生産者協同組合ならではの総畑面積3500haの中から最も条件の良い畑から良い房だけを選び、協同組合ならではのメリットを最大限生かし厳選に厳選を重ねて造られる特別な赤「カジョーロ」。最上級のワインを造るため、ワイナリーではエノロゴを中心として特別チームを結成。「特別な場にふさわしいワイン」として造られた、最高峰のモンテプルチアーノダブルッツォです。

厳選されたブドウだけで造るモンテプルチアーノの最高峰

最も条件の良い、トッロ村の標高130ｍに広がる南～南東向きの斜面地の畑に育つ、樹齢25～30年のモンテプルチアーノを10月下旬に収穫。長めのマセラシオンを行い、アルコール発酵後、マロラクティック発酵。その後18ヶ月間バリックで熟成後、さらに6ヶ月間ボトルで寝かせてからリリースされます。

ブドウのエキスが詰まった濃厚なルビー色と濃密でエレガントな果実味

力強い濃厚なルビー色の外観。香りは完熟果実のジャムとともに、カカオやバニラ、甘いスパイスのニュアンスが感じられます。時間とともに徐々に開いていくそのアロマからはスケールの大きさとともに、これからの熟成も感じさせます。

そして、その味わい。バリックで1年間以上熟成させたことで生まれる、力強く、甘みのあるアタック、モンテプルチアーノ特有の濃厚な果実感と密度の濃い、たっぷりとした芳醇な味わい。甘くなめらかなタンニンも心地よく、重厚ながらバランスのとれたエレガントな美味しさです。

各国のコンクールでも数々の実績

ドイツのフランクフルトで開催される世界最大級のワインコンクール「MUNDUS VINI」2010では、世界各国5883本の中から35本(うちイタリアは7本)のみ選ばれた最高金賞「GROSSES GOLD」を獲得。そしてカンティーナトッロは、ヨーロッパ年間最優秀ワイナリーにも選ばれました。

世界的権威として知られるイギリス「DECANTER WORLD WINE AWARDS」では10,000本近いワインから金賞に選ばれた中からさらに優れたワインに与えられる最高賞「インターナショナルトロフィー」を獲得！イタリアだけでなく、国際的にも最高級の評価をされています。

「リッチで満ち足りた味わい、素晴らしくドライなタンニンが深い赤色の心地よい熟れた果実の中にバランス良く溶け込んでいる。素晴らしいストラクチャーと余韻。偉大な凝縮感のある本物のワインだ」（DECANTER WORLD WINE AWARDS のコメント）

発展を続ける協同組合トッロ

カンティーナ トッロは、アブルッツォ州トッロにある生産者協同組合で、1960年に40の栽培農家が集まって設立されました。自分たちで醸造を始めたのが1962年、その後ボトル詰めを開始し、さらに自分たちの組合名を入れたワインの生産など徐々に進歩を続け、発展を続けています。 現在の組合員数は約1200、畑面積は3500ha、年間生産量は約1275万本にも及びます。

コストパフォーマンスワイン専門誌でイタリア最優秀ワイナリーに選出

イタリアでもっとも影響力のあるワインガイド、『ガンベロロッソ』が発行するコストパフォーマンスワインの専門誌『アルマナッコ デル ベーレベーネ2008』でイタリア最優秀ワイナリーに選出されたことにより、その知名度は一気に高まりました。『ルカマローニ』でも多くのワインが高得点を獲得するなど、驚異的なコストパフォーマンスで人気を博しています。