リグーリアで優れたコストパフォーマンスワインを造るラ バイア デル ソーレのベーシックヴェルメンティーノ。柑橘系のアロマと白い花のニュアンス、そして海を感じさせる豊かなミネラル。飲めば気分が明るくなる、そんなイメージの元気な白ワインです。

リグーリアは東西に細長く、南はティレニア海、北はアルプスとアペニン山脈と、山と海に挟まれた土地。そのため、1年を通して複雑な向きの風の影響を受け、夏は暑く、雨が少ないのが特徴。さらに、もともと海底だった土地なので土壌には豊富なミネラルが含まれています。そのような環境を生かし、ラ バイア デル ソーレは豊かなミネラルとしっかりとした果実味のバランス抜群のヴェルメンティーノを造っています。

ヴェルメンティーノ主体にトレッビアーノ、マルヴァジアビアンカ、アルバローラをブレンド。柑橘類の甘く爽やかなアロマに白い花のニュアンス。リッチなミネラルとフレッシュな酸にコクのある果実味が心地よく調和、抜群の飲み心地の良さをつくっています。余韻には海をイメージさせる塩っぽさのあるミネラル。美味しい魚料理をよりいっそう美味しくする白ワインです。

※グラディウスとは

ラテン語で「剣」という意味で、オーナーの息子であるアンドレアとルカが名付けました。このワインの起源がこの古代の土地で生まれ、素晴らしいポテンシャルを持っていることを飲み手に知ってもらうためです。ラベルに描かれているのは、ワイナリーの近くにあるローマ帝国時代の円形劇場で、かつてこの円形劇場で勇ましく戦った剣闘士をイメージしています。

イタリアワイン界期待のホープ！魚介類と相性抜群の白ワイン生産者

海運大国として繁栄したジェノヴァが州都で、有名な世界遺産であるチンクエテッレのあるリグーリア州のワイナリーです。1980年設立のフェデリーチ家による家族経営で、以前はブドウ栽培を専門とする栽培農家でした。自社瓶詰めを開始した1989年当時、この地域では先駆け的な存在で、彼らに続き、自社瓶詰めを行う生産者が増えたと言われています。イタリアワイン界の期待のホープとして白ブドウを中心に栽培、魚介類と相性抜群のワインを生産しています。「毎年品質を向上させ続けること」をモットーに高品質ながらリーズナブルなワインとして人気を博しています。

ローマ帝国時代の円形劇場が残る産地

バイア・デル・ソーレのベースワイン、「グラディウス」はラテン語で「剣」を意味しておりオーナーの息子、アンドレア（兄）とルカ（弟）によって名付けられました。ラベルには、ワイナリーの近くにあるローマ帝国時代の円形劇場が描かれています。かつてこの場所で勇ましく戦った剣闘士をイメージしており、このワインの起源がこの古代の土地で生まれたことを現しています。

CERVIM（チェルヴィム）で高評価獲得！

山岳地帯などで作られる、特殊なワイン限定の国際コンクール「CERVIM」（チェルヴィム）で、2016年度で実に24回となります。審査員は専門家、プロのテイスター、イタリア人と外国人の専門ジャーナリスト。毎年夏、アオスタ州で審査が行われます。2016年は16か国から294社がエントリー。738のアイテムが審査を受けました。参加資格は、「標高500メートル以上にある畑から造られている」、「畑の勾配が30度以上であること」、「テラス式か段々畑であること」、「小さな島で作られたブドウによってできたワインであること」など、特定の状況下で育てられたワインのコンクールです。

受賞について

賞をえられるのは出展されたワイン全体の30％までとなっており最高金賞、金賞、銀賞がポイントに応じて送られます。

最高金賞：94点以上-100点

金賞 ：90点以上-94点未満

銀賞 ：85点以上-89点未満

白ワイン部門で

オーロ・ディゼー 2015（Oro d'Isee）金賞獲得！

ソラリス 2015（Solaris）金賞獲得！

グラディウス2015（Gladius）銀賞獲得！

若手のホープとしても注目を集める期待の生産者

2016年度のCERVIM（チェルヴィム）ではリグーリア州で金賞を獲得したのはバイア・デル・ソーレのみで、実に2つの金賞を獲得しています。201年度の国際ワインコンクール、CERVIM（チェルヴィム）にてすべてのワインが高い評価を獲得し見事、特別賞である「PREMIO CERVIM FURUTO」（プレミオ　チェルヴィム フルート）を獲得しました。35歳以下の若い作り手で高得点をとった者に与えられる賞です。この年はバイア・デル・ソーレが唯一、選ばれており、現オーナー、ジューリオ・フェデリーチ氏の息子で醸造家のアンドレア・フェデリーチ氏（兄）、ルカ・フェデリーチ氏（弟）の兄弟がヨーロッパの山岳地帯のワイナリーの次世代を担う優秀な造り手として高く評価されています。