『ガンベロロッソ』『ビベンダ』『ヴィタエ』最高賞でイタリアワインガイド三冠達成！

バジリカータ州ヴルトゥレ マウンテンのバリーレ村に位置するワイナリー"エレーナ フッチ"が造るDOCアリアニコ デル ヴルトゥレ「ティトーロ」です。このワイナリーが唯一リリースしているワイン。古樹のアリアニコを100％使用して、バリック（50%新樽）で12ヶ月熟成させています。スパイス、チェリー、ブラックベリーのジャムなどの香り。しっかりとしたタンニンで非常に飲みごたえがあるフルボディの熟成赤ワインです！この年は『ガンベロロッソ2021』最高賞トレビッキエリ、『ビベンダ2021』最高賞5グラッポリ、『ヴィタエ2021』最高賞4ヴィティとイタリアワインガイド三冠を達成しています（2018ヴィンテージ）！

200リットルのバリック（50%新樽）で12ヶ月熟成

畑は標高650ｍにある溶岩、火山礫、火山灰、粘土が混ざる火山性の土壌。2018年はアリアニコの収穫は10月23日に始まり、10月27日に終了。小さなかごに集められたブドウは、直接セラーに運ばれ選別。 ブドウ全体をスチールタンクに入れてアルコール発酵させます。マセラシオンも同時に実施。 その後軽くプレスして、200リットルのバリック（50%新樽）で12ヶ月熟成させています。ボトリング後に12ヶ月の瓶内熟成を経て出荷しています。

しっかりとしたタンニンで非常に飲みごたえがあるフルボディ

濃くて濃いルビーレッドの色調。十分で複雑なノーズがあり、エーテルのようなスパイス、チェリー、ブラックベリーのジャム、ローズマリー、タバコ、シナモンにバニラの軽い含みがあります。しっかりとしたタンニンで非常に飲みごたえがあるフルボディワイン。最後に長い余韻が続きます。

エレナ フッチは2000年にバジリカータで創立したワイナリーです。ブドウ畑は1960年代にエレーナ フッチ女史の祖父ジェネローソが購入。個人消費用のワインを生産するのに十分な量を収穫していました。畑にあるブドウの樹は樹齢55-60年ですが、70年以上前に植えられた樹もありました。当初は畑を売却する考えもありましたが、現当主エレーナ フッチ女史が、最も古いブドウ畑で素晴らしいことが出来る可能性に自分たちの将来を託しました。そうして彼女がブドウ栽培とワイン醸造学部で勉強しているのと並行して、ワイナリーは設立されました。

設立当初は外部コンサルタントの支援を受けていましたが、2004年にはワイナリーのすべての側面が家族に引き継がれました。ワイナリーのモットーは高品質の最高級ワインの醸造。「クリュ」を想定した単一ラベルにすべてを賭けるという選択でした。 ブドウ畑の収量と樹齢を考慮、高い品質によるユニークなワインの生産です。現在でもエレーナ フッチではアリアニコ100％を使用した、DOCアリアニコ デル ヴルトゥレである「ティトーロ」のみを生産しています。

ワイナリーではアリアニコの特徴とヴルトゥレ マウンテンの地域を最もよく表現するユニークなワインを行っています。微気候と溶岩と火山灰の混ざったポゾラン質（強いミネラル質）の土壌を含む、テロワールの特別な組み合わせと、ブドウの成熟と熟成という観点からアリアニコ品種の真のニーズを理解しながらも、イタリアのこの素晴らしい一角にあるブドウ畑が生み出す果実の特徴を常に変えることなく、モダンなワインに仕上げています。