ジャン フランコ ガッロ氏30年の構想が遂に実現！ヴィエ ディ ロマンス「シャルドネ」6つの区画（クリマ）をそれぞれ単独でボトリング！

「北の巨匠」ヴィエ ディ ロマンスのシャルドネを産み出す6つの区画毎にそれぞれ単独でボトリングされた愛好家垂涎の「クリマ シャルドネ」6本セット。2015ヴィンテージが初ヴィンテージで今回は2017ヴィンテージ！ヴィエ ディ ロマンスのシャルドネにブレンドされる前のクリマ毎のワインの個性を堪能できる希少なセットです！

ジャン フランコ ガッロ氏が30年思い描いていた構想によるクリマ シャルドネ。全て同じ醸造工程を経て造られているので、細部に至る細やかなテロワールの違いを表現されています。その区画をかつて所有していた家族の名前やニックネームを冠した区画名がそれぞれのボトルに名付られた特製の木箱入り仕様となっています！

全て同じ醸造工程でテロワールの違いが表現された6本

クリマを表現するブドウは「ヴィエ ディ ロマンス シャルドネ」を造る3区画（GLESIE、CURIE、NUTS）、そして「チャンパニス」からの3区画（BOGHIS、CORTESAR、GOSS）のシャルドネを使用しています。それぞれ区画毎に分かれて醸造を行いますが、全て同じ醸造行程を経ていきます。バリック熟成9ヶ月、ステンレスタンク9ヶ月（いずれもシュールリー）で24カ月以上の瓶内熟成を経てリリースされます。

ヴィンテージ情報

2017年ヴィンテージは2016年に似た気候となり、晩熟であるブドウ品種でもしっかりと収穫を待てる年となりました。春にはほとんど雨が降らず、4月下旬には氷点下3度という寒波を乗り切るために畑で火をたくなどの緊急処置を施したおかげで被害は最小限に抑えることができました。以降は安定した気候が続きます。7月下旬から8月上旬には寒暖差の少ない非常に高温な日が続きましたが、それ以降は理想的な寒暖差が続きました。収穫時期も雨に困ることなく、しっかりとフェノール熟成が期待でき、香り高いワインになったヴィンテージです。

イタリア最高の白ワインを造る「北の巨匠」

ヴィエ ディ ロマンスはイタリア北東部、スロヴェニアとの国境にあるゴリツィア県のマリアーノ・デル・フリウリに1900年に創業した家族経営のワイナリー。

独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない際立った個性

現在のオーナーで3代目にあたるジャンフランコ・ガッロ氏はこの歴史あるワイナリーを1978年に受け継いで以来、逆風に向かうことを恐れず、このイソンツォの平野を最高のイタリア白ワイン産地に変えてみせた人物として、イタリア最高の白ワインを造る「北の巨匠」として尊敬されています。独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない、際立った個性がヴィエ ディ ロマンスの魅力。

人間の果たすべき役割は良いブドウを最高のタイミングで収穫する事

ガッロ氏は「良いブドウを作るにはテロワールを構成する4つの要素を理解することが不可欠。すなわち『人間・気候・ブドウ品種・土地』。その中で最も重要な要素は『人間』である。」といいます。決して投資目的や流行に流されるのではなく、良いワインを造るにはテロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、凝縮したブドウを作り、完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫することだ、というのが彼の哲学であり、これこそが人間の果たすべき役割であると考えているからです。

良いワインを造ろうとする熱い思いは長年彼を突き動かし、ブドウ栽培の研究に没頭させてきました。天候のデータ等細かく蓄積し、ワイナリーで働き始めてからも諸外国のフランスやカリフォルニア等の銘醸ワイナリーに足を運んでは、学んだことを実践し、ヴィエ ディ ロマンスでの適合性を検証してきました。頑なに自らの理論に拘るのではなく、何が一番良いか、何が間違っているのか、見るもの聞くものを全て吸収し、自らの英知として築き上げヴィエ ディ ロマンスのワインを進化させてきました。人々は彼を「北の巨匠」と尊敬の念をもって称しています。

ヴィエ ディ ロマンスとは「ローマへの道」という意味

ヴィエ ディ ロマンスとは「ローマへの道」という意味です。ワイナリーの所在地の近くにある道がローマ時代からある事が知られていてワイナリーの名前になりました。この道はフリウリ州の沿岸にあるアクレイアの街と北東に向かったチヴィターレの街をイソンツォ川に沿うように結んでいます。