キャンティクラシコの銘醸地パンツァーノ イン キャンティの造り手フォントディのフラッグシップでサンジョヴェーゼの最高傑作と名高い「フラッチャネッロ」！『アントニオガッローニ』で100点を獲得した2018ヴィンテージが蔵出し限定入荷です！

1200年前の協会にある十字架を描いた美しいラベル

サンジョヴェーゼ100％キャンティの先駆者フォントディのフラッグシップで、オーナーのジョヴァンニ マネッティ氏が「私の息子」と形容し手塩にかけて造られています。ラベルに描かれている十字架は畑の一角にある1200年前の教会にある十字架が描かれています。

ブドウとテロワールを最大限に表現

ワインスペクテイターが「フォントディの造るワインがイタリア最良のワインであることは明白だ。私はサンジョヴェーゼを信じている。カベルネやメルロは世界中どこでだって造れる。でもサンジョヴェーゼは特別なんだ。それはトスカーナのためだけのものだから。」 と評したフラッチャネッロ。オーナーのジョヴァンニ マネッティ氏が「私の息子」と形容し手塩にかけて造られています。フォントディのすべてのワインは自社畑のブドウのもので、手で収穫され、丹念に選別され、ブドウとテロワールの素晴らしさが最大限に感じられるよう大切に醸造されています。そのイタリア最良の生産者の、最高キュヴェがこのフラッチャネッロなのです。

キャンティクラシコの銘醸地パンツァーノ イン キャンティの“コンカドーロ”と呼ばれる最高条件の畑の樹齢30年以上のサンジョヴェーゼを厳選。バリック（新樽80％以上）で18ヶ月間熟成させた後、キャスクに移してさらに6ヶ月間熟成。非常に濃密なエキスと雄大な骨格がありながら、フレッシュさも併せ持つ、まさに“偉大”という言葉がふさわしい卓越した個性を持ったワインです。

ヴィンテージ情報

前年の2017年は非常に収穫量が少なかったため、平年並みの収穫量にまで回復した2018年ヴィンテージにトスカーナのワイン生産者らは歓喜しました。この年は温暖ながらも、ヨーロッパの他の地域と同様、さほど酷暑とはならず、シルキーさ、エレガンス、驚くほどのフレッシュ感を特徴とするヴィンテージとなりました。

ワインガイド評価

『ワインアドヴォケイト』98点（2018ヴィンテージ）

一般的には、私は2018年について、成長サイクルの終わりに雨が降り、暑さと寒さが断続的に発生したことに疑念がある。フラッチャネッロ2018は、長引く疑問をまっすぐに吹き飛ばした。これは巧みなワイン造りの手によるものだ。これは最高の区画の有機果実のブレンドを表現する、エステートのサンジョヴェーゼの驚異的で自信を持っているヴィンテージだ。ワインの個性は暗さと厳粛さを示しており、これらの印象は葉巻の煙、土っぽい革の香ばしいトーンによって強化される。ワインの芯はしっかりとしており、たっぷりとしたブラックベリーとプラムが豊富にある。ビロードのようなタンニンがまとまっているが、それでも若々しくしっかりとしたグリップがある。このエレガントなワインには時間を費やす必要がある。飲み頃2023～2050年。（2021年10月）

『アントニオ ガッローニ』100点（2018ヴィンテージ）

2018年のフラッチャネッロ デッラ ピエヴェは、フォントディのもう一つの素晴らしいワインだ。乾燥抽出物の点でこれまでに作られた中でもっとも豊かなフラッチャネッロであり、ほんの少しのタッチで2016年に続く高い酸度を備えているが、そのような味は全くない。ダークチェリー、すみれ、ラベンダー、スパイス、モカ、グラファイトがグラスの中で少し時間をかけて出てくる。2018年のフラッチャネッロは最初から最後まで活気、エネルギー、クラスを醸し出すワインだ。私はこのようなタイプが好みだ。飲み頃2025～2048年。（2021年9月）

フォントディは、キャンティクラシコ地区の中心、パンツァーノ イン キャンティにあり、1968年からマネッティ家が所有。この土地への強い愛着と品質にかける際立つ情熱により、丹念な畑でのブドウ栽培を行い、パンツァーノ地域のサンジョヴェーゼに精通し、その潜在性を引き出しています。パンツァーノは円形劇場の形をしているため「コンカドーロ（黄金の盆地）」と呼ばれています。暖かく乾燥した素晴らしいミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン栽培地として何世紀にも渡って名声を馳せてきました。

オーナーのマネッティ家は、昔からサンジョヴェーゼ100％でも美味しいキャンティがつくれるはずと考え、サンジョヴェーゼ100％の卓越したキャンティを密かに生産していましたが、当時これを公表すれば法律違反でキャンティとして認められなくなってしまうため、製法を秘密にしていました。やがて彼らに追随する者が現れ、サンジョヴェーゼ100％のキャンティが公然と出回るようになり、1996年、ついに法律が改正されサンジョヴェーゼ100％のワインもキャンティとして認められるようになりました。「フォントディのつくるワインがイタリア最良のワインであることは明白だ。私はサンジョヴェーゼを信じている。カベルネやメルロは世界中どこでだって造れるが、サンジョヴェーゼは特別なんだ。それはトスカーナのためだけのものだから。」 （ワインスペクテーター1999年11月号 ジョヴァンニ・マネッティ氏）

フォントディの畑はコンカドーロ（黄金の盆地）と呼ばれる場所の一等地にあり、130haにわたってオーガニックの認証を受けています。化学的なものは一切使用せず、土地の潜在力を引き出し、余分なものを外からできるだけ加えない栽培とカンティーナではブドウ自体の自然な統合を最も大切にした醸造を行っています。サンジョヴェーゼ100％キャンティの先駆者と呼ばれるフォントディは、フラッグシップ「フラッチャネッロ」で大成功をおさめました。現在は初代オーナー（ドミジアーノとディノマネッティ兄弟）の親族で従兄弟同士のマルコとジョヴァンニが共同運営し、「ミスターサンジョヴェーゼ」こと、醸造家フランコ ベルナベイ氏とともにトップ生産者としての地位を守り続けています。