑なこの赤ワインは、プルメリアのノートがはじけ、ローリエ、レッドカラント、ラズベリー、ブラッドオレンジのニュアンスを感じる。フレッシュな酸が石灰質のミネラルとトースティなスパイスの層をさらに活性化させ、フィニッシュではミネラルを帯びたタンニンが後押しする。2030年まで楽しめる」

ミゲル 卜一レス チリは、スペインのバルセロナ近郊に、個人所有としては生産量世界一を誇るワイナリーを持つ、名門トーレス家が所有する、チリのワイナリーです。 １９７９年にチリのクリコバレーで発足したミゲル トーレス チリは、トーレス本家の経営方針を受け継ぎ、「量より質重視」のワイン生産を行なっています。 名門トーレス家の最新技術がチリにもたらされたことは、チリのワイン産業全体に大きな影響を与えました。

ミゲル トーレスのチリへの進出は「チリワインの歴史における重要な3日間」のひとつに数えられ、現在のチリワインの名声を世界に広めた先駆者となりました。 チリの優れた品質のぶどうと、トーレスの最新技術の融合により、世界中でその品質を高く評価されるプレステージワイン、ミゲル トーレス チリが生み出されました。

素晴らしいワインを生み出すために欠かせない自然環境を守るため、軽量ボトルの採用や、代替エネルギーを用いたワイン造りを実践するなど地球環境の保護、改善に貢献しています。本家の精神を受け継ぎ、「量より質重視」をモットーに高い品質を追求する妥協を許さない姿勢を徹底し、今日では、「チリ発のトーレス」として、国際舞台で広くその品質が評価されています。