コンブランシアンでアルノー　ショパンが中心となってワイン造りをする生産者です。アルノーは醸造学校を卒業した後、南アフリカのワイナリーで6ヶ月間修行しました（醸造学校を卒業すると自分の家から半径50ｋｍ以上離れたところでないと修行してはいけない決まりがあるそうです）。

畑の作業も、ワイン造りも、土壌に忠実にすることを心掛けています。化学薬品、殺虫剤等、化学と名の付くものの使用を止めました。畑では、若い苗を植えて、雑草と競合させています。醸しは、温度管理出来るタンクで3週間。熟成は樽で18～20ヶ月間。4年前からノンフィルターにしています。フランスのいろいろなワインのガイドや雑誌に掲載されています。　

<オーナー>

アルノー　ショパン（35歳）　5代目　　自身は‘97年から

父と兄と三人でワイン造り

<葡萄園> 10ha　　ニュイ　サン　ジョルジュ、シャンボール　ミュズィニ等9ッのA.C.　　90％が赤

<栽培> 有機栽培　　ビオに近いやり方　　今後は100％ビオロジックにするため、実験中

畝に草を生やし、樹の周りは草をどけ、より深く根が伸びるようにする

<生産量> 40hl／ha

<醸造> 100％除梗　シャンボール　ミュジニ、ニュイ　サン　ジョルジュ　プルミエ　クリュの茎を10％全てのワインに入れる

100％フレンチオーク　最大で5年使用

<評価> 「ルヴュ　ド　ヴァン　ド　フランス2002.5」の特集「Les　Palmares　de　Jeunes　Vignerons」（若手葡萄栽培者の受賞者名簿）に写真入りで掲載されています。また、「ギイド　アシェット」に掲載されています。さらに、「デカンター2003.12」の『バーゲン　バーガンティ』（ベスト　ヴァリュー生産者）において、ワイン界の重鎮でブルゴーニュのエキスパートでもあるクライヴ　コーツＭＷが高い評価をしています。

【VT】 ‘09年は、品質は良いが、酸が高くないので、2～3年後から楽しめる。’08、‘09売り切れ。

好都合なことに、この13ｈａのドメーヌの誰もが「Ａ」で始まる洗礼名を持っています。アンドレの後は、孫のアルノーが引き継ぎました。アルノーが10年前に引き継いで以来、ドメーヌはニューマティックプレスを買い、温度管理を導入し、収穫量を抑え、バルク売りを止めました。ここには、コート　ド　ニュイ　ヴィージュの3つの異なったキュヴェがあります。この不当に無視されているアペラシオンの最上の供給元です。　　クライヴ　コーツＭＷ