最高品質のフランチャコルタの造り手による世界を圧倒する赤ワイン

フランチャコルタで有名な「カ デル ボスコ」が手掛ける赤ワインの品質も素晴らしく、国際品種から造られる「マウリッツィオ ザネッラ」など、最上級ボルドーワインに勝るとも劣らない偉大な赤ワインも高い評価を受けています。

過去4度しか出ていないカデルボスコ渾身のワイン「イル メルロー」

その中でも素晴らしいワインがこの「イル メルロー」です。偉大なワインになると確信出来た年しか造られず、過去においては、1985、1990、2001、2003年しかリリースされていない、カデルボスコ渾身の一本とも言えます。

細心の注意を払って選別しながら手詰みで収穫されたブドウは、さらに選別をかけられてプレスし発酵過程へ。25日間の長期マセラシオン後、バリックに移され１０ヶ月間熟成させます。

力強さがありながら飲み手を魅了する美しさ

熟れた果実の強い香りとほのかに感じるスパイスやタバコのニュアンスが綺麗に重なり合います。味わいは力強さを持ちながらも決して出しゃばらず、調和の取れたもの。エレガントなタンニンと溶け合うしなやかな果実感がすーっとのどを落ちていく。優しくふわりとした優雅な余韻が心地よい広がります。力強さがありながらも飲み手を魅了する美しさがあります。まさに偉大なワインです。

カ・デル・ボスコは、イタリア最高峰スプマンテ「フランチャコルタ」の中心エルブスコ村に構える、フランチャコルタのリーダー的存在のワイナリーです。

現オーナーのマウリッツッィオ・ザネッラ氏の母が、週末の別荘地として土地を購入したのが始まり。当時、ぶどうは植えられておらず、カデルボスコ（森の家）と名づけられました。

1967年からぶどうを植え始め、徐々に栽培面積を増やしいきます。1971年、当時14歳だったマウリッツィオがブルゴーニュでバリックの勉強をしたことをきっかけにワイン造りに目覚め精力的に全体の指揮に努めるようになります。

以来、カデルボスコで造るスプマンテは瓶内二次発酵（シャンパーニュ方式）。バリックもピノネロとシャルドネ用はブルゴーニュから、カベルネ用はボルドーからと現地の流儀にならったフランス式となりました。

博士号をもつ二人の醸造担当者を始め、多数の優秀な人材が揃っています。近代的な設備が整った醸造所は人手をかけるところは、かけてというようなめりはりのある、合理的な設計がされています。非常に作業性の良いカンティーナをつくりあげています。トップキュヴェの「アンナ・マリア・クレメンティ」は名実共に、イタリア屈指の最高級スプマンテとして世界中から絶賛されています。また、国際品種から造られる「マウリッツィオ・ザネッラ」など、最上級ボルドーワインに勝るとも劣らない偉大な赤ワインも高い評価を受けています。