ジェラール シュレール エ フィスはもともと16世紀頃から続く栽培家の一族。1950年代末に先代ジェラールが自社醸造を開始、1982 年から息子のブリューノが参画しました。何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない畑は健全そのもので、収量をできるだけ低く抑え、濃縮度の高いブドウからミネラリーな味わいに支えられた凝縮度の高い素晴らしいアルザスワインを造っています。

醸造は中くらいの大樽を使いシュール リーで、酸化防止剤の使用を可能な限りおさえ熟成させています。彼らがが造るワインは、もっともヴァン ナチュールのスタイルをあらわしているアルザスワイン。それは独特の風味を備え、するどい酸が奥行きのある果実味をしっかりと支え、高いレベルでバランスが整っています。

H（アッシュ）はそれぞれの品種の単独畑から作られるワンランク上のキュヴェです。H用に選ばれる畑は、毎回異なり、様々な畑のものブレンドして造るのではなく単独で仕上げるワインです。基本は大樽で発酵と熟成を行っています。またブドウを圧搾してから、そのまま醸造させる事も多いです。このワインは少しの甘み、通常のピノ ブランに比べて垂直的なミネラルの印象と骨格があり、味わいに一体感があります。

最も純粋、かつ高次元にヴァン・ナチュールのあり方と精神、その偉大さと個性を実感させてくれる生産者の一人。1958年に先代ジェラールが自社醸造を開始し、1982年からブリューノがドメーヌに参画。16世紀以来、何世代にもわたって一度も除草剤や化学肥料を使っていない畑は、土が驚くほど柔らかく健全そのもの。収量を低く抑え、濃縮度の高いブドウから生まれるワインは、格調高い酸が奥行きある果実味を支え、高レベルでバランスが整い、気品とミネラル風味が横溢するい素晴らしいアルザスワインを造っています。

自社畑で栽培している品種はピノ ノワール、ピノ グリ、ピノ ブラン、リースリング、ミュスカ、ゲヴェルツトラミネール、シルヴァネール、トカイです 。栽培の方法はオリジナルメソッド。ブリューノの言葉を借りるなら「何でもない」。やってきたことをやり続け、今まででやってこなかったことを試し続けています。何十年にわたって無農薬でブドウを育てています。

亜硫酸添加は大半のキュヴェがゼロ、添加するものでも瓶詰め時時に20mg/Lが上限。平均収量は30～35hl/ha。所有する畑は計７haですが、自由奔放な発想で実験作を次々に生み出すため、キュヴェ数は膨大。白ワインは３週間-１年のスキンコンタクトを経るものや、アルコール発酵が１年に渡るものもあります。