カンパーニャ州のカンピ フレグレイDOCで最大のワイナリー"カンティーネ ファッロ"の「デピエ ロゼ 」です。ブドウはピエディロッソ100%を使用。プロフィロキセラの土地柄で接木はしていません。ステンレスタンクで発酵と熟成を実施。桃やチェリー、バラのキレイなアロマ。フレッシュで柔らかくバランスが取れた味わいの辛口ロゼワインです！

プロフィロキセラで接木が必要無い土地柄

ビオロジック栽培で育てられたピエディロッソ100%

畑は火山灰による硫黄分の多い砂質土壌。活火山の影響で土の温度が高いために、プロフィロキセラで接木が必要無い土地柄です。ブドウはピエディロッソ100%を使用。10月の後半に箱に詰めながら手摘みで収穫。ブドウはソフトプレスされ、スキンコンタクトは行っていません。温度管理されたステンレスタンクで発酵と熟成。ボトリング後に最低2ヶ月の瓶熟成を行って出荷しています。

フレッシュで柔らかく、バランスが取れた味わい

クリアで安定したロゼ色。桃、チェリー、バラのアロマ。フレッシュで柔らかく、バランスが取れた味わい。

アペリティフに最適で、シーフード、アンチョビの料理、フリッターと良く合います！

カンパーニャ州のカンピ・フレグレイDOCはナポリの西、イスキア島を臨むバーコリを中心とした7つの町で形成されます。数万年前の噴火によって造られたカルデラ盆地に町が形成され、葡萄もこのカルデラの内側の畑で栽培されます。歴史のあるカンピ・フレグレイの葡萄は、1800年代にヨーロッパを襲ったフィロキセラからも身を守る事ができました。火山灰による硫黄分の多い砂質土壌、そして活火山の影響で土の温度が高い為にフィロキセラが死んでしまうのです。

カンティーネ・ファッロのオーナー、ミケーレ氏は3代目。カンティーナとしては、1926年に祖父のアンティモ氏が創業。畑は自社畑と契約農家と合わせて約50ha。カンピ・フレグレイDOCでは最大規模のワイナリーです。栽培する葡萄品種はファランギーナとピエディロッソ（ペレ・パルンモ）の2種類。ファッロの畑ではビオ・ロジックが実践され、平均樹齢は20年。中には100年を越える古木もあります。

全ての樹はアメリカ台木を使わない、まさにプロフィロキセラで、接木をしていません。まだまだ日本ではメジャーではないこのエリアですが、ギリシャから葡萄が伝わり、そして火を噴く山々が害虫から葡萄を守り、現代まで紀元前の歴史を残している数少ない産地です。