トスカーナで500年以上前から続くバロンチーニ家がモンタルチーノで手掛ける「ポッジョ イル カステッラーレ」とキャンティ クラシコ地区のカステルヌオーヴォ ベラルデンガに構える「カズッチョ タルレッティ」を味わう4本セットです！

強い想いを持つサンジョヴェーゼを極めるために各銘醸地に進出したバロンチーニのこだわりをご堪能いただけます！

ブルネッロ ディ モンタルチーノは大樽、トノー、バリックで24ヶ月熟成。豊かな果実味とビロードのようなタンニンの調和の取れた気品のある味わい。長期熟成ポテンシャルも十分に感じられるお値打ち品です。

ブルネッロと同じサンジョヴェーゼグロッソで造るロッソ ディ モンタルチーノ。スミレやラズベリージャムなどの華やかなアロマ、程よい凝縮感と複雑味のあるリッチな味わいをお楽しみ頂けます。

キャンティ クラシコの偉大な産地カステルヌォーヴォ ベラルデンガに構えるカズッチョ タルレッティで造るキャンティ クラシコ。しっかりとした酸とタンニンがフレッシュな果実味と調和した飲み心地の良さが味わえます。

そしてハイコストパフォーマンスのトスカーナ ロッソ パッソ デイ カプリオーリ。ブルネッロと同じサンジョヴェーゼグロッソにメルロをブレンド。しっかりとした骨格とやわらかな果実味が調和したチャーミングな美味しさ。

トスカーナの6つのDOCGにワイナリーを構えるバロンチーニ家がモンタルチーノとキャンティクラシコで表現する4つのサンジョヴェーゼを抜群のコストパフォーマンスでお楽しみください！

オススメPOINT

●サンジョヴェーゼへの強い想い！ブルネッロ「ポッジョ イル カステッラーレ」＆キャンティクラシコ「カズッチョ タルレッティ」4本セット

●豊かな果実味とビロードのようなタンニンの調和！長期熟成ポテンシャルもあるお値打ちブルネッロ ディ モンタルチーノ＆華やかでリッチなロッソ ディ モンタルチーノ

●カステルヌォーヴォ ベラルデンガ地区で造る飲み心地抜群のキャンティ クラシコ＆モンタルチーノ地区のハイコスパなトスカーナ ロッソ

セット内容

ブルネッロ ディ モンタルチーノ

サンジョヴェーゼ グロッソとその土壌によって、力強さと濃厚さを持つワインです。畑の海抜は200～450m、仕立てはコルドンで、最大収穫量は1ヘクタールあたり35ヘクトリットルです。ブドウは完熟してから収穫し、発酵は選別酵母で行い、長いマセラシオンを行います。3年間樽で熟成した後、瓶内でも熟成します。伝統的なスタイルで大樽を使用し、サンジョヴェーゼの良さを引き出しています。ルビーレッドからガーネット色。年月を経た木の強い香り。熟したプラムの味わいがあります。

品種：サンジョヴェーゼ グロッソ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

ロッソ ディ モンタルチーノ

モンタルチーノのエリアで造られるサンジョヴェーゼだけを使って造られたワインです。畑の土壌は凝石灰と石、標高は500m。ブドウは完熟してから手で収穫します。発酵は選別酵母で26度に温度管理しながら7～8日間行い、果皮と共に中位の長さのマセラシオンを行います。マロラクティック発酵はステンレスタンクで行い、3000リットルの樽で8～10ヶ月熟成させます。ルビーレッドで、スミレを思わせるブーケ。ラズベリージャムのブーケもあります。

品種：サンジョヴェーゼ　グロッソ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

キャンティ クラシコ カズッチョ タルレッティ

スミレがかったルビー色。熟した果実の香りに、スパイス（バニラやシナモン）も感じられます。ソフトで、濃縮しており、タンニンとサンジョヴェーゼらしいフレッシュさが素晴らしいバランスをみせています。

品種：サンジョヴェーゼ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

パッソ デイ カプリオーリ トスカーナ ロッソ

畑は標高400ｍの丘陵地に位置し、土壌は粘土質マールが顕著に見られます。この土壌からは、深みがありミネラルの豊かなワインが生まれます。気候は基本的に温暖で、ブドウの生育期間は十分な日照が得られ、ブドウがしっかりと熟すことが出来ます。アルコール発酵はステンレスタンクで26度に温度コントロールしながら10日から12日間行います。紫がかったルビーレッド、野生のベリーやプラムのジャムの果実味豊かなアロマ。フレッシュな果実感と繊細でスムーズなタンニン、なめらかな酸味が綺麗に溶け合っています。柔らかく丸みのあるボディがとても心地よく感じられます。

品種：サンジョヴェーゼ、メルロー

産地：トスカーナ

タイプ：赤

バロンチーニ家の歴史

バロンチーニ家はサン ジミニャーノの地に、1489年から所有権を得たという記録があります。1960年代には、ジャウレス　バロンチーニがトップクラスのワイン造りでの成功を目指し、現在のカンティーナ　バロンチーニを立ち上げました。恵まれた土地と家族の協力、先を見越して少ずつ畑を買い足していき、事業は拡大していきました。

亡父の夢　有名な6つのDOCGにカンティーナを所有

娘のブルーナは、父が亡くなった時に医学の道をあきらめ、トスカーナのそれぞれのDOCGにカンティーナを持つという父の夢を実現するための計画を立てました。彼女が思い描く理想像は、テロワールに密着した、土地の個性が生かされたワインです。6つのカンティーナを所有し、特定の銘柄に特化した生産者が多いトスカーナでは珍しく、幅広いラインナップを生産しています。少ない人数で多くのカンティーナをコントロールすることで、規模と専門性、多品目でありながら効率的な運営という、相反する点を上手く融合させています。

ワインスペクテーターで何度も高評価を得るブルネッロ

その中で注目すべきは、イタリアでも最も高貴なワインと言われるブルネッロ ディ モンタルチーノです。モンタルチーノに所有する「テヌータ ポッジョ イル カステッラーレ」で造られるブルネッロは、過去にワインスペクテーターで何度も高評価を得ており、品質はもちろん、ブルネッロの中では手に取り易い価格というのも魅力のひとつです。

モンタルチーノのエリアで造られるワインの素晴らしさは、エトルリア時代から広く知られていました。「ポッジョ イル カステッラーレ（丘の上の城跡）」という名前は、この場所の歴史的なルーツを思い起こさせます。畑は9ha。標高600mで石が多く、南向きです。樹齢は5～10年ですが、家の裏側は40年です。真夏は40℃を越す暑いところですが、標高が高いため昼夜に寒暖の差があり、さらに強い風が吹いて葡萄を冷やします。肥料には馬糞などを使用しています。