アリアニコ好きの方に是非飲んでいただきたい１本！リピーター様続出のDOC「アリアニコ デル ヴルトゥレ」の中でも、特に火山性土壌の特徴が良く表現された複雑味とバランスの良さを兼ね備えたワイン。造り手のグリファルコも「これがバジリカータのアリアニコ」と自信を持ってオススメしています。

ワイナリーの一番人気。バランスの良さと火山性土壌の複雑味を兼ね備えた味わい

「グリファルコ」は、あのヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノの代表的造り手「サルケート」の創業者が、アリアニコに魅せられてバジリカータに移り住み創立したワイナリー。2004年創立とまだ歴史は浅いですが、創立前から何年もかけて土地の研究と先行投資をし、ヴルトゥレの高い標高と火山性土壌の特徴が良く表現されたワインを造りだしています。

この「グリファルコ」というワイナリーの名前がつけられたワインは、その名の通り一番の自信を持って送りだされるワイン。バリックとトノーで12ヶ月間熟成していますが、樽香はあくまで控えめ。フランボワーズやダークチェリーといった果実やスミレを思わせる花の華やかな香りが特徴的です。まろやかな味わいながら、キメの細かいエレガントなタンニンと火山性土壌ならではのミネラルがたっぷりと感じられ、バランスの良さと飲み飽きしない複雑味が見事に共存しています。

ベーシックワイン「グリコス」も素朴な味わいの大変美味しいワインですが、「グリコスでアリアニコの美味しさが分かったという人に、グリファルコをお勧めするとみんなグリファルコを飲んでくれるようになる」というほど完成度が高く、何度でも飲みたくなるような安心感があります。「これがバジリカータのアリアニコ」、思わず唸ってしまう味わいです！

トスカーナを捨ててまでアリアーニコの将来性に捧げた一家

トスカーナ、モンテプルチアーノの村で20年に亘りサルケートを運営してきた一家がその成功を捨ててでも行いたかったのは、サンジョヴェーゼに勝るとも劣らない高い酸を内包した葡萄アリアーニコと、その栽培に適したヴルトゥレの大地に惚れ込んだからでした。幾度と無くこの地を訪れ、5年の歳月の間、トスカーナのカンティーナまで農家より購入した葡萄を運び込み、実験と検証を行う中でますますその魅力に執りつかれると共に、この地での良質なワイン造りの確証を掴んだのです。

畑は4ヶ所に点在

現在所有する畑は20haで4箇所に点在しています。「マスキート」畑は樹齢30年の古木、標高450mに達します。「ジネストラ」畑は標高580mにあり石灰を多く含む凝灰質粘土。「ヴェノーザ」畑は平均樹齢10年、標高400mにあります。「ラポッラ」畑は最も標高が低く200m～250mの位置にあります。

アリアーニコ デル ヴルトゥレに特化したワイナリー

アリアーニコ デル ヴルトゥレのみを生産するワイナリーです。しなやかで滑らかさとフレッシュ感を持ちコストパフォーマンスの高いベーシックラインがグリコス。アリアーニコの持つしっかりとしたボディ感を楽しめる基幹商品のグリファルコに加えて、それぞれの土壌の違いを確実にワインに反映させた単一畑のワインがダマスキートとダジネストラです。