マコン地区の中心に位置するアゼ村に位置する、1921年創業の家族経営のドメーヌ ロシュバンが造る、ブルゴーニュ ピノ ノワール V.V.です。歴史的な区画にある、平均樹齢50年の古木から収穫したブドウをフレンチオーク樽で熟成しています。ピュアな果実味が広がる、キレイな味わいのコストパフォーマンスに優れたブルピノです！

歴史的区画「クロ サン ジェルマン」のブドウを使用

イジェ村を見下ろす、ドメーヌ ロシュバンの原点となった歴史的な区画「クロ サン ジェルマン（14ha所有）」のブドウを使用。畑は標高250-300m、日当たりの良い南西向き丘の中腹にある、粘土石灰質とシルト質土壌。栽培は1ヘクタール辺り9,000本の高植密。列の間に草を生やしたHVE認証のサステイナブル農法を実施しています。

フレンチオーク樽にて12ヶ月熟成

手摘みで収穫したブドウは全て除梗し、セメントタンク、または木製タンクにて30度以下で2週間の発酵。天然酵母を使用しています。発酵中にデレスタージュで抽出を行い、発酵と浸漬を10日間実施して、フレンチオーク樽にて12ヶ月熟成。軽くろ過を行ってからボトリングしています。美しい輝きのあるルビー色。熟した赤い果実の典型的な香りとほのかな樽香も。味わいは伝統的なスタイルで、豊かな酸味と、程よいタンニン、ピュアな果実の味わいが広がるキレイな味わいのブルゴーニュ ピノノワールです！

ロシュバンはマコン地区の中心に位置するアゼ村に位置する1921年から続く家族経営のドメーヌです。ドメーヌのあるアゼ村は、西側に良質の泥灰土、東側に石灰質の土壌を持つ、日当たりに恵まれた谷間にあります。所有する畑は56ha。標高250-350mのなだらかな南東向きの丘一面に広がり、周囲が林で取り囲まれており、実際は単一区画として独立した畑になっています。抜群の水はけと太陽の恩恵を受ける好条件にあります。

初代当主のジョン ピエール マリリエールは、ドメーヌを５haの畑からスタートしました。当初は生産量の大部分を大手のネゴシアンにバルク売りしていましたが、1994年に息子ミカエルがドメーヌ経営に参画したことで、本格的な自社元詰めが始まり、スタイルはモダン化します。2004年にはオノローグ兼クルティエであるパトリック パヴロブスキが共同経営者として加わり、ワインの品質は、特にそのピュアな果実味の表現においてめざましく向上しました。

ロシュバン所有の畑にあるブドウの樹は平均樹齢30年、50年以上の古木も多く所有しています。栽培は農薬を出来るだけ使用しないリュット レゾネを採用。ほとんどの区画は手摘みで収穫して、収穫量も低めに抑えています。醸造はブドウのピュアな果実味を最大限に引き出すためにイタリア製の最新式空圧プレス機を使用。清潔なセラーで、セメントタンクと木樽を使い、１-5年の小樽で熟成させています。

畑にはシャルドネ、ガメイ、ピノノワール、アリゴテが植えられています。最新の醸造設備から、モダンなスタイルの中にもピュアな果実味がしっかりと表現しています。フレッシュながらどこかクラッシックな味わいを残した、クオリティの高い、安定したワイン造りを行っています。2004年から栽培方法はリュット レゾネを実践。2018年にHVE（環境価値重視）認証を取得。2020年からは有機栽培にも取り組んでいます。