マルケの伝統的なヴェルディッキオ生産の中心地モンテカロットに位置する共同組合モンカロの「レ ヴェーレ ヴェルディッキオ クラシコ」です。樹齢8-30年のヴェルディッキオを100％使用。全工程を酸素に触れさせないよう不活性ガス環境下で醸造。特殊な酵母を用い低温発酵＆短期熟成を行っています。濃厚で繊細なアロマが広がる、クリアで溢れんばかりの果実味が魅力。骨格がありすぎず、品種特有の繊細な苦味も感じられる、ヴェルディッキオの全てが表現された辛口白ワインです！

全工程を不活性ガス環境下で醸造

アンコナ県モンテカロット、セッラ デ コンティ、カステルプラーニオ ロゾーラの畑で、砂と粘土を多く含む風化堆積した海底土由来の土壌。標高は250-430メートルです。樹齢8-30年でギュイヨ仕立てで栽培されています。収穫は手摘みと一部機械摘みで行っています。全工程を酸素に触れさせないよう不活性ガス環境下で醸造。圧搾後、低温静置にて前清澄します。特殊な酵母を用い低温発酵し、ステンレスタンクで短期熟成。不活性ガスで飽和された部屋でボトリングして、温度調整された倉庫での瓶内熟成を経て出荷しています。

クリアで溢れんばかりの果実味が魅力

輝きのある緑を帯びた淡いストローイエローの色合い。白桃、柑橘類、リンゴのフルーティなアロマ。ワインはフレッシュで香り高く、濃厚で繊細なアロマが広がる。クリアで溢れんばかりの果実味が魅力。よく感じられる酸味とこの品種特有の繊細な苦味も感じられる。骨格がありすぎず、ヴェルディッキオの魅力の全てが表現された辛口白ワイン。甲殻類や二枚貝の前菜やシーフードサラダ、脂ののった魚、バター風味のパスタやリゾットにも良く合います！

マルケ州内重要な3生産地に醸造所を構える共同組合

モンカロ社はイタリア中部、アドリア海に面したマルケ州にある協同組合で、伝統的なヴェルディッキオ生産の中心地モンテカロットにあります。設立は1964年で、所有する畑は約900ヘクタール。州内の重要な３つの生産地（モンテカロット、コーネロ山の斜面、ピチェーノの生産地）に醸造所を持ち、それぞれの個性を大切にしたワイン造りを行っています。

より自然なブドウ栽培と高品質でリーズナブルな価格設定

畑の改殖，収量制限、最新の醸造技術・設備の導入とたいへん意欲的、社長以下精力的にワイン造りに取り組んでいます。1980年からは徐々に有機栽培に着手、病害等と戦うのではなくそれらを防ぐ発想の下、より自然な方法で葡萄を栽培しています。イタリアワインの品質向上と海外へのアピールを目的としたB.A.V.Iイタリアワインコンクールで最多受賞を誇る、マルケ州で最も有名なワイナリーの一つ。価格が驚くほどリーズナブルなのも魅力です。

MONCAROワインを醸造する3つのワイナリー

モンカロ社は、在来品種栽培に最も適した地域に4つのワイナリーを所有しており、内3つのワイナリーで、モンカロブランドワインを醸造しています。

1.ヴェルディッキオ・ワイナリー - モンテカロット（Montecarotto）

マルケ州北部の比較的涼しい地域。モンカロの本拠地で、1972年に設立。約800haのブドウ園があり、その内約450haはヴェルディッキオ・デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコの畑になります。

2.コーネロ・ワイナリー - カメラーノ（Camerano）

コーネロ山の斜面に位置する冷涼な地域。ワイナリーは1990年に設立。モンカロが設備投資を開始して1995年にモンカロの所有となる。

188haのブドウ園があり、その内122haはロッソ コーネロDOCとコーネロDOCGのブドウ園になります。

3.ピチェーノ・ワイナリー - アクアヴィーヴァ・ピセナ（Acquaviva Picena）

マルケ州南部 アブルッツォ州との州境にある比較的温暖な地域。1965年に設立。1990年後半より協働運営後 1999年にモンカロの所有となる。約580haのブドウ園があり、その内約400haはロッソ ピチェーノ スペリオーレの畑になります。