カリフォルニア シャルドネの5本指に数えられる「コングスガード」のラインナップで毎年素晴らしいスコアを獲得しているシラーです。

ロバートパーカーも、「北ローヌの最高の庵を彷彿とさせる」と賞賛

このキュヴェは、ナパ ヴァレーのロス カーネロスを代表する畑であるハドソン ヴィンヤードのシラーから造られています。ジョン コングスガードは、カリフォルニア大学デービス校に在籍して以来、ブドウ畑を所有するリー ハドソンと長い付き合いがあり、ブドウ畑で最高のブドウを購入し、このキュヴェを造り始めました。冷たいサン パブロ湾からの霧と冷たい空気の影響で果実味が濃いブドウは、新樽比率50％のフレンチオークで熟成され、ろ過と清澄なしで瓶詰めされます。生産されたワインは、心地よいスパイシーな香りと凝縮された果実味と上質なタンニンの豊かな味わいを持っています。比類のないローヌワイン愛好家であるロバートパーカーも、「北ローヌの最高の庵を彷彿とさせる」と賞賛しています。

ワインガイド評価

『ワインアドヴォケイト』（97-99)+点（2018ヴィンテージ）

シラー ハドソンヴィンヤード 樽熟成 2018は深みのあるガーネットパープルカラーで、クラシックなシラーの味わい。ブラックチェリー、ブラックプラム、ブラックベリー、リコリス、ガリーグ、タール、ブーケガルニ、ベーコンの脂肪のヒント。フルボディ。熟した丸みを帯びたタンニン。肉/ペッパーのヒントがあり、余韻は長く、さわやかでとてもスパイシーな後味。(2019年11月）

『ジェームズサックリング』95点（2018ヴィンテージ）

エッジの効いた寛大なシラーのまっすぐな味わいがワインの味わいを形成し、エベルギッシュにしている。さくらんぼ、ほのかなブラックベリー、クミン、石のキャラクター。洗練されていて、タイトで筋肉質。数年経つとより良くなるが、誰が待つことができようか？（2017年5月）

究極のテロワールワインを造り出す、ナパの敏腕ワイナリー

マーカッシン、キスラー、ピーター マイケル、オーベールと並び、カリフォルニア シャルドネの5本指に数えられるコングスガード。ジョン コングスガード氏は、学生時代クラシック音楽家を目指していましたが、大学卒業後に戻った実家のナパ ヴァレーでは、本格的なワインブームが到来。音楽家としての将来を断念し、1970年代、ナパ ヴァレーに5世代続く土地を家族と共に継ぐことを決意し、ワイン醸造学の総本山であるカリフォルニア大学デイヴィス校へ入学しました。卒業後は名門ワイナリー「ニュートン」に就職。豊富な知識と技術を得たコングスガード氏は、1996年に自身のブランド、コングスガードを立ち上げます。デビュー作となるファーストヴィンテージから、パーカーポイント92点、ワイン スペクテーター誌95点を獲得し、世界中からの注目を集めました。

オーダーメイドで低収量に制限したブドウを注文することを始めた第1人者

「カリフォルニア最高峰のノンフィルター シャルドネの造り手」として知られるジョン コングスガード氏のワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量を貫いて収穫されたブドウから生まれます。そのこだわりたるや、お眼鏡にかなうブドウが出来なければその年はワインを造らないと語るほど。ワインは天然酵母のみを使用し、低温のセラーで長い時間をかけて、区画毎に樽発酵され造られます。また彼は、自社畑だけでなく、ナパ ヴァレーの中でも最高の畑のオーナーたちと契約を結び、オーダーメイドで低収量に制限したブドウを注文することを始めた第1人者でもあります。

世界最高峰のシャルドネの作り手

コングスガードの最高級シャルドネ「ザ ジャッジ」は今やマニア垂涎の逸品となっており、A.V.Aクラスのシャルドネ ナパ ヴァレーは、ワイン スペクテーター誌2013トップ100において白ワインとして最上位の全体第5位に選ばれるなど、世界最高峰のシャルドネと言っても過言ではないほどのクオリティを備えています。