『ワインエンスージアスト2021』トップセラーセレクション世界第2位の実績！

ブルネッロの象徴的存在「ビオンディ サンティ」がリゼルヴァ用に使用していた特別区画「レ キューゼ」で造るスタンダードブルネッロです。前2016ヴィンテージが『ワインエンスージアスト2021』トップセラーセレクションで世界第2位（イタリアでは1位！）の実績を持つ、素晴らしいブルネッロ ディ モンタルチーノです！

マラスカチェリーやスミレのニュアンスなどのフルーティーな香り。バルサミコやミネラルの繊細な香りもあります。フルーティで中程度の酸とタンニンが見事に調和した味わいです。2017年は『ワインエンスージアスト』97点、『ワインアドヴォケイト』95点、『ジェームズサックリング』93点を獲得しています！

『ワインエンスージアスト』97点（2017ヴィンテージ）

「2017ヴィンテージのベストワインの1つである、この素晴らしいワインは、新革、森の床、香水のようなベリー類とメントールの魅力的なアロマで始まる。暑いヴィンテージの割には驚くほどフレッシュでバランスが取れている。飲み頃は2025年から2032年まで」

『ワインアドヴォケイト』95点（2017ヴィンテージ）

「レ キューゼの2017年ブルネッロ ディ モンタルチーノ（オーガニック認証のブドウを使用）は、アペラシオンでほんの一握りのエステートだけが一貫性をもって達成できるシルキーでエレガントなプロフィールを示している。これはブルネッロ全体が望む方向性だと私は思っているが、2017年のような難しい暑いヴィンテージにこうした成功例が見られるのは嬉しいことだ。野生の花やベリー、森の床など、シルキーで艶やかな味わいが特徴だ。生産量は15,500本。飲み頃2024-2044年（2022年2月）」

『ジェームズサックリング』93点（2017ヴィンテージ）

「2017年にしてはバランスと磨きがかかっており、統合された綺麗な噛み応えのあるタンニンがたくさんある。熟したチェリー、樹皮、軽いドライアースのキャラクターがはっきりと現れている。柔らかくなるのに時間がかかるが、すでに魅力的だ。有機栽培のブドウを使用。飲み頃は2022年以降（2021年9月）」

除草剤、農薬不使用の有機農法。10月上旬に収穫を手摘みで行い、収穫して30分以内に破砕。温度管理されたステンレスタンクで発酵（29度以下、天然酵母、18日間）とマロラクティック発酵。2000～3000リットルのスラヴォニアオーク樽で36ヶ月、軽くろ過を行って8ヶ月の瓶内熟成。生産本数は15000本。

「レ キューゼ」は、かつてビオンディ サンティ家が所有していた区画の名称で、同家のブルネッロ リセルヴァ用のブドウ栽培が行われていた特別な区画。ビオンディ サンティ4代目当主タンクレディは、息子の5代目当主フランコと娘のフィオレッラにレ キューゼを東西に分割して相続しましたが、フィオレッラの他界後、彼女の娘のシモネッタが東の区画の相続を受け、1990年、夫のニコロとともに新たに「レ キューゼ」としてワイン造りをスタートさせました。

現在は二人の息子、ロレンツォがブドウ栽培とワイン造りを行います。母木の選定（樹齢60～70年）は、ロレンツォの曽祖父にあたるタンクレディが行い、最高のサンジョヴェーゼ グロッソと言われるBBS11クローンを有すビオンディ サンティ家以外では唯一の蔵元でもあります。当初から農薬、化学肥料等の使用は一切行わず、温度管理は行うもののワイン造りは伝統的な手法によるもの。彼らのブルネッロ リゼルヴァはブルネッロとしては最長熟成で、収穫後10年を経た後にリリースされます。